キリスト教と仏教の融合
私は実は、大学(東洋)で宗教哲学をやりまして、一通りの宗教について勉強しました。 海外の旅(7年生)でも出来るだけ現地の宗教と親しむようにし、平和行進ではあらゆる宗派の人達と一緒...
昔から待望される日中友好
私は一応、チャイナウォッチャーを自任しておりまして、中国語の勉強も続けております。 中国本土は一年半、台湾と香港は合わせて半年ほど旅しました。...
戦乱の清を逃れて
お清が特別な親交を結んだ中国人女性は上海出身の貿易で財を成した船団の長の娘で、その名を海光珠とします。 彼女の率いる一族が日本に亡命したのは、欧米列強がタッグを組んで北京まで攻め...
イギリス人を描かなければなりませんが
「親」の章に入りまして、一気に視野が広まります。こういう場合遠くの方から入るのが定石なので、イギリス イーストロンドンのメアリーに視界が移ります。 彼女の子ジョンは原爆を生き延び...
青年は荒野を目指す
これはけっこう聞く言い回しで、中島みゆきもよくこのテーマで歌っております。(「荒野より」はいいね) 私も少年の頃から宇宙に惹かれ航空工学科(高専)に進学し、NASAを目指してア...
In the name of ... (...の名の元に)
この言い回しは現代では圧倒的に In the name of Love が人気ですね。 女性シンガーソング...
無理な進歩は歪みを生ずる
我々人類は、これまでずっと進歩し続けて来ました。それは勿論良い事であって、これからもど...
どんな家庭を描けば佳き哉
いよいよ物語は佳境に差し掛かります。 ここからは第二次世界大戦の最後の核爆弾の犠牲檀に立つ家庭を描き出して行くのですが、それはキリスト教のサクリファイス思想の、云わば究極の奉仕と...
天国を 地上に作る 教え哉
多分このコンセプトは全宗派に共通かと思いますが、私が思いますに原始キリスト教と法華宗においてそのコンセプトは特に収斂され、実現的な力になっているかと思います。 この...
豊穣な 自給自足の 山の町
浦上は入江の奥の、海から河をいくらか遡った辺りの、けっこう急な山裾に開けた町です。 長崎の中心街とは小高い山ひとつ隔たっていて、僅かに平らな河口沿いに当時から路面電車が走って繋が...