真の動物福祉牧場を目指して

民主主義はいつ勝利するのか?

これまで色んなイズム(主義)を論じて来ましたが、とうとう人類が作って来たイズムの中でも最高傑作とされる、デモクラシズム(民主主義)を取り上げます。

これは読んで字の如く民が主の社会で、そこには特権階級も階級闘争も存在させないのが理想です。
例えどんなに貧しい人民でも社会の主としての権利を認め、それを侵害する事はなんぴとにも許されない。 正に今の中国とは正反対の社会です。

21世紀の世界は概ねこの民主主義で回っており、かつては社会主義の第二世界をリードしていたロシアも、一応は民主化して第一世界に加わったとされています。(これについては未だ未熟で、特権階級が幅を利かせてますが)

因みに第三世界と言われてるのは、政府がほとんど機能していない原始社会を差します。
現在では内戦で崩壊した国がこれに当たり、リビア、ベネズエラ、ソマリア、イエメン、シリア、アフガニスタンなど、旅をするのはお勧めできない世界はまだまだ地上に多く存在しております。

話しを中国の民主化に絞ります。
これは実に永く、ラストエンペラー博儀の改革(康有為、梁啓超らによる)から戦われて来ており、現代では香港でその盛り上がりが観られました。
清朝も共産党も同じ独裁王朝で変わりなく、民が主権を握らない限り第一世界の仲間入りは出来ません。
未だにそんな北朝鮮の金王朝みたいなのをのさばらせてるのは恥であり、それを自覚している中国人は国の内外でどんどん増えて来ております。

しかし民主派を弾圧する体制の暴力は恐ろしく、それについて書かれ本では自伝「ビターウインズ」が高い評価を得ており、最近の本では「暗黒中国からの脱出」もスリリングで読み応えがありました。 善良な市民が政治的主張のみによって投獄される社会は、暗黒中国という形容が相応しいでしょう。

香港での民主化運動とその弾圧は「チャイナチ」という本が詳しく伝えてくれ、香港の場合は未熟ながら育っていた民主の芽が摘み取られた形です。
まだ言論の自由は生きてますが、それも迫害(経済的、暴力的)を受けて苦しんでおり、法輪功が経営する「大紀元報」はとうとう閉鎖されてしまいました。

それでも若者達はナチズム(全体主義)に屈する事なく、亡命したり地下に潜ったりして戦いを続けており、彼等は第一世界の人間であるという自覚と誇りを決して捨てる事はないでしょう。

では、私たち真の民主を達成した日本人は、抑圧された15億もの隣国の人民に対して、どう手を差し伸べられるでしょうか?
私はそれを、歴史の闇を照らす物語を書くという手段で行いたいと思っており、本ブログで引き続きその物語を書かせて頂きます。(あくまで下書き的にですが)

新しい物語に入る前に、SYNの物語を一応完結させとこうと思うので、次回はまたラダックに舞台を移します。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る