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medium 冷媒探偵城塚翡翠

2020-03-29 | 読む

 

2020年本屋大賞ノミネート!
三冠 1位獲得!
「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇
「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング
「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。

彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。

しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、

事件に立ち向かわなくてはならない。

一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。

一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。

だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

 

 

以上アマゾンよりお借りした内容紹介です。

 

数々の賞を獲ったミステリということで、わくわく感大。

読了がけっこう前なので、埋もれつつある記憶をひっぱりださなくては

なりませんが(笑)

 

読み進めるうちに、ミステリに慣れた読み手なら、

作家先生なのでペンネームだとすると本名は・・・

翡翠ちゃんも表紙の絵とはだいぶキャラが違う、ということは

何か裏に潜んでいる感あり・・・

霊視で犯人を見つけといて、証拠あとだしの解決というのも

ミステリではあり得ない・・・

推理作家がいとも簡単に霊媒師を信じるか・・・涙女って・・

 

しかし、ラストは背負い投げの一本でしたね。

おもしろかったです。

 

翡翠ちゃんのキャラの変わり様に驚き、香月先生を

コテンパンにやっつけたところは爽快でした。

 

帯等にも書かれてある「すべて伏線!」

あの絵表紙の翡翠ちゃん、はじめラノベっぽくて合わないなと感じてましたが

これも伏線の一つかも。

 

「この謎解ける?」読者に挑戦!というまなざしですもんね。

あと「霊媒探偵」ってウソばっかり(笑)

 

そしてラスト、エピローグで、もう一回ひっくりかえされました。

 

 

 



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