追憶の夜想曲

 

 

夫殺しで裁判中の女性、彼女は素直に罪を認め検察側も

簡単に終わるであろうと予測していた裁判に、訳ありの弁護士が彼女の弁護を

かって出てくる。

昔、この弁護士に煮え湯をのまされた検事がここぞとばかりに乗り込んできて

一矢報いるべく法廷でやりあうことになるが、優勢と思えた検察側が

なんとラスト３０ページでドンデン返しをくらってしまう。

 

このラストには、被告人の女性が隠し続けた秘密や

辣腕弁護人のこの裁判に関わろうとした理由、真犯人はもとより

いい人面した或る人物の悪意や過去が盛りだくさんにぎゅぎゅっと詰まっている。

 

ここに至るまで２７０ページ分、小さな不可解や疑問が積もり積もっていただけに

このラストは気持ちいいです＾＾

３日分の便秘がすーっと解消した感じ？（笑）

 

それにしても、この殺人が起こる原因をつくった人物にはモーレツに憤りを感じる。

ムチャ腹がたつ！市中引き回しの上獄門の刑に処したい！

後半、ひょっとしてこの人怪しい？いやいやまさかね～いい人やし・・と思った自分の甘さに

喝っっっ！！

 

ちなみに、きょうはうちのマンションの消防設備点検の日。

火災報知機とか消火器の点検がありますが、うちに来た作業員の男性

羽生ゆづるクンを１０才ほど老けさせたようなソフトイケメン＾＾

いつもは勝手にやってちょうだい～って感じで放っておくのですが、今日に限り

いろいろと話しかけてまとわりついてやった（笑）

さぞ迷惑だっただろうが、顧客はていねいに特にうるさそうなおばはんを邪険にしては

いけない・・なんて指令は出ていないと思うが、気持ちよく世間話のお相手をしてくれた。

で、つい調子にのって　

「あなた、羽生ゆづるクンに似てるって言われたことない？」　と聞くと

　「誰ですか・・それ・・」

はーーっ、ウソやろ・・興味のないモンはこんなモンなのか。。

とりあえず、昨日はがんばって２時まで起きて彼の応援をしてたので本日寝不足気味。

深夜の開会式はパスかな＾＾；