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まち

2020-01-11 | 読む

 

尾瀬ヶ原が広がる群馬県利根郡片品村で

歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。

高校卒業とともに上京し、引越の日雇いバイトをしながら

荒川沿いのアパートに住んで四年になる。

かつて故郷で宿屋を営んでいた両親は小学三年生のときに火事で亡くなった。

二人の死は、自分のせいではないかという思いがずっと消えずにいる。

近頃は仕事終わりにバイト仲間と他愛のない話をしたり、

お隣の母子に頼まれて虫退治をしたり、町の人々に馴染みつつあった。

そんなある日、突然祖父が東京にやって来ると言い…。

じいちゃんが、父が、母が、身をもって教えてくれたこと。

 

以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。

 

新年早々、殺したり殺されたりと血なまぐさいのはイヤなので

好きなのですが(笑)

ほのぼの系のこちらを読みました。

 

「ひと」 「ライフ」 の三部作!?って思うくらい

よく似たテイスト、

この著者の持ち味、センテンスが短く、難しい言い回しもなく

漢字も最小限・・・と、お正月にはピッタリです^^

 

素朴な青年が、知らない町で少しずつ自分の居場所を

固めていく様子に、ガンバレ!っておばさんは応援してしまいます。

 

こんな性格の良い子に我が愚息も育って欲しかった・・とか

思いながら(笑)

 

多分、現実には都合よくこんな良き隣人や同僚に

恵まれることはないでしょうが、まあ~ここはお正月^^

 

気持ちよくサクサクって読ませていただきました。

 

言うなら一つ、トラウマをのりこえて消防士目指すって・・かい!?

短絡過ぎませんかね?!

 

うん、ま~いいっか。

記念すべき今年一冊目だし^^

 

 



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