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短篇画廊

2020-04-15 | 読む

 

米国を代表する名画家、エドワード・ホッパー(1882‐1967)。

作家ローレンス・ブロックは、ホッパーの作品は

「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、

ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編集を考えついた。

彼の呼びかけに集まったのは、スティーヴン・キング、ジェフリー・ディーヴァー、

マイクル・コナリー、リー・チャイルド…といった錚々たる顔ぶれ。

各々の個性を遺憾なく発揮した華麗なる文豪ギャラリーが、ここに幕を開けた―。

2017年アンソニー賞Anthology部門最終候補。2017年MWA賞受賞(L・ブロック作『オートマットの秋』)。

 

以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。

 

「歩道橋シネマ」を読んで、エドワード・ホッパーが気になり、検索すると

こちらの本に行きあたりました。

 

図書館の蔵書にもありましたが、やはり手元に置きたい気持ちが強く、

アマゾンでぽちっ!

 

 

こういう感じで、絵があり、著者の紹介があり

次ページから物語がはじまります。

 

少し読んで絵に戻り、又読み進めては、ページをもどり絵を眺める。

という幸せな読書体験を味わいました。

 

良い短篇というのは、押し並べて始めの数行で決まるものですね。

 

こちらの絵は、予定していた作家の辞退がありお話がついていないもの。

 

 

ローレンス・ブロックはこの「語られるのを待っている絵」に

読者自らが物語を紡いでほしい・・と語っています。

 

はい!語りたいです。

外出自粛の今こそ、挑戦したいな。。

 

お屋敷の家政婦目線で語るもよし、「家政婦は見た」的な・・

双子の妹(勝手に双子にしましたが)目線では、骨肉の財産争い・・

女性の後ろに控える愛人目線、不倫二重奏~♪

絵そのものが素材で、贋作をめぐるミステリにするか・・

なかなかおもしろいひまつぶしになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 



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