清水女次郎長の想い

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地元の市民、県知事、大学の建築専門家、知名人たちが「聖堂を残してほしい」と(第3回目)つづく

2020-07-29 12:38:51 | 清水教会
 地元市民たち、県知事、有名人たちが聖堂の価値を発見、マスコミに…
 
2017年になると、「聖堂の存亡」を聞いて、地元の市民:町内会、県知事、大学の建築専門家、知名人、日本家屋の建築専門家などが見学に来て、一様に「これは珍しく美しい、ゴチック様式の日本建築だ」と言い、特に川勝県知事は芸術関係に造詣があり、「この聖堂はぜひとも残してほしい」と言われた。
 
 テレビや新聞等マスメディアによる報道も多くなり、市民に広く知られ、ステンド・グラスの専門家が、「この聖堂のステンド・グラスは、現在では製造できない貴重なものだ」「内部の照明器具も、今は製造できないもの」など評価されるようになった 戦時中焼けずにポツンと残ったこの聖堂は「戦跡」としての価値が高いと、静岡平和センター関係者が、「平和教育の場として」、又、演劇関係者が<戦時中のことを朗読劇>をして見せたり、アーチ形天井の聖堂は「音響がよいから」と、音楽家が平和コンサートをするようにもなった。
 
怒った司教様・主任神父T師・忖度する信徒委員たちは
 地元の新聞社、テレビ局が押しかけ、有名人の映った映像がテレビで放映されたことについて神父・司教様は猛烈に怒り、2018年、司教が清水教会に来て告げた「マスコミや信徒ではない市民を絶対に入れないように。無断で市民が聖堂に入ったら、弁護士を立てて争う」と。
 司教様の言う通りにする主任神父、それに忖度する人だけで作った「信徒委員たち」は、司教の方針を徹底して守った。市民も信徒も、聖堂内部の写真を撮ってはいけない。撮りたいなら外側の広い道路の反対側から撮るなら許す…と。「開かれた教会を」ではなく正に「閉ざされた教会」…にした。
 
 2019年3月11日に大きな出来事があった。「市の平和行事、戦跡(聖堂)見学の市民が見学に来ることを知った(司教・神父様に忖度する)信徒委員たちが、聖堂に鍵をかけ、入り口付近に陣取って訪ねてきた子供を含む30人位の市民たちを、聖堂の中に入れないように押し返した。大騒ぎになっていた時、その日は祝祭日だったので、県外からも巡礼に来た3人の信徒が聖堂に到着したが、何人かの信徒委員たちが「聖堂には入れません…」と、中を覗き見ることさえ許さず追い返えした。
 
 2015年ころから毎年の「信徒総会」では、「聖堂を残すかどうか」が話題になっていたが、2019年3月の「信徒総会」では、委員たちは「聖堂については一切、話題にしないことに決めた。
 2020年2月の「信徒総会」では、信徒が「もう一度、話し合いたい」と言う意見さえ、途中で遮り止めさせ、その他の信徒の質問も信徒委員が大声でさせないようにした。その日、総会に出た若い信徒が、「チェッ! 梅村に忖度しやがって…」と声は低かったがヤジを飛ばしていたが、若い信徒は辛辣だ。
今どき、司教・神父・信徒委員が絶対的な権力で、一般信徒を押し殺すようでは、信徒はますます<絶滅危惧種>になってしまう。
 
 「信徒総会」が総会ではなくなり、わずか10人位の信徒委員と主任神父だけが言いたいことを言う。「神父・委員に賛同しない一般信徒は、総会にも教会にも来なくていいよ」と言わんばかりだ。
 と言うのも、2017年頃から「信徒委員になる人」は、司教・神父に忖度し「聖堂取り壊し」の人だけが委員に承認された。委員になるまでは主日のミサに全く来ていなかった信徒が「聖堂取り壊しに賛同すれば、即・信徒委員に」なった。現、副委員長もその一人で、総会の時に前年までの経過を知らないので、トンチンカンな答えが出てきたりして、みな驚いた。もはやお世辞にも「共同体」なんて言えない。そんな教会にしてしまったのは、誰なのか?
 
 それ以前の外国人の主任神父は、言葉が不自由だったが信徒の意見を聴いて集約していた。現主任神父は、一般信徒の話は全く聞かない。司教・神父に忖度する委員とだけと話し、ひたすら「司教様のお望み」だけを信徒たちに押し付けている。
 主任神父への信徒の小さな質問にも「信徒委員会に聞きます」と言う。主任神父が一般信徒の話を聞かず、信徒の家を訪ねることもせず、宣教にも興味すらなく、もっぱら日曜日のミサ後には献金などの計算をしている。
主任神父様の仕事って…何ですか? それでよいのですか?
 
 
 聖堂の西方:船越公園裏の池に「絶滅危惧種」の花(上の写真)と花のアップ     
                        
              
 

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2 コメント

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Unknown (フランシスコ)
2020-08-06 04:51:18
はじめまして。関西在住の信徒です。
聖堂取り壊し問題の記事、拝読させていただきました。
司教様や神父様が取り壊しを決定済みというお考えも記事から伝わってきまして厳しいものを感じました。
第2バチカン公会議から教会の刷新が叫ばれてそれは今でも続いていると思います。
古いものを壊して新しいものにするという流れです。
はっきりとはわかりませんがおそらくカトリックらしい聖堂を壊した跡に現代的な聖堂を建てるおつもりではないでしょうか。
今、教会からカトリックらしさが無くなっていっているように思います。
でもこれは自然にではなく意識的に司牧者が進めているように思われます。かなり過激な提案ですが教区に献金や維持費の納入をどうするかの駆け引きも必要になるかもしれないですしそうしないと対話にもならないように記事を読まさせていただいて感じました。
乱文乱筆お許しください。
Unknown (匿名)
2020-09-24 20:20:55
今は他教区からの巡礼者がミサに与ることは可能なのでしょうか?
せっかく遠方から訪れて、追い返されるのは悲しいので・・・。

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