2010年の夏に、山東省の一人旅を決行しました。その一部は、これまでのブログ記事で紹介してきました。今回は長島と呼ばれる島を紹介します。
長島は煙台市の北にある県で、30余りの島々があります。私は蓬莱から長島に渡りました。初日は快晴で、船の中から長島を撮影することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/19/f1ff3f351cd2525f435d415e6339864a.jpg)
現地では有名なリゾート地で、海水浴に訪れる観光客で賑わっています。私は静かな所を想像していたのですが、旅行シーズンの夏だったので、観光客の姿が多く見られました。また夏季は各民宿・ホテルが価格を吊り上げるので、あまりお得感もありませんでした。到着したばかりの頃は天気が良かったのですが、その後はあいにくの曇り空で、あまり泳ぐ気にもなれませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a6/e5445ee824bea14dd6f102eb75a1e751.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/46/e28690bd4db84d67c3c29a6668779139.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/37/148512b36eba1767d8b05f1baa62c1db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/30/b031a58755956abe4db2cb8afa59dd9e.jpg)
海岸では多くの中国人が、浮き輪等の遊具を持って海水浴を楽しんでいました。中国人はカナヅチが多いので、浜から離れて泳ぐ人はいませんでした。浜といっても砂浜ではなく、小さな丸石でごつごつしているので、痛くてまともに立っていられません。ずいぶん期待はずれなリゾート地でした。
夜は島内の民宿に泊まりました。日本の民宿とは異なり、本当に一般の住居です。私は女将さんに連れられ、とあるアパートにやって来ました。身分証の提示を求められたので、日本のパスポートを見せました。本当は外国人は泊まれないはずなのですが、別に構わないとのことで、泊めてもらえました。一泊の値段は確か100元(150元?)で、夕食と朝食がつきました。
女将と話したところ、この島を訪れる外国人は非常に稀だそうで、昔は外国人の立ち入りが制限されていたそうです。なぜかと私が聞くと、重要な海洋軍事拠点だからと言われました。急に日本が恋しくなりました。
夕食は島でとれた貝等の海鮮料理を、味付けもせずそのまま炒めたものでした。特に美味しいとも感じませんでしたが、このあたりの名物ですので残さず食べました。浜辺に行き日没を観察し、ぶらぶら散歩して民宿に戻ってくると、宿泊客が増えていました。武漢から来たおばさんとその娘で、しきりに何かケチをつけています。宿泊料金が高すぎる、メシがまずい、武漢の鴨頚(アヒルの首)の方がうまい等々、だったら旅行に来るなと言いたくなるような物言いです。女将が私に救いを求めるようにして、「うまかったろう、あんたぜんぶ食ったもんな」と言ってきました。私は「ハオチー、ハオチー!」とお愛想を言っておきました。
夜、私が眠ったばかりのころ、女将が武漢の観光客を案内してきたタクシーの運転手に、大声で電話をかけていました。お前が連れてきた客はごちゃごちゃうるさくてたまらない、といった内容です。例の観光客は夜の散歩中で、部屋にいませんでした。女将を慰めてやりたい気分になりました。
翌朝の食事はマントウに漬物といった、中国の庶民的な貧相な朝食でした。武漢の観光客は朝食をとらずに、さっさと出かけて行きました。
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夕食は島でとれた貝等の海鮮料理を、味付けもせずそのまま炒めたものでした。特に美味しいとも感じませんでしたが、このあたりの名物ですので残さず食べました。浜辺に行き日没を観察し、ぶらぶら散歩して民宿に戻ってくると、宿泊客が増えていました。武漢から来たおばさんとその娘で、しきりに何かケチをつけています。宿泊料金が高すぎる、メシがまずい、武漢の鴨頚(アヒルの首)の方がうまい等々、だったら旅行に来るなと言いたくなるような物言いです。女将が私に救いを求めるようにして、「うまかったろう、あんたぜんぶ食ったもんな」と言ってきました。私は「ハオチー、ハオチー!」とお愛想を言っておきました。
夜、私が眠ったばかりのころ、女将が武漢の観光客を案内してきたタクシーの運転手に、大声で電話をかけていました。お前が連れてきた客はごちゃごちゃうるさくてたまらない、といった内容です。例の観光客は夜の散歩中で、部屋にいませんでした。女将を慰めてやりたい気分になりました。
翌朝の食事はマントウに漬物といった、中国の庶民的な貧相な朝食でした。武漢の観光客は朝食をとらずに、さっさと出かけて行きました。
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