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プリアンプ考

2005-12-25 | ステレオ
 プリアンプを手放したのだが、それ以降、CDプレーヤーに直結で楽しんでいる。

 暫く聴いていて「前言」をひるがえしたくなった。

 やはり、この生々しい緊迫感は今までのプリアンプでは「スポイル」されていたのだ。
やはり、二世代前のプリアンプだった。

 自分の好みの音を出してくれていたのだが、今聴いているこの音は魅力的だ。

 古い機器をバカにするつもりはさらさら無いが、僕の場合は「バランス」に欠けていた。

今の再生音を以前と比べると、一番違うのは「雰囲気」だ。
緊張している雰囲気。
広さを感じる雰囲気。
汗がほとばしる雰囲気。

 この情報をスポイルしないプリアンプを、次回は選ぼうと思う。

 昔の機械に言いしれぬ魅力を感じる事がある。
なけなしの小遣いをはたいて買った、外盤のLPの封を開けた時の「香り」に似ている。
しかし、今、僕のCDプレーヤーに接続しても不満しか残らない。
 レトロな雰囲気を楽しむのも良いと思うし、実に魅力を感じる。
が、どうにも自分の傍に置きたいとは思えない。

 なぜか?僕は今を生きるミュージシャンの音に触れているからだ。
生演奏を浴びていると、そのミュージシャンの世界をかいま見る(気がする)時がある。
手を伸ばすと握手が出来る、そのミュージシャンを自宅でも感じる為に、今のCDプレーヤー直結は望外の結果だ。

この項、続く・・・。

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