音楽大好き

音楽を愛する人も好き

ライブハウス

2005-10-01 | ステレオ
 ライブに行った時に、オーディオに興味がある人達は、やはりその音にこだわる。
実は、ファンが一番厳しいのだが・・・。

まず、最低限「生演奏」が聞こえていなければならない。

条件として、
その「音源」がそれらしく聞こえていなければならない。
そしてその音源の音質が聞きやすければまず良しとする。
そして演奏家の「息づかい」が聞こえれば最高!

南青山にある有名ライブハウスに、行った友人はひどい目にあった。
予約していたのにもかかわらず、ミュージシャンがやっと見えるカウンターの端で、音も聞こえない場所を割り当てられた。
というのは言い方で、実際は定員をはるかに超える客を詰め込んでいたので、カウンターより中に入れなかったのだった。
その結果、勿論立ち見でしかも演奏が冷蔵庫の音に掻き消される程度のスピーカーしかなかった。

また、他のライブハウスでは客には良く聞こえてはいるが、ミュージシャンに取っては自分の声がPAスピーカーからしか聞こえない状況で歌っていたりする。

客にもミュージシャンにも居心地の良い空間を提供してくれるライブハウス。
僕の知る所では、新宿ピットインが一番と思う。
大きな所では、ブルーノート、スィートベイジル139、ブルースアレイジャパン、等がある。
この中で順番を付けるなら、
1.ブルーノート
2.ブルースアレイジャパン
3.スィートベイジル139
の順になる。
勿論、各ライブハウスの「かぶり付き」は問題ない。
ブルーノートは席を余り選ばなくとも、万遍なく音は聞こえる。
ブルースアレイジャパンはこの中では一番狭いが、PAシステムが貧弱で「音」が飛んで来ない。
「向こうの方」で、「鳴っている」感じしかない。
そう、一体感を持てないのだ。
これはつまらない。
スィートベイジル139は席によって低音が全くない場所がある。
1階の後ろ側は避けた方が良いと思う。
ベストは1段下がった席の辺り。

自分が関係したライブハウスにはアドバイスをしたりするのだが、言っている意味を理解でして貰えない。
ミュージシャンは「遠慮」して、客は「あきらめ」て、何も変わらない。

力関係でいびつな空間がはびこる。
ミュージシャンは小屋に気を遣い、客は見捨てる。

結果、一つのライブハウスが無くなる。

ライブハウスで経営が順調に行っている所は少ないと思う。
でも、頑張って欲しい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。