夏音

「なつのね」ぶろぐ

ジェネリック薬品について一言

2005年11月14日 21時47分57秒 | 雑談
今、病院に定期的に通っており、その際に薬局によってお薬をもらったりしており、
ちょっと身近な話題なのでジェネリック薬品について書いておく。

ジェネリック医薬品というのは特許が切れたことで、後発メーカが安価に製造
可能となった薬のことで、ユーザにとっては低価格で利用可能というメリットが
あるとされている。

でも、ジェネリック薬品の活用状況がいまいちということで、色々と対策案が
考えられているというお話。

後発品の普及へ処方箋変更 厚労省が薬剤費抑制案提示

今回議論に挙がっているのは処方箋にジェネリック医薬品を選択できると
いうことを明記しようというもの。
今、薬局に行ってもジェネリック薬品を選択できます、というポスターが
貼ってあったりするんだけど、処方箋に書かれた薬の特許が切れているのか
なんて情報はどこにも書いてない。もちろん、処方箋にも全然記載がない。
こんな状況でわざわざ薬剤師の方に「ジェネリック薬品ありますか?」なんて
聞くユーザが数多くいるとは考えにくい。

で、そんな状況に対して提案された案がこれ。

> 厚労省案では、処方箋に新たに「後発品へ変更可」「変更不可」のチェック欄を
> 設け、医師が先発品名で処方しても、「変更可」にチェックすれば患者は後発品を
> 選べるようにする。

選択可能かどうかが分かるだけでも大きな進歩かもしれないけれど、最も重要な
情報が欠けている.それは「価格」情報.

ジェネリック薬品の特徴が低価格なんだから、当然、価格情報は載せてある
べきだと思うんだけど、難しいのだろうか?
問題がないのであれば、この対応がまず第一だと思うんだが…。

もしかしたら、処方箋に書かれた薬をもらう際に違う薬局にもっていったりすると,
価格が違ったりするんだろうか?