夏音

「なつのね」ぶろぐ

Googleがオープンにしてるもの

2005年12月05日 21時13分56秒 | 雑談
既存ビジネスモデルの破壊者としても注目を集めるGoogleであるが,
IDCでもそれに関する報告を発表したとのこと.
『グーグル効果』が市場に押し寄せる--IDC、2006年の予測を発表
この記事を読んで手思ったことを少々.

記事の中身を簡単にいうと,「イノベーションのジレンマ」という本で書かれた
ジレンマを市場を牽引してきたトップ企業が自ら超えないといけない時代に入った,
ということ.言うは易し,行うは難し…ですが.(笑)

さて,同じ記事の下の方にオープンソースの話があって,最初,Googleが
オープンソース?と誤読してた訳だけど,まったく関係ない話だった.(^^;

で,このとき考えたのは,Googleがオープンにしてるものは何か,ということ.
すぐにGoogle Map APIなどの一部APIが思い浮かんだけど,それ以外がなかなか
出てこない.
学会論文とかあったっけと思って考えたけど,論文になっているもので有名なのは,
Google File System の論文があるけど,それくらいで,あまり耳にしない.

逆にオープンソースに積極的な関与を見せているIBMなんかは自らスポンサーに
なったりして,結構積極的に学会活動している.

もちろん,学会論文=オープンな企業,って訳でもないし,論文を出すくらいなら,
サービスを作ってユーザに評価してもらう,みたいなことをGoogleが考えてるのかも
しれないけど,論文活動とか見てるとGoogleって結構,閉鎖的なのかな,と改めて
思い直したりして….

ただ,それだけ.