YSSC2008

奈良県桜井市、吉野郡の木材関係者を中心に集まったシニアサッカーチーム

カリブ海紀行 10

2012年04月24日 22時24分40秒 | よしわの部屋

『 Yah men No problem  』 と、人懐こかったジャマイカン達に別れを告げ、僕らはロサンゼルスに再び戻ったんですが

 

空港で最初、職員の人達は親切に対応してくれてたんです。

『どこから来たの?』 という質問に 『ジャマイカから』 と無邪気に答えたら

突然目つきが変わって、大勢の職員に囲まれてました

そしてそのあと、厳しい手荷物検査が・・・・・

 

僕はその時、本場ジャマイカで買ったブルーマウンテンのコーヒー豆を持ってたんですが

麻袋に入った物は何か、と聞かれて、コーヒー豆だと答えたら・・・

有無も言わさず、ナイフでいきなり麻袋を裂いて、調べ始めたんです

 

麻薬が横行してる国から入国してきた、という事でかなり厳しくやられました

ただ、コーヒー豆をバラバラにしたまま、『もう行ってよし』 と言われた時は、またまた横山やすしバリに文句を言いまくりましたよ

結局、『すまん、すまん』 と、ナイロン袋を一枚くれただけでしたけど・・・

 

今度は預けてあった荷物を待ってたんですが

友人のはすぐに出てきたのに、僕のスーツケースは待てど暮らせど、出てこず

周りを見たら、僕と同じく荷物が無くなった乗客がチラホラ

これまた文句を言ったら

どうやらフランス行きの便に、間違って積んだらしい・・・

ほんまにやってくれるわ、エア・ジャマイカ

( スーツケースは、3日ぐらいしてから戻って来ました  )

 

僕らは元々、すぐに日本に帰らず、アメリカ本土でしばらくいるつもりだったので、よかったんですが

ジャマイカ帰りだったので、薄着のまま

その時のロスは、まだまだ肌寒く、着替えはスーツケースの中だったので、僕だけ我慢できずに、服を買うはめに

いらん出費で、参りました

 

ロサンゼルスでは、ディズニーランドに行ったり、その他もろもろ。

グレイハンドバスでサンディエゴまで遠征して、いろんなとこへ行ったり。

アメリカでは、それなりに楽しみました。

( 本場のディズニーランドにて。 実は僕は、未だ東京ディズニーランドに行った事がありません・・・ )

 

しばらくして帰国したんですが

今こうして23年前の事を書いてても、アメリカでの事はあんまり思い出せないんです

それに比べてジャマイカでの旅の事は、かなり鮮明に覚えてるんです

やはりそれだけ僕にとっては、インパクトがあったんでしょうね~

その時の周りの臭いまで、思い出しそうですもん

ただあの時、出来なかった事、行けなかった所はあるので、もし機会があるならまた行ってみたいですね

 

カリブの話を長々と書きこみましたが、みなさんどうでしたか

いつもの笑いネタとは違ったので、退屈させてしまったかもしれませんが、お許しください 

たまにはこんなのも、いいでしょ 

 

みなさんも機会がありましたら、ぜひジャマイカへ GO GO

もしそんなチャンスが訪れたならば、その時はぜひ、うちのチームの通称サイボーグと呼ばれる男が社長の 『濱観光』 をご利用くださいませ 

 

あなかしこ。


カリブ海紀行 9

2012年04月20日 17時08分19秒 | よしわの部屋

ジャマイカでいられる滞在日数が残り少なくなってきたので、あわただしい旅から、少しのんびりするために、またまたネグリルに戻る。

夜遅くに着いたが、前と同じコテージが空いていたので、そこに決める。

 

翌日は朝から、ジャマイカ便りを出しに郵便局へ 

わりとボロボロのPOST OFFICEだったので、日本に無事着くのか、少々心配したんですが

とりあえず着いてました 

ぼくらの帰国より後やったけど・・・

 

それから夕方までカリブ海を眺めながら、浜辺で寝ころんで読書&昼寝 

かなり時がゆっくり進むように、感じられました 

( 同じコテージで滞在してたラスタマン。ちょっと日本代表の長友に似てませんか )

 

夜はレゲエの野外ライブを観に行く 

夜中の2時過ぎ、ボブ・マーレーの姉ちゃんやったか、妹やったか、どっちか忘れたけど、とにかくその人が登場

会場は大いに盛り上がりました

 

ただ会場の端っこに行くと、やっぱり当時のジャマイカは

いかれた奴らばっかり・・・

見るからにヘロヘロになってて、危険極まりない

女性たちもヘロヘロで、僕は彼女らにズボンを脱がされそうになりました・・・

しかも暗闇では、彼らは顔が黒いからわかりづらく、急に出てこられて、ビックリ

( 日本のように、そこらじゅう電灯が灯ってないので、夜は暗いんです )

 

明け方近くまで観た後、帰って寝る 

翌早朝からまたまた泳いで、浜で寝ころぶ。

昼前に日本人の彼女達とお別れをして、再びモンテゴベイへ

 

いよいよジャマイカともお別れ

でもやっぱりエア・ジャマイカ・・・

出発予定が遅れて、夕方に・・・

( モンテゴベイの国際空港にて。 なんか田舎の駅みたいでしょ  )

 

とにもかくにもジャマイカの旅は、いろいろあって面白かったです。

かくして僕らはいったんロサンゼルスに行くわけですが

そこでまたまたトラブルが・・・・・

つづく


続・チェリーブラッサム

2012年04月19日 17時48分03秒 | よしわの部屋

この前は、吉野神宮の桜をお見せしましたが、今度は吉野山の今・現在の桜開花状況をお見せしたいと思います

花見に行くなら、お早めに~ 

今年も多くの方が、桜を観にいらっしゃってます

なんか桜より、人の多さに圧倒されますわ~ 

 

次回はカリブの話を書きます

もうそろそろ終わりかなあ~ 


チェリーブラッサム

2012年04月17日 10時19分59秒 | よしわの部屋

カリブの話から、またまた横道にそれます。

 

カリブの話でもたついてる間に、いつの間にか吉野でも桜が 

たくさんの花見のお客さんも、吉野にやってきてくれてます

下千本は満開、中千本も咲き乱れ、これからは上千本、奥千本と続きます

今年は開花が遅かったので、もしかしたら5月の連休あたりまで咲いてるかも

 

とりあえず、いつもの吉野神宮です。

みなさん、お暇な時に吉野へ、おいでませ 

ただし週末は、僕らも家から出られないぐらい、吉野近辺は大渋滞です 

あしからず 


カリブ海紀行 8

2012年04月15日 21時49分07秒 | よしわの部屋

キングストンでの夕食は、住宅街の地下1階にあったインド料理の店に行きました。

外から見たら、パッと見では店とはわかりにくい感じだったんですが、なんとなく高級感があって、料理も大変おいしかったように思い出されます。

( なんせ23年前のことだから、記憶もちょっといいかげんかも )

 

ところでジャマイカでは、コメの料理が案外多く、味付けもそんなに変なやつは無かったので、滞在中は食に関しては、困りませんでした

 

さて食後には、店の人がお薦めのコーヒーが出てきたんですが、これが絶品でした

それもそのはず、それはブルーマウンテンだったからです

 

ジャマイカでは、コーヒー豆の栽培が盛んなんですが、その中でも首都キングストンから1時間ぐらいの所にある、ブルーマウンテン山脈の中腹で作られる高級コーヒー豆の『ブルーマウンテン』は、日本ではあまりにも有名ですよね 

実はそこで作られた『ブルーマウンテン』は、約95%が日本へ輸入されてるんです。

その当時もそうだったんですが、たぶん今もそうだと思います。

( 僕の背後に見える山が、ブルーマウンテン山脈です )

 

レゲエが好きでジャマイカに来たんですが、コーヒー好きの僕にとっては、もうひとつの楽しみに出会えて、最高のひと時を過ごせました

だって香りが非常に高くて、しかも日本ではかなり高価なコーヒーなのに、そこではいくらでもおかわりし放題・飲み放題だったので

本場の味を堪能いたしました

 

翌日、マーケットでいろいろ買い物。

ボブ・マーレー資料館に行き、彼の偉大さを改めて認識。

その後、キングストンを離れ、オーチョリオスという所で滝を昇る。

『DUNN'S RIVER FALLS』 っていうんですが、みんなで手をつないで昇っただけなのに、結構興奮しました。

 

一応の目的が達せられたので、僕らは安息を求めて、再びネグリルへ 

つづく

 


カリブ海紀行 7

2012年04月12日 17時55分41秒 | よしわの部屋

僕らはいったん彼女達に別れを告げ、ジャマイカの東の内陸にある首都キングストンに向けて、車を走らせました 

その途中、いろんな物を目にしたんです

 

まず、走ってる車が案外、日本車が多かったんです。 それも中古車。

その中にはフロントガラスが割れたままで、走ってたのも何台かありました。

ま~あ、年がら年中暖かいから、いいのかもしれないんですが・・・

( 今にして思えば、雨降りの日は、ドライバーはどうしてたんやろう~ )

 

ジャマイカは以前、イギリスの統治領でしたが、その前はスペイン領だったんです。

途中、スパニッシュ・タウンという街を通ったんですが、志摩スペイン村で見るような街並みが、実際にありました。

その他にも、オーチョリオスとかスペイン時代の名残の地名が存在してました。

 

それよりなにより一番びっくりしたのが、山ん中を走ってた時の事。

銃を担いで行進をしてたジャマイカ軍の兵隊さん達に遭遇したんです

日本ではなかなか生で見かけることが無いのに、突然出会ってしまったものだから、二人ともあわててしまって、

『急に止められたら、どうしよう~』 『囲まれへんかなあ

と、変な風に思いを走らせてしまいました

なんて事なかったんですが

 

キングストンには昼過ぎに到着。

その日の宿を決めて、夕方には街をブラブラ。

さすが首都だけあって、人口も多く、都会でした。

ただしアップタウンとダウンタウンでは、ちょっと景観が違って見えました。

( 中央公園のボブ・マーレーの銅像前で )

 

ダウンタウンでは、これ以上一般の人は危険すぎるから入るな、っていうストリートが存在してました。

実際、その付近は他の場所よりも、警官の数が多かったんです。

実はその危険な場所には、有名なレコーディング・スタジオがあって、僕らは行ってみたかったんですが、あえなく断念

そのかわり、そのそばの広場で友人が占い師につかまり、かなりほめちぎられてました 

僕らが珍しいのか、まわりを大勢の人が囲んで、楽しそうにのぞいてました 

( 友人と陽気な占い師  )

 

夕食は、ホテルの人に教えてもらったアップタウンの住宅街にあるインド料理の店に行きました。

そこで食後に飲んだ飲み物がとてもおいしかったんですが

それについては、次回へ・・・・・・つづく


さみしいような うれしいような

2012年04月11日 11時24分23秒 | 審判部長のつぶやき

 

 

よしわ みなみさん 

いつもブログおまかせして すみません

3月は 卒業の季節です

安倍FCの子ども達 6年生も卒部しました

卒部会の日を迎えるごとに 

この日のために 今までやってきたなーって 毎年 実感します

いい写真がありませんがアップします

天気が悪くなり 最後は図工室でしました

 

12人の オチビちゃん おめでとうございます

いつか YSSCで 一緒にサッカーできたらなー

 

 


A hard day's night

2012年04月10日 17時05分47秒 | よしわの部屋

またまたカリブの話から、寄り道します。

 

この前の土日の連戦、みなさんお疲れさまでした 

それに日曜の夜のお花見も楽しかったです

( とはいうものの、あんまり桜を観てなかったような… )

 

新聞記者のお嬢さんが持ってきてくれた高知の酒もおいしかった

ごちそうさん

次回もまた、たのんまーす 

 

しかしわたくし、楽しい思いをした反動のせいか、身体中が痛いだけでなく、体調も大変悪うございます

というのは、日曜の夜、みなさんと別れて家に帰り着いたのが十二時半過ぎでしたが

いざ布団に入って寝ようとしたら・・・

またしても夜のしじまを切り裂くサイレンが・・・・・・・・

 

一瞬、『無視したろうかなあ~』 なんて考えたんですが、火事の現場が近所だったので、そうもいかず

結局、明け方までスッタモンダ

日頃の行いが悪いんかな~ 


カリブ海紀行 6

2012年04月07日 11時36分36秒 | よしわの部屋

さてジャマイカに来て二日目は、昼前にダウンタウンの銀行に行って、今度こそジャマイカン・ドルに換金したあと、レンタカーを借りることに成功

その当時、ジャマイカでは24歳以上でないと、レンタカーを借りれませんでしたが

友人が老け顔だったので、うまくだませました

 

ジャマイカは、独立前はイギリスの統治領だったので、日本と同じく、左側通行。

そしてレンタカーは、外国に来たのに、なぜかホンダのジャズという車でした・・・

ジャマイカの大きさは、だいたい四国と同じくらいで、移動するのに車があれば、事足りたんです。

 

クルマを借りれた事によって、そこらを歩けばやたらとまとわりついてきた連中から解放され、行動範囲が広くなりました 

あまりのうれしさに彼女たちを誘って、近くをドライブ 

その勢いで、夜はおまちかねのレゲエのライブを 

と行きたかったんですが、残念ながらディスコしかなくて・・・

 

翌日、彼女達はジャマイカの西のネグリルに行くという事なので、僕らも同行する事に

もちろん、運転手で

 

ネグリルでは、ホテルのそばのビーチで思う存分泳ぎ、夜はようやくレゲエ・ライブを観ることができました 

ここで、本当にカリブ海の美しさにふれることができ、感激いたしました

よく晴れた日は、海の向こうにキューバが見えるそうなんです

僕らがいた時は、あいにくそこまでの快晴にならなかったので、残念です

 ( なんとなく向こうに、キューバが見えそうでしょう  )

 

翌朝、僕たちはいったん彼女達と別れて、ジャマイカの首都キングストンに向けて出発します

 

しかし今続きを書きたいのですが、妹が下の子を我が家に置いて出て行ったので、子守をしなければいけなくなりました

なので

つづく


カリブ海紀行 5

2012年04月04日 17時07分15秒 | よしわの部屋

ジャマイカに来て、まずは最初の一歩ということで

ホテルでいったん休憩した後、お金をジャマイカン・ドルに換金しに行きがてら、僕らは散歩に出たんです。

 

するとほどなく黒人二人組が、陽気に近づいてきて、僕らが行こうとするところに、ずっと付いて来たんです

やたらと握手してきて、『俺たちは、これで友達だ』 などと、のたまってたんです

僕らも、『そんなに害はないから、まあええかー』 ぐらいに思って、適当に相手してたんです。

 

近道を教えてもらって、その通り山の中腹ぐらいにさしかかると

一気に大勢の連中に囲まれて、換金前のアメリカン・ドルを脅し取られたんです

僕は頭に来て、連中をどつきまわしたろう、としたんですが、友人が僕をつかんで、

『よしわ ここは日本と違うから、やめとけ  命あってのことやから、今は素直に引き下がろう

と言うので、仕方なくくれてやりました

 

出鼻をくじかれる事になったんですが、ただまさかの用心のために、財布にはほんとに少額のお金しか入れてなかったんです

実は二人とも、大半のお金を靴下とか、パンツの中に隠し持ってたのが、功を奏しました

だからナイフをちらつかされても、うまく逃げ切れたんです 

( ホテルの庭師のマービンと )

 

夜、彼女達の誘いで夕食に出かけたんですが、そこのレストランで不思議な光景に出会いました。

レストランの隅にあるレコード・プレイヤーのまわりに、多くの人がうずくまってたんです。

彼らに何をしてるのか、聞いてみると

地元の若者は、レゲエが好きでいっぱい聴きたいんだけれど、お金が無くて、レコードが買えない

だからここへ来て、お客さんの迷惑にならないようにするから、という事で店の主人に頼んで、おとなしく聴かせてもらってるとの事 

昼間にお金を脅し取られたけれど、なんか彼らがちょっとかわいそうになりましたね 

( 同じ連中では、ありませんが )

 

そのあと、同じホテルのお客さんに、ドラッグストアに連れて行ってもらい、酒を購入

彼女達と一緒に、憂さ晴らしのための宴会をして、ジャマイカでの一日目が過ぎたのです・・・

 

つづく