僕らはいったん彼女達に別れを告げ、ジャマイカの東の内陸にある首都キングストンに向けて、車を走らせました
その途中、いろんな物を目にしたんです
まず、走ってる車が案外、日本車が多かったんです。 それも中古車。
その中にはフロントガラスが割れたままで、走ってたのも何台かありました。
ま~あ、年がら年中暖かいから、いいのかもしれないんですが・・・
( 今にして思えば、雨降りの日は、ドライバーはどうしてたんやろう~ )
ジャマイカは以前、イギリスの統治領でしたが、その前はスペイン領だったんです。
途中、スパニッシュ・タウンという街を通ったんですが、志摩スペイン村で見るような街並みが、実際にありました。
その他にも、オーチョリオスとかスペイン時代の名残の地名が存在してました。
それよりなにより一番びっくりしたのが、山ん中を走ってた時の事。
銃を担いで行進をしてたジャマイカ軍の兵隊さん達に遭遇したんです
日本ではなかなか生で見かけることが無いのに、突然出会ってしまったものだから、二人ともあわててしまって、
『急に止められたら、どうしよう~』 『囲まれへんかなあ
』
と、変な風に思いを走らせてしまいました
なんて事なかったんですが
キングストンには昼過ぎに到着。
その日の宿を決めて、夕方には街をブラブラ。
さすが首都だけあって、人口も多く、都会でした。
ただしアップタウンとダウンタウンでは、ちょっと景観が違って見えました。
( 中央公園のボブ・マーレーの銅像前で )
ダウンタウンでは、これ以上一般の人は危険すぎるから入るな、っていうストリートが存在してました。
実際、その付近は他の場所よりも、警官の数が多かったんです。
実はその危険な場所には、有名なレコーディング・スタジオがあって、僕らは行ってみたかったんですが、あえなく断念
そのかわり、そのそばの広場で友人が占い師につかまり、かなりほめちぎられてました
僕らが珍しいのか、まわりを大勢の人が囲んで、楽しそうにのぞいてました
( 友人と陽気な占い師 )
夕食は、ホテルの人に教えてもらったアップタウンの住宅街にあるインド料理の店に行きました。
そこで食後に飲んだ飲み物がとてもおいしかったんですが
それについては、次回へ・・・・・・つづく