サバエブ食堂

一年250日旅暮しの根無し草
各地の食堂にご案内します

ポーラ美術館@仙石原

2008-12-07 | 関東地方
箱根のお宿はおいといて
とりあえず翌日に行った仙石原から紹介しますw

まずは日本屈指の個人美術館から・・・





<ポーラ美術館>

住所 神奈川県足柄下都箱根町仙石原小塚山1285

電話 0460-84-2111

時間 9:00~4:30

休み 無休(展示換え休みあり)



ポーラ美術館は先代の創業者である鈴木常司氏が40年余をかけて蒐集した美術作品
総数9500点の膨大なコレクションから成り立っている日本屈指の名品揃い

サバエブ自身は5回くらい来訪してます




上に建てたら50億で済むものを湿地帯の景観を守る為に地下へ掘り下げた為
建築費は100億を超えたと聞いています

入り口から地下1階に降りた所が受け付けで
そこからさらに下った地下2階から地下3階が展示室となった特殊構造

残念ながら展示室内は撮影禁止につき
手前の案内でご勘弁を



第一展示室は企画展を開催中

所蔵品&借り入れ作品での構成
佐伯の名品がすらっと並ぶ良質な企画を観れたのはラッキー



メインの展示室

なんと言ってもここのウリは常設の西洋絵画
19世紀フランス印象派やエコールドパリなどの西洋絵画400点は日本の個人美術館では最大級

点数だけじゃなく内容が素晴らしい
各作家のほとんどが秀作揃い

モネやセザンヌ、ルノワールにシャガールと
価格的に第一級の名品がずらりと並ぶ姿はまさに圧巻

ピカソの青の時代までありますぞ

続く日本人作家のコーナーも黒田清輝や杉山寧、岡鹿など
洋画、日本画を問わず名作ばかり

初めて来た時は驚きの連続でした

期間限定の「フジタ=小さな職人たち」もすべてポーラの収蔵品ですが
なかなか可愛くて小気味よい展示で幸せ~

実はFUJITAには目が無いほど大ファン
フランスのアトリエ&ランスの大聖堂も来訪済みなオタクw



ここは西洋工芸の部屋

今回は西洋の華やかな扇子の展示
女性には楽しい企画ですかね

細工が細かく彩りも鮮やかでとても綺麗でした




和工芸の収集も相当と見えていつも違う括りで企画してます

今回はヨーロッパが影響を受けたアジアという視点で構成してました
山ほどあるからなんでもできて学芸員さんはさぞかし楽しい仕事?

美術館開設当初は学芸員さんたちも
ここの収蔵品がいったいどれだけあるか判らんくらいあったらしいですw

40年に渡る収集とはいえどんな勢いで集めたんでしょうね?

地下に居ながらにして天井からの採光が入るとても優れた設計
この日は曇りで残念でしたが、晴れたらとても気持ちのいい空間

傾斜地をうまく利用した設計士の腕前は見事の一言
贅沢の埀を極めないとこんな建物できゃしませんっ/cat_5/}


残念ながら創業者&コレクションした当人は
この美術館の開館を待たずに亡くなられたらしいです

さぞかし見たかったでしょうね・・・



旅館で大御馳走を頂いての来訪につき
食事は取れなかったんですが、ここの食堂はなかなかイケてます

東京あたりのショボいレストランより数倍真っ当な料理を出しますので
旅の時間調整をして来てもいいかもですw

尚、ネット上の割引や周辺の割引チケットは100円引きですが
JCBカードの提示では200円引いてくれます、念のため。


ちなみに昨日の「ここは何処?」はここではありません
次回に紹介します



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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (トリコ)
2008-12-08 05:00:30
待っていました!美術館!

こんなに大きな 個人美術館があったのですね。
まったく知りませんでした、が、
とても興味深々です☆

いつか いってみたいです☆
返信する
☆トリコさん (サバエブ)
2008-12-08 08:55:25
是非行ってみてください

箱根は美術館の宝庫
他にもいいとこいっぱいあります

レンタカーで一泊二日でも足りませんよ~
返信する

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