今日は秋晴れ。いい天気です。
こないだなんとなくつけっぱなしの
ニュースショーを見ていたら筒美京平さんが
如何にすごかったか?をやっていた。
「木綿のハンカチーフ」のところでナレーション。
旅に出た男と別れる女性の‥云々と言ってる。
それを聞いて私はテレビ局スタッフの劣化を思う。
松本隆の歌詞の冒頭はたしかに
恋人よぼくは旅立つ・・ではあるけれども
これは就職するために東へ行く。
要は地方から上京するということです。
地元に恋人を残して。
そんなことは歌詞を読めば一目瞭然。
歌詞なんか全然読まないで
スタッフが台本を書いているんですね。
なんで旅に出た男といちいち別れるの?
って思わないのでしょうか。
「また逢う日まで」も別れの歌詞なのに曲は
明るいのがすごいとか。アナウンサーは言っていた。
これは阿久悠作詞の名曲だけども
最初は「「ひとりの悲しみ」というズー・ニー・ブーの
曲だったことは、もはや有名な話です。
「ひとりの悲しみ」の歌詞は別れではないです。
筒美さんはあくまでも「ひとりの悲しみ」に曲を付けたのです。
阿久悠さんは曲がいいのに何で売れないのか?と
悩んだ末に歌詞を変えて尾崎紀世彦に歌わせたのです。
誰にでも間違いや勘違いはあるけれども
公共の電波ですからそれはいけませんよ。
そんなこと気になってしまいました。
おしまい。