詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

カギバアオシャクをきっかけに。

2020-09-18 12:28:34 | 千駄記


昼になりました。
蒸します。朝夕はすっかり秋めいてきたのですが
今朝は少し夏でした。ムンムンします。

この4連休は覚悟して掃除しようかなと
思いますが、いっつもこんなこと言ってます。
しないんだろうな。

画像はLINEで送られてきた虫。
画像検索してみるとたぶんカギバアオシャク。
翅の端から端まで6~7cmくらいになる虫。
部屋にいたそうです。
視点を変えてみると
なんと美しい!
うわぁ気持ち悪りぃ!
やっぱり怖い!
と、人間の感覚の方が怖ろしいほど勝手なのです。

昔は毎週のように釣りに出かけていました。
鯛を狙うときの餌は海老に似ているプランクトンの仲間「オキアミ」。
キスやカレイを狙うときの餌はもっぱら「イソメ」。
私は虫が大好きではないのです。
ミミズとかムカデとかは特に。
イソメはミミズとムカデを足して二で割ったような生物です。
書いているだけでキモくて怖いわけですが
釣り餌だと思うとへっちゃら。頭は固いからちぎったり、
房掛けと言って大物を狙うときは何匹も鈎に刺したりして
大物が釣れることを夢に見るわけです。
フナムシも当たり前のように苦手ですがクロダイ釣りの
餌に使ったりする。
クロダイを釣るためなら平気で手で捕まえる。

つまり、何を言いたいのか。

人間はなんて勝手な生き物なのだろうか。
と、いうことです。誰もが解っていることですが
まったくもって勝手なんだな。

希少なものに価値をつける。
美しいものをありがたがる。
そういうものを崇める。
人を羨む。

つまりわたし。
まさにわたし。
やはりわたし。
なのです。


おしまい。




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