詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

『冬雷2021作品年鑑』自選合同歌集

2022-08-01 16:32:58 | 短歌情報

『冬雷2021作品年鑑』自選合同歌集

2022年7月28日印刷発行 編集発行人大山敏夫

 

すでに、恒例となっている冬雷短歌会の作品年鑑が発行された。

毎年書いているが、本当に頭が下がる。全439頁。

あとがきによると参加者は114名とのことであった。

全会員強制参加ではないところが、また好感が持てる。

参加者が100名を下回ったらこの企画を終了させるとの

申し合わせがあるそうだ。

 

この作品年鑑は冬雷短歌会の記録であり、すなわち会員各位の

生きた記録であろう。

 

 

 

大山敏夫「十年過ぎて」から固有名詞の光るうたを紹介する。

 

上福岡駅のあたりは十数メートル高みになるか仰ぎつつ行く

杉並木おほふ小ぐらきさまおもひのぼる烏頭坂ひと足ひと足

 

 

 

 

 

 


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