米国ロイターは、10月29日付の記事で、医学雑誌「Obstertrics&Gynecology」に掲載された、「灸治療が逆子治療に対して有効でない」と結論付けたスイス・ジュネーブ大学病院研究チームによる、ランダム比較試験の検証結果を紹介した。
記事では、212人の妊娠34週~36週の逆子妊婦を、無作為に灸治療群とコントロール群の2つに分け、灸治療群には週3回の灸治療を行い、出産時もしくは37週目の骨盤位外転術治療選択の際に胎児の位置が正常に戻っているかについて検証した研究結果について、灸治療群が逆子が解消されたのが18%、コントロール群が16%であり、そこに統計的な有意義差が見られなかった事が紹介されています。
日本では妊娠27~33週目位の逆子妊婦の鍼灸による治癒率は80%以上とのデータがあります。
上記の研究チームの妊娠34週~36週の逆子妊婦治療は遅すぎるのではないでしょうか?
当院でも開院以来2年間で4名の妊婦さんが逆子治療に訪れました。
4名全員が1回~3回の治療で胎児の位置が正常位に戻っています。
鍼灸治療といってもシンプルなものです。
鍼は鍉鍼を用い脾虚証、腎虚証、脾腎相剋の本治法。
灸は三陰交と至陰穴の灸のみです。
記事では、212人の妊娠34週~36週の逆子妊婦を、無作為に灸治療群とコントロール群の2つに分け、灸治療群には週3回の灸治療を行い、出産時もしくは37週目の骨盤位外転術治療選択の際に胎児の位置が正常に戻っているかについて検証した研究結果について、灸治療群が逆子が解消されたのが18%、コントロール群が16%であり、そこに統計的な有意義差が見られなかった事が紹介されています。
日本では妊娠27~33週目位の逆子妊婦の鍼灸による治癒率は80%以上とのデータがあります。
上記の研究チームの妊娠34週~36週の逆子妊婦治療は遅すぎるのではないでしょうか?
当院でも開院以来2年間で4名の妊婦さんが逆子治療に訪れました。
4名全員が1回~3回の治療で胎児の位置が正常位に戻っています。
鍼灸治療といってもシンプルなものです。
鍼は鍉鍼を用い脾虚証、腎虚証、脾腎相剋の本治法。
灸は三陰交と至陰穴の灸のみです。