yoyo独り言

日常の思いつくままを、
心の整理場所として・・

セネガル便り-58-

2007年10月07日 | セネガル便り
"紫シキブ" 庭に2枝だけ咲いていました。
今月の(9月)14日(金)から セネガルではイスラム教の行事「ラマダン」で 朝の5:40から夕方の7:15まで 一切飲み食いが出来ない時期です。これが約一ヶ月も続きます。胃腸の為には良いのかも知れませんが(休ませると言う意味で、仕事的にはそれこそナンクナンクで・・午後にいたっては夕方7:15を待って仕事にはなりません。 日本人的には耐え難い行事です。
「エンドー、ヤンギ ウォーロー?」 {エンドー、お前はラマダン中か?}
「ウァロー、マンギウォーロー」 {はい、私はラマダン中だよ}
「メルシー」 {ありがとう}(仲間意識で)
やはり、ここで生活している以上、私も同じようにしないと・・。
しかし 彼らは知っています。エンドーが嘘を言っている事を。それを知って 皆が許してくれている私は幸せ者です。私は陰で食事をしています。はぁ、これから一ヶ月も演じなくてはならないのは少し辛いです。
次の日も道行く人々が 「エンドー、ヤンギ ウォーロー」「ウォロー マンギウォーロー」と 同じ会話が続くのでは。 実はからかわれているのです。
以前、乾いた茶色い大地(写真)を覚えているでしょうか? 今セネガルは雨期で大地がこんなに緑になるんですよ。写真送ります。
おかげでこの地域では約半数の家庭がトイレが無く、雑草のおかげで隠れ蓑が出来、今では我が家の窓(右側)の傍でしているのです。
窓を開けたら、目と目が合って 「アッサラ・マリコム」「マリコム・サラム」と挨拶してしまうのです。
以来、雨期の間は我が家の右側の窓は "開かずの窓" になっています。
意味わかりましたか?