プルサーマル計画を憂慮する有志の会

愛媛県伊方発電所3号機におけるプルサーマル発電の問題を考える有志の会です。

愛媛県知事 原発停止を求める市民に会わず

2011年03月18日 | 日記
 我が愛媛県、中村時広県知事は勇敢な人です。日清戦争の頃の日本と日本人上昇志向の姿に心酔されておられます。

 そんな知事が、市民に対して勇敢であることも本日証明されました。本日、愛媛にある伊方原発に関する申入れを、某市民団体(「原発さよなら四国ネットワーク」さん)が行ったのですが、(以下、今日の「申入れ」に一市民として飛び入り参加された某友人Mさんからの伝聞ですが)「伊方原発即刻停止」を求める市民や市民団体に、知事が会おうとしなかったとのことです。

 対応した秘書は、手続きを経るよう要求するので、市民側はその手続きを済ませて会いに行っても、やはり「手続き」を行うようにと鸚鵡返しするばかりだったそうです。そうした押し問答が3,4回続き、怒号が湧きあがるなか、ガードマンが市民を「徒党」呼ばわりしたとか。

 中東及び北アフリカでは、「人権」、「自由」、「平和」を求める「民主化」デモが沸き起こっていますが、日本では、未曾有の原発災害(事故)を受け、市民が知事に面会を求めても、ガードマンに守られて市民に会おうとすらしないとは・・・さすが日清戦争当時の日本と日本人を賛美されている知事でだけあります・・・

P.S. 夕方のローカルニュースでは、「イデオロギーや政治的な背景のある場合には会っていない」、「市民団体とは会わない」と、のたまわれました。「イデオロギーや政治的な背景」があるからこそ、知事は知事となられたわけで、彼を支援する「政治団体」には、「イデオロギーや政治的な背景」は露ないのかも知りませんが、政治家である知事が、自分自身を否定するような発言を敢えてされるとは、なるほど知事は蛮勇をお持ちの人物なのかもしれません・・・。

P.S.2 私も是非、中村知事にお会いしたいと思っておりますが、中村知事、このブログをもし読まれましたならば(職員の方でも構いません、お伝え下さい)お忙しいとは思いますが、是非お時間を戴ければと思います。私は唯の一農民で、「イデオロギーや政治的な背景」は一切ありません。また、市民団体などには参加しておらず、(友人たちにアドバイスはもらってはおりますが)たった一人で「有志の会」をやってまいりました。勿論、たった一人でお会いしに参ります。どうぞ、よろしくご検討下さい。

P.S.3 当面の私の提案は、節電です。愛媛においても、関東と同じ輪番停電を行い、被災者の方々と万分の一でも痛みを分け合えないかと思うのです。伊方に、原発を押し付けている私ですが、その恩恵を受けて生活をしていますが、それだけに、この事故を契機に、生き方そのものを、生活を、変えていかなければいけないと思うのです・・・「節電」の目標は「総消費量の3割」です。3割の節電を1年続けたら、老朽化した原子炉から、1基づつ廃炉にしていきましょう。只、それだけです。それだけで良いのです・・・

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2 コメント

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Unknown (いの)
2011-03-18 21:46:24
私も今回の福島の事故を見て、これ以上炉の数を増やさない、『一か所作ったらその中に何個作っても同じ』、とかいう風潮や策謀が出てきたら速攻叩くぐらいしないと!
と思いました。父と祖母が四国に暮らしています。今回の事故で色々検索していてこちらに来ました。今、貧乏でお米が買って差し上げられなくてすみません。
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遅くなって申し訳ありません。 (ブログ管理者です。)
2011-04-02 12:24:47
 いのさん、コメント頂いていたにも拘わらず、返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
 いのさんの言われるように、今のまま原発政策を継続していくことには無理があるように思います。
 ご家族が四国に住まわれておられるなら、伊方原発についてもご心配かと思います。このような大事故が起こり、私としても、その危険性を無視したまま、何もなかったように暮らしていくことは、最早できません。何かが変わらなければ、変えなければという思いです。
 お米のこと、ご心配頂き感謝申し上げます。また、コメント有り難うございました。今後とも、拙いブログではありますが、宜しくお付き合い下さい。
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