訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

分離

2015-04-14 21:08:08 | 訪問看護
虐待ではないけど

高齢者が自己流のケアをする。
対象者(妻)が怪我をする。
虐待と判断される。

夫は
一生懸命なのだけど・・・
他の人のケアが不安でしょうがない
だから口を出す
でも出来ない。自己流
注意しても聞き入れない(理解できない)

体に傷がつく
擦り傷でも虐待と判断される。

入院を気に強制分離された。

夫は妻が何処にいるのか探し回っている。
泣き声で電話が頻繁に来る「死んでいるんじゃなかろうか」

「どうかジョジョさんに20万出してもいいから(20万なんてしません)
ジョジョさんに入居させるからって役所に言ってくれんかなあ」と。

夫は一生懸命なのだが・・・・
分離させられて・・・
もうしばらくの人生を長年連れ添った妻に2度と会えなくなってしまった。

分離させられる前に、どうにも出来なかったのかと悔やまれる

今、また
分離させられそうな夫婦がいる。2組

こんな思いはさせたくないとケアマネと努力するが
夫は意見を聞かず・・・

死にそうだったのでジョジョで預かった
3週間程度で少し活気が出て来たので夫は家に連れ帰った。
まだまだ不十分なのだけど・・・
2人の医師は反対したが家に連れ帰った。

それならサービスを、もっと使うように
ケアマネが言うが聞き入れない。
自分ですると言う。

先の分離された人は毎日2回サービスが入っていたけど・・・
それでも分離される羽目になっている。

強制分離
とにかく分離の二の舞はさせたくないのだが
自分で介護をすると言って人の言う事を聞かない。

ケアマネは頻繁に訪問している。

帰宅してから1週間。
夫は疲れたのかジョジョに素直にヘルプの電話があった。

何をさておき、すぐに伺う
強制分離の話をした。
とにかく事故になったら終わり
法的に許される分離がある。
そうならないように困った時は無理せずジョジョを呼ぶ事
そうしなければ2度と会えなくなる事もあると

それにはビックリしたようで
「分かった」と言ったのだけど・・・認知があるからなあ

夫たちに
一生懸命するのは良いけれど
妻の介護だけを生きがいにせず
何かほかの事にも生きがいを持ってほしい

そう
世間には法的に許される強制分離というものがある。
それをされると長年連れ添った愛しい妻に2度と会えなくなってしまうのだ。





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