ひまだ・・・・２

暇な時間こそ大切

ひまなので
看護師の訪問しているところへ顔を出すの２。

最初の状態がひどい時は自分で訪問していたが
それなりに安定したので訪問看護師にゆだね2年くらい経つ

徐々に衰退し
何時も「状態が良くない」と報告を受けている。
疾患が疾患だけに仕方ないと家族も理解していて
「出来るだけ家で」を希望されている。

「柴田さんが来ると何時も調子がいいので今日も良いかも」と
訪問する前から看護師が言う。

訪問すると本当に調子が良かった。

衰退してはいるが訪問中は笑顔で座位になり1時間程度過ごす事が出来る
家族は笑顔で「あの時はこんなに長いお付き合いになると思わんかったねえ」と話される。

だけど
その翌日、「呼吸が止まった」と緊急搬送

面会に行く。
会えないだろうと思ったが・・・元気だった
そして退院した

退院出来たから良かったけど退院できなかったら
あの時、訪問していなかったら
とても後悔していただろうと思う。

緊急時の為に病院が変わるかもしれない。
「だから訪問看護ステーションも変更」の話も出ている
（本当は最期までお付き合いしたいが世の中自分の思い通りにはいかない）

色んな意味で
暇な時間も大切な時間だと思った。

ひまだ・・・・

4月から

当直が週に2回になり
たった1回減っただけなのに
「暇だ。暇だ」と感じる

やばい…やばい・・・
仕事人間になってしまったか

あ～暇だ、そうだ
しばらく訪問していなかった家を
訪問しよう・・・と思い立ち
看護師が訪問している所へ訪問した
看護師も家族も利用者もビックリしていた

半年以上経つかも、利用者さんは「誰か、わからん」と言われたが笑顔だった
帰り際に家族の方が
「柴田さん、これ・・・」と植木鉢に植えたオダマキの苗をくれた

私は花が好きだから
庭の花を見て褒めたのだろう
私は、すっかり忘れていたが・・・
「あげようと思って」と準備されていた

2件目

難病の夫の所に訪問するのだが認知症の妻も一緒に喜んでくれる
腰が痛くて歩けないと言う認知症の妻だが
看護師と庭に出ると嬉しそうに歩きはじめた

とても良い笑顔だ

2件、突撃訪問したが2件とも喜んで頂いた
2件とも帰る時ずっと見送って下さる

ありがたい
なんて、ありがたいのだろう
訪問を喜んでくれている事が、とても嬉しかった

看護師に不満があれば認知症の利用者さんが笑顔になる訳もないし
家族の表情も硬いだろう
肌寒い外に出て見送るなんて出来ないはずだ


喜んでもらえる仕事をしてくれるスタッフに感謝する1日だった

分離

虐待ではないけど

高齢者が自己流のケアをする。
対象者（妻）が怪我をする。
虐待と判断される。

夫は
一生懸命なのだけど・・・
他の人のケアが不安でしょうがない
だから口を出す
でも出来ない。自己流
注意しても聞き入れない（理解できない）

体に傷がつく
擦り傷でも虐待と判断される。

入院を気に強制分離された。

夫は妻が何処にいるのか探し回っている。
泣き声で電話が頻繁に来る「死んでいるんじゃなかろうか」

「どうかジョジョさんに20万出してもいいから（20万なんてしません）
ジョジョさんに入居させるからって役所に言ってくれんかなあ」と。

夫は一生懸命なのだが・・・・
分離させられて・・・
もうしばらくの人生を長年連れ添った妻に2度と会えなくなってしまった。

分離させられる前に、どうにも出来なかったのかと悔やまれる

今、また
分離させられそうな夫婦がいる。2組

こんな思いはさせたくないとケアマネと努力するが
夫は意見を聞かず・・・

死にそうだったのでジョジョで預かった
3週間程度で少し活気が出て来たので夫は家に連れ帰った。
まだまだ不十分なのだけど・・・
2人の医師は反対したが家に連れ帰った。

それならサービスを、もっと使うように
ケアマネが言うが聞き入れない。
自分ですると言う。

先の分離された人は毎日2回サービスが入っていたけど・・・
それでも分離される羽目になっている。

強制分離
とにかく分離の二の舞はさせたくないのだが
自分で介護をすると言って人の言う事を聞かない。

ケアマネは頻繁に訪問している。

帰宅してから1週間。
夫は疲れたのかジョジョに素直にヘルプの電話があった。

何をさておき、すぐに伺う
強制分離の話をした。
とにかく事故になったら終わり
法的に許される分離がある。
そうならないように困った時は無理せずジョジョを呼ぶ事
そうしなければ2度と会えなくなる事もあると

それにはビックリしたようで
「分かった」と言ったのだけど・・・認知があるからなあ

夫たちに
一生懸命するのは良いけれど
妻の介護だけを生きがいにせず
何かほかの事にも生きがいを持ってほしい

そう
世間には法的に許される強制分離というものがある。
それをされると長年連れ添った愛しい妻に2度と会えなくなってしまうのだ。

褥瘡 久しぶりに 3

写真つけました

家族の方が
褥瘡だけでなく反応が「褥瘡になる前より良くなった」と
「良く話すようになった」と言われます。

嬉しいです。「豚もおだてりゃ木に上る」
褥瘡で介入して褥瘡以外で褒められるなんて本当にうれしいです。
褥瘡スケール仙骨はDuE6s8I9G6N3P24から
肉がどんどん盛り上がっています。家族の方にもわかる治癒の速さです。
6㎝のポケット取り残されそうで切開した方が良いだろうと思います。
もう少し軽快したら切開してもらいましょう。

お尻の褥瘡はｄ２E1s8i3g0⇒20日ｄ２e3s6i0,d2e3s3i0に分裂しました。
そして分離したd2e3s3i0は23日もうほとんどありません。
29日ｄ２e3s6i0も軽快し近じか終了するでしょう。



処置する前に写真撮ることをわすれ介入翌日にあわてて取りました。
仙骨から尻の褥瘡に向かってポケットがあります。
もう1㎜～２㎜で貫通しそうです。



不良肉芽はすっかりきれいになりました。
写真の撮り方に問題がありサイズが大きいように見えますが
縮小しています。

3月31日にはお尻の褥瘡は完治しました。
手の褥瘡足の褥瘡、尻の褥瘡は治り
あとは、この仙骨の褥瘡だけになりました。
DuE6s8I9G6N3P24 ⇒4月変わっていました。
ポケットも1㎝ほど浅くなっていました。
もしかしたら手術はいらないかなあ。って感じです。

神様に試されているのかな

どこまで耐えれるのか

週3回の当直と訪問看護と管理業務
う～ん・・・でも

嫌々ケアされるくらいなら
自分が・・・と思い
何時からだったっけ・・・
1月の終り頃からかなあ・・・
週3回の当直が始まった

まあ一応、重度の人ばかり
医療管理もある
正直いつ倒れるかと思いながら
仕事をしていたが
人間やれば出来るもんだね。

悪い事には良い事がついている。
私が昼も夜も働いているので職員は
「あんたが、してるのに何も言えんちゃ」と
誰もつらいとは言わず協力してくれた。

人間、辛い辛いと言いたいものだが
私の所では
辛い辛いと言う人はいない。
辛いと言う暇がないのだから
みんな一生懸命に働いてくれている

さあもう終わりと思った時
またまた試練の時が来た

当直者が出て来れない状況になった。
私は3日続けて当直
週に4回当直したのだ
2度とないと思うけど
良い経験になった

私は神の試練に合格したのか。

疲れていないと言えば嘘になるけど
やり遂げた達成感がある。

週に3回の当直とは今日でお別れです