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2012年11月17日。ヱヴァンゲリヲン:Q公開。(ネタバレ有り)

2012-11-19 19:12:22 | Weblog
公開初日の初回上映を見てきました。

普段はtwitterでつぶやいているものの、ネタバレで怒られるのも怖いので久しぶりにブログ更新。
だって、何を話してもネタバレになりそうなんだもの。
それくらいすごかった。いい意味でも悪い意味でも。


というわけで、これから先はネタバレです。未見の人は読まないことをオススメします。





----ネタバレ----





なんでしょうかこの感覚。
虚無感とか喪失感とか。でも面白かった満足感もある。それがぐちゃぐちゃになって混乱してる。
破ではみんなが幸せになりそうだったのに、みんな成長していた気がしていたのに。
進化しすぎて話が不幸に向かっている。見てて辛かった。
アスカが復活して号泣すると思っていたのに、当たり前のように登場して泣けなかった。

今回の映画はエンターテイメントとして楽しませるというのはあまり感じなかった。
話が途中で終わったからかもしれないけれど。
まぁ元々最終話と同時上映予定だったからね。

旧劇場版「Air/まごころを君に」を見た時の感覚と似ているのかな?
まぁとにかく鬱展開で、また謎が増えて、ストレスが溜まる。
しかもその描写がパワーアップしている。

ストーリーはTV版24話をメインとしたストーリー。
もう、カヲルが可哀想でした。あんなに待ってたのに、今度こそとか言ってたのに、結局何もできてないし。
それよりももっと可哀想なのがシンジ。破であれだけ自分の願いのために頑張ったのに、みんなも応援したのに、Qでは全否定。
しかも旧劇よりも更にひどく全員から拒絶。あんなの耐えられない。
そりゃカヲルに依存しちゃうよなーとか。でもそんなに依存してなかった気もする。
もっとイチャイチャするかと思ってた。そうなる前に現実を見せられたからかな。
そのせいでカヲルの存在感がちょっと薄かった気がする。期待しすぎてたからかもしれないけど。

まさかNERVが悪者扱いされているとは…まぁトップは十分悪者なんだけど。

戦闘シーンはすごかった!ぬるぬる動いてた。
けど使徒みたいなわかりやすい敵がいないんだよね…。
どっちも応援できないもどかしい感じ。

不親切な所もあると思う。
破とQの14年間に何があったのか、説明不足。とくにニアサードインパクトで何があったのか。
なぜミサトやリツコは生きていたのか。加持さんは?
今までシンジの視点で見てたからか、余計わかんない。破の予告とも全然違ってるし。加持さん出てこないし。
とにかく話が急展開すぎて、話について行くのに精一杯。
ていうか肝心のところを聞き逃してたし。エヴァに乗ると呪縛で外見が年を取らないとか。


色々書いたけど、でもこれがエヴァなんだよなぁとか妙に納得。
このモヤモヤした感じ、久しぶり。


ただ。
せっかくもう一度やるんだから、最後くらいはみんな幸せになってほしい。
基本的なストーリー展開は前回を踏襲している気がする。このままだとあの終末を迎えそうで怖い。
みんなが無理でも、誰か一人でもいい。精一杯生きて、笑顔で終わってほしい。
誰もが不幸みたいな鬱エンドはもういいよ…。

そんなわけで、Q、もう一度見たいです。
ていうか何度でもみたいです。あと何回見るかなぁ…。
長岡でもレイトショーやってくれればいいのになぁ。新潟まで行くか。

小ネタ①
ナディア音楽が使われていたのに吹いた。でもかっこよくて泣きそうになった。
冒頭でアスカが宇宙で戦う時と戦艦出発時の音楽です。
ナディアのサントラ持ってたので帰ってから聞いてみた。バベルの塔とN・ノーチラス号。
懐かしい…、けど今聞いても全然古く感じない。やっぱり鷺巣音楽ってすげぇ。
ネモ船長もいたしな!

小ネタ②
弐号機改がビーストモードになる時、アスカが「コードトリプルセブン」とか言っててちょっとがっかり。
パチンコの演出への配慮なのかな。できれば別のコードが良かった…。

小ネタ③
アスカがマリのことを「コネメガネ」と言ってたんだけど、「骨メガネ」だと思ってた。
映画見てる間意味わかんなかったけどもうそれどころじゃなかった。今考えてみるとおかしい。なんだ骨メガネって。

小ネタ④
エヴァスマホSH-06D NERVは劇中に出て来なかった…。残念。
戦艦のディスプレイに表示されるシステムはそれっぽかったけど。
ちょっとだけ期待してたんだけどな。まぁあの設定じゃね。元々NERVの官給品という扱いだし、敵となったリツコとかが使ってたら変か。
NERV側といってもゲンドウは使わなそうだし…。
そういえばタイアップ系アイテムも全然なかった。もはや普通の生活できてないしね。