さよなら、じいちゃん

久しぶりの更新です。

12月5日午前8時56分。

母方のじいちゃんが亡くなりました。
朝連絡があり、急遽会社を休んで病院へ。
もともと体調がよくなかったんだけれど、
入院していたわけではなく、突然の知らせでした。
享年91歳。長寿を全うしたと思います。
先ほど葬儀が終わり、ようやく落ち着きました。

じいちゃんは働き者で、とても優しくて、いつも笑顔でした。
そんなじいちゃんが大好きで、母方の実家にしょっちゅう遊びに行っていたものです。
ばあちゃんはちょっと口が悪かったけれど、とても仲の良い、おしどり夫婦でした。
母方の実家にはいつも愛情があふれていました。
親戚との仲が疎遠になりつつある世の中で、母方の親戚の結束力はとても強かった。
葬儀のときも、たくさんの人が参列してくださいました。
それもじいちゃん、ばあちゃんの人柄の賜物だと思います。

最近は体力の衰えとともにボケが進み、ベッドで寝ていることが多くなりました。
そのせいもあって、あまり顔を見せに行っていませんでした。
なぜもっと会いに行かなかったのかと後悔しています。
ごめんね。

ばあちゃんの命日が9年前の12月2日。
大学1年の冬でした。雪が降って寒かったのを覚えています。
あれから9年。
たった3日違いというのもなにかの縁なのかもしれません。

きっと今ごろ、天国でばあちゃんと仲良くけんかしていることでしょう。

3年前に米寿のお祝いをしたとき、うれしくて泣きながら挨拶したときの
じいちゃんの笑顔が今でも忘れられません。

きいじいちゃん、ありがとう。
そして長い間お疲れ様。
ゆっくり休んでね。

ちなみに今日12月9日は、父方のじいちゃんの誕生日です。
明日みんなでお祝いしてあげようと思います。

最後にこんな記事を紹介して。
先に臨終を迎えた妻と手を繋いだまま昏睡に落ちた夫が手をほどかれた30分後に臨終を迎える