寝ても寝ても が 続いた時、
いくら具合が悪いからと言って、ベッドの中に24時間いるのはイヤだったから
自室のベッドサイドのテーブル兼コタツに入りほっとカーペットのスイッチ弱でオンする。
TVを着けて見ているか見てないのか判らない程で音も聞く気にならなければ判らない程で音量は 7
しかも 大抵は、英語で字幕付きだから聞き流せて寂しさは無い。
大き目のクッションを敷き頭を乗せてコタツに脚を突っ込んで寝ている
この姿が トイレに行く時とキッチンに下りて、食事の用意をして運ぶためと、洗濯をするとき以外は、
朝から夜寝るまで・・・・・・全く同じスタイル
テレビはコタツの向こう側にあり、寝そべった時はコタツ右側とリビングボードの間の隙間から見える位置
したがって首は右向き
まずは 仰向けで寝て音だけ聞いてればいつの間にか眠りの中
そしてしばらく経って、首は右側で身体はまだ仰向け、
次に身体ごと寝返りをし、右に向かせてテレビを眺める
30分も見ていれば判るから もういいやと 身体ごとひっくり返って左側向きベッドカバーのタレを眺めてまた眠り
目が覚めると朝から同じ行動を何度も繰り返し、腰が痛い気がして、また寝返りを
確かに床はフローリングだけど、
その上にクッション性能のある裏地付き井草カーペットを敷いて、その上にホットカーペット&カバーカーペット
更にその上にコタツ敷きを敷いて私は寝ていたはずなのに
腰が痛いとか背中が硬いとか感じて、
ここ3日間は寝返り訓練中みたいなもんだった。
はぁ~~~ しかし 寝るって言うのは疲れるもんだ・・・・
で、
気付き点 発見
私の亡両親が特養施設に居た時、個室だったけど、
母が寝たきりになった頃は、いつもベッドの横の棚に表が置いてあって、
ふと見ると、それは細やかな24時間の管理指示が入れてあった。
その中に、AM 6時20分 右
6時40分 仰向け
7時 左
7時20分 右
とか 20分単位で書かれてあって、その横の空欄に丸印と担当者名が書かれてあった。
自分ではもう身動きできなくなっていた母の身体を気遣い、そんなにも 体勢を 変えてくれてたんだと感謝した。
おかげで、施設では床ずれ一つ出来てはいなかった。
けど、それから半年後、他の病院へ入院することになり、胃ロウの手術後3ヶ月母はそこに居た。
その間に、腰骨部分と足のかかとに床ずれが出来ていた・・・・
悲しかった。
自分がこうして、寝返り打つ自分に飽きていた頃になってようやく、母に対して、そのコマメな介護の大事さに気付くなんて
娘なのに、私は先に逝くだろう親に対して優しくなかったなぁと
今更ながら 感じてしまった。
「一日くらいゆっくり布団の上ですごしたいわぁ」
なんて罰当たりなこと考えていますが、さて調子が悪くて寝る段になったら
居心地の悪いこと。。。
人間ってホント、自分勝手な生き物のようです。
私も病院で母の床ずれを見たとき、大声を上げて看護士のいるのもかまわず泣いてしまったことがあります。
亡くなる十日ほど前のことでした。
寝て暮らすのが夢だったのに、こうして寝てばかりは辛かったわ(笑)
母の足の硬くなった爪をひとつひとつ切って居る時に、
背もたれしている母がじっと私の姿を見ているのに気が付いて泣いたことがありました。