数日前から風邪っぽくて、咳が出て一日仕事にならない。痰が絡みだるい。
それで、月末でもあるし客も少なく早く診てくれるので昨日はいつもの耳鼻咽喉科へ行ってきた。
投薬して貰った薬を丸一日飲んだのだけど、効き目が薄い気がする。
飲み始めてその夜には、熱が出た。
37℃超えると死にそうになる私が最近(ここ十年来)初めての熱。
もう、夕食を作る気も無く退社後速攻で茶の間に突っ伏してたのだけど、37,2度
動く気もない。
咳止めと痰を斬る薬は効いている気もするが、黄緑色の鼻汁は変わらない。
抗生物質飲んだのに熱出て症状悪化するか・・・・・?
それで、本日午後今度は行きつけの病院へ行く。
すると本日午後の内科の先生は白髪の見知らぬ爺ちゃん風な方。
私の説明を聞きながら、「ふ~~~ん、ふ~~~ん。じゃ、ちょっと胸と背中診てみましょうか」
聴診器をあてるのなんざ、手に震えがあるのか、私の魅力的な女体の胸に震えたのか、ほんの触る程度の聴診器感。
で、耳鼻科で貰った処方薬の一覧を見せて
私「抗生物質が効いてない気がするんです」
先生は「ふ~~~ん、これは何の薬かな?抗菌剤?」と言いながら薬の辞書?ぽいのを出して調べ始めた。
厚さ5~7センチはあろうかと言う辞書をめくり始め、しかも三冊!
いくら時間があっても足りないような・・・・
私と看護師さん堪りかねて
私「先生、あの ムコダインとフスコデはよく効くんですよ。それで抗生物質のスオードが効いてないと思うんです。ですからいつも下さるクラリシッド下さい」
看護師「そうそう、kikoさんの前回の風邪のときはこれですね。」
先生「あ~~そうね。頻繁に使いすぎて効かなくなっている薬があるんですよね。じゃ、クラリシッドにしましょう」
と、前にあるパソコンに向かい、薬の名前を一生懸命打つも、誤字ばかり打つので、パソコンが困っている。
だいたい、病院のパソコンはシステム化が進んでいるので、ムコダ まで三文字程度 打つとそれに関連する品名が連なって出て来るのだが
さすがに誤字は無理!「品目にそのアイテムはありません」とパソコンに叱られている先生
そりゃ ミコ・・・・・なんて打てばね・・・・
仕方ないので、「先生そこ、エム・ユ・ケイ・オ・・・・ です。はいはい、あ、それは ケイ・ユ・・・・・ 」てな調子でゆっくり言って。
先生「このパソコンおかしいですね。変換が」(単に誤字なので変換出来ないのですってば)
私「難しいですよね~日本語打ち出来ないと大変ですね~~(医者ってアルファベッドとか使ってて、ドイツ語表示じゃね?)」と慰めながら看護師さん(これも高齢)と目配せしながら。
それを品目ごとに打つ。
正式な品名を打ち終わると一日何回食後食前何回と指示する欄が出てきてそれを入力、何日分と表示すればOK
で、下の欄へ行く。
最後に「あ~~うがい薬いりますか?」
「はい、下さい」
「イソジンね、これを打てばおしまいね」
「イソジン 一本 終了 エンターね♪ あれ? エンターキー 押しても終了出ないよ?」
あれ、あれ と焦った先生手がうろたえている。
「先生、処方を打たないと出ないと思うんですが。一日適時に水で薄めて・・・・・」
「そうそう、 ハイ! それで エンターキー押してください」
先生「三日間飲んでみてまだ調子が悪いようなら、いらしてください。院長先生がおられますから」
そうね。 あなたよりは パソコン打つのも 早いかしらね・・・・・・・
私「どうも有難うございました。」
私、薬を指名して貰うさなんざ、歳を取ったのかしらと思いつつも、この先生よりはまだまだイケルわよとも
自信を持つのでありました。
面白い・・・と言ったら不謹慎ですよね。。。
看護師さんもよこで苦笑いしながら手を出すのためらっていましたわ(笑)
昔、こういう先生よくいましたけど、それって普通に「ヤブ医者」って位置づけてました♪