鳥と二人で墓参りする。kiko家のと亡貴子嫁ぎ先墓所へ
10時前車を走らせたとたんに雨が・・・午後から雨って天気予報言っていたのにもう?
まぁでも仕方ない。墓磨きするのに雨も手伝いしてくれると思えばいいか。 なんて親子して能天気
でも30分走って着いたら、お天気回復。暑い~~~~~~~~~~
あ、それでも今日はお墓に住人は居ないんじゃなかった?明日からご帰宅なのかしら?
kiko家の墓は、比較的新しいので水で、ブラシとスポンジで軽く拭いてあげるだけでキレイになった。
でも、側にあるおじさんのは私が生れて三、四歳の頃建てたものだから汚れどころか苔まで付着って感じ。
結局二人係でゴシゴシ格闘して30分で周りの除草剤後の枯葉の処理まで頑張った。
ろうそくを灯し、手を合わせ喋りかける私を見て、鳥
「まるで生きてた頃の親子喋りそっくりじゃん、アンタの口調(笑)」
だって、一人で来てもこうやって喋るもん。
「最近どうよ、母さん父さん、貴子は遊びに良く来てくれる?母さん、父さんとまた口げんかしてない?
こっちは相変わらずよ、仕事なかなか終わらんわ、それにおまけで孫の守りは疲れるねぇ~。
あんた達が居てくれたら少しは楽に私遊びに行けるのにさ。で、・・・・・」なんて いつもの事
ゴミの捨て場所、墓の掃除順とか鳥に覚えろと教えて、
さぁ、貴ちゃんとこへ行こうか
ここから15分、貴子ん家の墓所は厚狭川側にある菩提寺
キレイに回りは掃除してあり、義弟がよく管理しているのが判る。
お花を手向けて、線香を上げてまたちょっとお喋り
「貴ちゃん、どう、最近は。元気に暮らしてる?義父さんもお義母さんもスイミングとか通っているかしらね。
貴ちゃんもチビ犬の散歩サボっちゃダメだよ。健康のためにね」
なんて、また側で鳥に笑われた。
だって、死んじゃったんだって言っても、私の中では生きていた頃の仲良し家族だったんだもの。
話すことって、こうじゃない?
丁寧語使ったって、儀礼的会話したって意味無いよ。
貴子は貴子、父さんも母さんも私がこの世から消えるまで私の脳の中では親子で当たり前
ね、認知症だった母はずっと自分は私たちが呼んでた御婆ちゃんではなくて親や友達から呼ばれてた『秋ちゃん』だったし
私たちのお婆ちゃんお爺ちゃんは母さんの中ではずっとずっと『お父ちゃんとお母ちゃん』だった。
だから
私も いつまでも、家族同士の話をしようね。
12時半には家に帰り着く。
昨日は家の中の掃除三昧だったけど、今日は午後からゆっくりしよう。
明日は出勤。
ご両親も妹さんも KIKOさんとの久しぶりの逢瀬をさぞかし楽しまれたことでしょう。
石の像物なのに何故かお墓って良いですね。
ご先祖様は石の像物に手を合わせて大事に供養するなんてうまいことを考えたものですね。
生きているものが自分の心を静め落ち着かせる大事な場所なんだってこの季節にはしみじみ思います。