空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

見かけたこと

2010-04-26 08:14:32 | 日記
ちょっと離れたところにある造園屋さんへ行っての帰り見かけた光景がある
回りは畑や田んぼで、道路だけは整備されているところが山口県の特徴だが、
その道路沿いにコンビニが案外沢山並んでいる

こんな田舎のコンビニが流行るかどうかなんて思うが
どっこい、お百姓さんて兼業農家が圧倒的な地域も多いし、公的な交通手段なんてほとんど無いから
耕運機に乗って、コンビニにパンを買いに行ったり、年寄り夫婦切りの家なんかだと
小さなパックの惣菜や田植えや野ら作業の時のお弁当なんて、コンビニはすごく便利なのだ
しかも車で移動するのが当たり前の山口県人、仕事のレジャーに買い物にそのきれいな道路を走り回る
私も例外ではない
2,30分車で走るくらいはいとも簡単な作業だ

丁度、今日も20分ちょっと離れた造園屋へ走り目的のものが無くてしょぼしょぼ帰る時だったのだ

走っている右手に青を基調としたコンビニがあって、そこから青いストライブのユニホーム姿の若者が出てきた
それも、右手に長い取っ手がついたチリ取り、左手はやはり長い柄のホウキ

その青年が道路手前の歩道を歩き始めた
しかもそれが次の信号機手前まで20メートルあるだろうか、そこまで道路に目を配りながら歩いていた
そして信号機手前で立ち止まり、モクモクと掃き掃除をし始めたのだ
タバコの吸い殻や、紙類、そして最後は空き缶まで拾う

ここら辺は言ったように農業地帯だから、コンビニ客とは限らず
誰が落としたかも知れないゴミはあるだろうと思うのだが、それをモクモクと拾い掃除しているのだ
嫌がったりふてくされた様子も見せない若者、むしろ明るい表情だった

こんな田舎にあるコンビニであっても、さすが大手、教育の行き届いた事だと感心した
それも嫌がらずに通りすがる人が居れば「コンニチワ」と声をかけるのである
そして相手もそれに笑顔で返している


良い光景だなぁ
うちは教育に力を注ぐって過去あっただろうか
ご近所を思う心、お客様を思う心を教える事は、とても大事だ
そこで働く社員従業員にとっても素晴らしい経験になるに違いないのだが