Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

ステレオアンプ

2010年03月11日 | Weblog
G-Major2を買ったので、今、家では、Amp2台を使ってステレオで鳴らしています。ただし、3ch Guiat Amp HeadもDumble Overdrive Special Cloneも両方ともEffect Loopも持っていないので、以前に作ったEffect Loop InterfaceのStereo化を行いました。

まず3ch Guiat Amp HeadのInputに行き、PreoutからEffect Loop Interfaceの
Inputに行きます。その後、内部Bufferで低インピーダンス化と音量減衰を行った後、Effect Loop InterfaceのSend LからG-Major2のInput Lに、Send Rから
G-Major2のInput Rに行きます。さらに、Effect Loop Interfaceの内部では、Send LとSend RからDry Soundが分岐します。G-Major2のOutput L/RからEffect Loop InterfaceのReturn L/Rに戻り、各々Dry Soundと内部Mixerで合流した後、内部の増幅回路で信号を増幅した後、Effect Loop InterfaceのOutput Lから3ch Guiat Amp HeadのPowerinに、Output RからDumble Overdrive Special CloneのPowerinに繋がります。これで、3ch Guiat AmpからはDry+Wet Lが、Dumble Overdrive Special CloneからはDry+Wet RのSoundが出てきます。接続図は上の画像です。

Effect Loop Interfaceの回路はDumblelatorを参考にしました。ただしTubeではなくFETトランジスタです。初段の減衰Bufferから、4つの信号分岐を行います。Wet L、Wet R、Dry L、Dry Rです。これをL用とR用の2つの増幅回路で受けます。当初、受けのインピーダンスは220kでしたが、これだと高すぎて信号の回り込みが発生しました。これを68kまで低くしたところ信号の回り込みは発生せず、無事、
Wet/Dry/Wetの3Wayが出てくれました。
この機材ももともと回路テスト用で空中配線がひどいので、そろそろ回路を確定し、正式版を製作したいところです。

当初は、Mixerは使わず、G-Major2をシリーズ接続してましたが、せっかくのEffect Loop InterfaceなのでDryとWetの分岐、ミックスをやってみました。
G-Major2を接続する際、シリーズとパラレルのどちらがよいかは、なかなか悩むところです。両方を聞き比べましたが、Mixerを使ったパラレル接続の方がReverbやDelayの分離感がよく、より自然なEffectになります。ReverbとDelay中心ならば、やはりパラレル接続がよいと思います。Stereoの広がり具合もパラレルによる3wayの方がより強く感じられました。

一方、DetuneやCholusなどは、パラレルだとDry音とWet音が違いすぎてうまく混ざらず、別の機材が同時に鳴っているという感じになります。マニュアルにもPanやFilterを使用するならばシリーズ接続でと書いてありますが、DetuneやCholusについてもシリーズ接続が好ましい場合もあると感じました。Noise GateやCompも使用するならば、シリーズ接続は十分に有用であると言えます。

この辺は、CAEのDual Mixerのように、DetuneやCholusはシリーズで、ReverbやDelayはパラレルでというように使い分けがBestなのかも知れません。となると次はEclipsを買わねばならないのでしょうかw
一番良いのはMulti Effect側でAnalog Splitter/Mixerを内蔵した上で、G-Forceのように自由な接続マトリクスを持つことでしょうか。

本当は、Stereoなんて大げさだしMonoで組もうと思っているのですが、一度Stereoで鳴らすとなかなかMonoには戻れませんね。
実際、録画とかすると、Stereoの恩恵はそれほど感じられなくなるので、こだわる必要はないはずなんですが。



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