Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Stereo Dual Mixerの制作

2015年10月12日 | DIY Effector

YAMAHA SPX-90も買ったので、Rack Effector構築に目覚めてしまいました。ということでMixerの制作です。

元ネタはご存じCustom Audio ElectronicsのCustom Mixerです。こちらは Stereo 3 Channel Mixerを二つ直列につなぐものですが、今回自作したものは、Stereo 3 Channel Mixer二つ直列とStereo 5 Channel Mixerを切り替えられるようにしました。手持ちのStereo Effectorをどのように接続するかは、結構その日の気分(笑)でも変わってしまうものなので、選べるようにしました。

Circuitとしては、5V Regulatorと+-15VのDC-DC ConvertorでOpampを両電源で動かします。Input Bufferは4558で、その後のMix Circuitは5532です。回路的には特に特別なことはしてませんが、上述のStereo 3 Channel Mixerを二つ直列とStereo 5 channel Mixerの切り替えSwitchと各MixerでのKill Dry Switchを付けました。Kill Dryはその日の気分に合わせてW/D/WとW+D/D+Wを切り替えるためです。(本当なEffect側の調整も必要になるので簡単にはいかないが)

Jack関係は絶縁タイプを買いました。当初、Return JackはTransformerで接続してGround Liftさせようと思ったのですが、42TM08が一個400円で、ReturnとSendで10個必要で4千円もかかるので、今回はあきらめました。今後追加するかも。

あとすいません。上の回路図ですが、大事な点が抜けてます。電源の9VDCですが、そのまま5Vレギュレーターに突っ込むと熱がとんでもないことになります。実際には私は1N4007を3つを+側に直列で入れてます。これで7.2Vくらいにしてから5Vにしてますのでご注意ください。

さて、今回単身赴任先の盛岡で初めて自作しましたが、なんと線材がない!あわててホームセンターに探しに行ったけどちょうどいい銅線が売っていない。しか たないので工具箱にあった真鍮線とか鉄線で作ってます。本来ならばHifiにしなければならないMixerなんですが、いきなりCost優先な制作となってしまいました。まぁそれなりの音が出ればいいか。

各回路ごとに作動確認しつつ、ちゃっちゃっと完成しました。とはいえ苦労の割には音だしの感動はあまりなく、音質も可も無く不可も無く。 Mixerという性格上当たり前のことなんですが、この手の中間管理職的な機材はこんなものでしょうか。


おまけに、複数のRack機材をStereoで接続するためにPatch Cableをたくさん量産しました。おかげで休日がつぶれた(泣)しばらくはMogamiは見たくないです。



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