Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Behringer Xenyx 502の改造(エフェクトセンドの追加)

2014年04月05日 | Weblog

最近は、面倒くさい3WayはやめてSpeaker CabinetはAltec ER12Sが一発のCombo CabinetにしてG-major2はDIY 3Channel Guitar AmpのEffect Loopにつなぐようにしてました。
さてこれでSM57で録音と思いきや、出音だと悪くないのですが録音すると空間系がかなりいまいち。カラオケCDと一緒に録音すると特にいまいちさが倍増。

やはり録音ではエフェクトは後がけに限るのかと、配線をやりなおそうとしたら、しまった自分の持っているBehringer Xenyx 502はFX Sendがない!!安物買いの銭失いに後悔先にたたず、ということで改造決定!502にFX Sendを追加します。
ネットで回路図を入手するとそんなに複雑な回路じゃないことが判明。これならいける!ちなみに付属のBlock Diagramは入力部が間違ってました。

今回、FXSendはLine InputのJackを利用します。FX returnはChannel 2-3を使います。
ということで基盤を取り出したらC5,C6を取り外します。次にLine Input JackのTip,RingのSwitch端子を基盤から取り外します。これが結構大変で、半田吸い取り器でハンダをすいとったらラジオペンチなどで強引 に基盤から引っこ抜きます。結構無理な作業なので、無難にいくなら5つの端子の半田を全部吸い取って一度Jackを取り外すのも有効。なお、この作業をし ないとLine Input JackにPlugをささないと信号がGroundにショートしてしまいます。Dummy Plugという手もあるんですが。

次にXenyxの他の機種を見るとFX SendはPan Potの手前(回路図でいうとC46の直後)から分岐させてますので、それを真似します。自分の場合、基盤のPan Potの入力端子にリード線を直付けしてしまいました(笑)
さて、その次ですが、Pan Potから分岐させた信号を25kBにつなぎます。そこから出力を先ほどC5のコンデンサを外した際の跡の穴にはんだ付け、これで改造完了。あとはトップ パネルのCH2-3とCh4-5の間のスペースに穴をあけて追加した25kBを取り付けて、基盤、裏蓋などを取り付けて作業は終了。

502はチップ抵抗ばかりでなかなか改造する気がおきませんが、FX Sendの追加はそれほど難しくないです。あとはコンデンサ類のグレードアップなども流行っているようですが、面倒くさいのでこの辺で作業は完了。

Combo CabinetのAltec ER12SをSM57でオンマイクで。マイクの信号を502のCh1のInputに接続。そしてFX SendからG-major2に入力、G-major2からの出力を502のCH2-3に入力。502の出力をSonyのハンディカムのマイク端子に接 続、という配線でテストしてみると無事作動しました。やたー!

ってわけでさっそく録音してみました。カラオケCDとも馴染んでいるでしょうか。



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