Bicolore Scorpione

OFFICINE Yocchan
Feel ABARTH Magic!

復活!\(^o^)/

2012-01-19 16:23:54 | CAR

私には、一目惚れした車がある。

それは、フェラーリでも、ランボルギーニでもない。

残念ながら、アバルトでもない。

生産台数、12台。

天地がひっくり返っても、自分の物にする事は不可能な車。


あれは、今から約7年前の事。

高知県にある四国自動車博物館オープンミュージアム(2005.5)の時でした。
この博物館へ行くのは、この時が初めて。
当日は、フェラーリ250GTOが入館すると聞いて、それを楽しみに行きました。

外は生憎の雨。
オープンミュージアムの展示車の走行やエンジン始動は中止となり残念なイベントとなりました。

しかし、ある車の前で、その美しさのあまり金縛りにあったかのように動けなくなりました。

それは、憧れのフェラーリ250GTOでもなく・・・・・


アルファロメオ ジュリア TZ2



この博物館の代名詞と言っても過言ではない車。
パンフレットやチケットにも、その姿がプリントされてました。

展示されているTZ2(博物館所有)は、1966年のタルガフローリオでクラス優勝・総合4位に入賞した個体である。
生産台数わずか12台のTZ2は、見た目の外観はそれぞれ微妙に異なっているそうで、このTZ2はシャシーナンバーから推測すると、元々はクラッシュ炎上したTZ1を修復する際にTZ2に仕立てられた物の様です。

日本では、ここにある1台のみでした。

これ以降、TZ2に会いたい思いで何度かここを訪れました。


TZ2が掲載された雑誌のバンクナンバーを入手したり・・・・


少量生産のガレージキットが発売されると、この個体その物であるタルガフローリオ仕様(総合4位)のキットを入手したり。


しかし、ある時を境に、TZ2が博物館から姿を消しました。
チケットやパンフレットにプリントされる車もカウンタックに変わっている。
噂が噂を呼び・・・・ 私の耳にも「売却された」と言う噂が。

これだけの名車です。
常に「売って欲しい」というオファーが世界中からあったようで、その額も億単位のもの。

失恋にも似ようなショックを覚え、心にポッカリと穴が開いたような気分でした。


あれから数年の歳月が経ち、久々に博物館のHPを覗いたら・・・・・

年明け早々に、TZ2入館 の記述が!

売却されたかどうかは別として、これは嬉しい!

まだこの目で見た訳じゃないので、同じ個体なのかどうかは分かりません。

それでも、別れ離れになった恋人と再会したような気持ちになりました。

これは、近いうちに会いに行かないと。

誰か一緒に行く人居るかな???

いっその事、ツーリングを企画するか。

いずれにしても、四国山地の山越えがあるので暖かくなってからかな・・・・・

これでまたひとつ楽しみが増えた。\(^o^)/



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