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WEC7のデバッグツールをWEC2013に移植してみる

2014-08-01 00:03:32 | Windows Embedded CE/Compact
WECについて説明会をする機会があったので、

前回話題にしたCERDispをデモ用にWEC2013に移植してみました。


ライセンスをちゃんと調べてないので、

ソースコードは載せれませんが、

手順と変更ポイントだけ記載しておきます。


①WEC7のCERDispフォルダと、同じ階層にあるIncフォルダをコピーする。

 ⇒Incフォルダ内のcerdisp.hを使用しているため。


②適当なOSイメージ用プロジェクトを作成し、

 そのSubprojectとしてCERDispを登録する

 ⇒SubprojectとしてSourcesファイルを選択する。


③Sourcesファイルをいろいろと変更

 ・RELEASETYPEをLocalに変更
  ⇒RELEASETYPEについてはこちらを参照

 ・_ISVINCPATHとして$(_WINCEROOT)¥public¥common¥sdk¥incと
  $(_WINCEROOT)¥public¥common¥oak¥incを追加
  ⇒Yenマークは全角なので、コピペするなら気を付けて。
 
 ・TARGETLIBSにcoredll.libとws2.libを追加。
  ⇒それぞれのlibに、パスもつけてください。


④CERDisp.cppをいろいろと変更

 ・pkfuncs.hをインクルード

 ・タスクトレイ関連の処理を削除
  ⇒WEC2013ではExplorerシェルがなくなっているので。


意外とあっさり移植できちゃったりしました。

⇒まぁ、単純なアプリだし。


これがWEC2013に搭載されていない理由は、

セキュリティ的な問題かなぁ・・・。



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