こんなのできた!<3>

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2015/05/10 坪内稔典氏の講演 「 短歌的・俳句的 」

2015-05-10 20:23:30 | Weblog

坪内 稔典さんの講演 「 短歌的・俳句的 」


2015/04/29 の 奈良県万葉短歌祭 で坪内 稔典さんの講演があった。
坪内 稔典さんは
俳人であり歌人。甘納豆の句を1月から12月までを作られたが
その中の3月は有名。

 《三月の甘納豆のうふふふふ》 (坪内 稔典)



気さくな坪内さん。

短歌祭での講演なので歌人を持ち上げていた。
歌人と俳人を比較して
・歌人         
 前向き、上を向いて歩く 
 勉強家が多い
 きちっとした服装、短歌会では和服が多い
 真面目、堅実、前向きで姿勢正しく生きている

・俳人

 横を向いたり、下を向いたり、ある意味反発している
 勉強しない

・歴史をたどると 短歌はみやび、これに反発して俗になったのが俳句


《たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ》
 (坪内 稔典)


  「ぽぽのあたり」って、どこらへんなのと想像を膨らませてくれればいい。
  自分の作品を作者自身が言ってはならない
  読み手が生きいきと読んでくれればいい作品

・正岡子規は晩年は脊椎カリエスで寝たきりの生活だった。
 子規は「病気を楽しむ」と言い、実践した。
 80、90になって短歌を楽しむのは子規と同じ気持ちではなかろうか

・短歌
  七七の部分があり自分の気持ちが言える、あるいは言わないといけない
  きっちりしている  七七のある分だけでたらめにならない 
  ベストセラーが出る
   『みだれ髪(与謝野晶子)』 『サラダ記念日(俵万智)』

・俳句
  短いので自分の気持ちが言えない
  いいかげんさが必要  短いけど広い  読み方が限定できない

以上が講演のメモ。
坪内先生の講演はあながち歌人を持ち上げているだけとは限らない。
過去の記事を思い出し、
 2011/01/20 《枯枝ほきほき折るによし》 (尾崎放哉 ②-155)
 2011/01/25 勝負師になれないのは「A型」の宿命?
 2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 5-152)

A型・歌人・囲碁 と B型・俳人・将棋 には共通点、対比が見られる。

2日続きの餅つき
ちょっとした計算違いで、2日つづきの餅つきをした。




いつもの手順で2臼搗いた。


          NHK Eテレ
午後はうつらうつら。
その後


搗きたてを持って


姉宅へご機嫌伺い。


夕刻、畑の水やり。
【そらまめ】は 昔の味 になってきた。

    

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