男のおしゃれ&キャリア・コンサルタント

中高年の生きがいを探そう

NPO法人ネットプラザ長野

2006年01月31日 | NPO
FLASH講座
2月25日~3月25日の毎週土曜日 5回
9:30~16:00
ノルテ長野1F(吉田)
受講料:1万5000円
FLASHを使用したWEB用アニメーション作成技法
問い合わせ:NPO法人ネットプラザ長野
電話 026-263-6444

NPO法人長野県カウンセラー協会

2006年01月31日 | NPO
カウンセリングIN須坂
毎月第2木曜日(2月9日、3月9日、4月13日、・・・)
18:30~20:30
須坂市民会館
参加費:1回 1,000円
講 師:松本文男(NPO法人長野県カウンセラー協会理事長)
問い合わせ:後藤さん 電話:026-248-7422(夜)
090-4709-8603
 

松本文男氏は、長野県内外でかなり積極的にカウンセリング活動を進めている方です。私はお会いしたことはありませんが、一度はお目にかかってみたいと思っています。

長野県カウンセラー協会のホームページ

長野県カウンセラー協会

長野県カウンセラー協会の行うワークショップについては

ワークショップ案内


七転八起(3)

2006年01月31日 | 雑感
停車場は「ていしゃじょう」か「ていしゃば」か。

NHKの教育テレビでは、手話ニュースが放映されています。時々見ることがあります。もちろん聴覚障害者向けの番組です。耳の遠くなった高齢者にも便利です。

必ず画面の下方には字幕が出ています。この字幕は、すべて仮名(ルビ)付きです。この仮名を振るというのは、意外と難しい作業なんです。

話は変わりますが、視覚障害者向けには、点字化するという作業がボランティアで広く行われています。

点訳(点字に変換する。翻訳する)というのは、音訳です。視覚障害者の世界は文字というより、音の世界です。音すなわちひらがなで表現される世界です。極端にいえば、同音異義語もなければ漢字もありません。ひらがなもなければ、カタカナもローマ字もありません。我々も話しているときには、漢字であるか、ローマ字であるか、ひらがなであるか、カタカナであるか、英語か、韓国語か、中国語か、何も考えずにしゃべっています。

これを文字化するのが点訳ともいえます。話し言葉であると同時に、点訳されると書き言葉になるという、変則的な世界です。

同じようなものに、速記録というのがあります。これは速記文字あるいは録音された記録を文字化、文章化します。そのとき、適宜漢字にしたり、カタカナにしたり、書き言葉に翻訳します。同じ録音されたものを聞き取って文字化するときに、人によってはいろいろな書き方になり、必ずしも同じ文章にはなりません。

ところが、点訳の場合には、ひらがなしかありませんので、誰が文字化(点字化)しても同じになるのです。原則的に、点字はすべてひらがな(及び記号、数字、英字)で表現します。

TVでは、誰かが話したものを文字化し漢字にはルビを振るという作業ですので、漢字の読み方は、すでに決まっています(しゃべったとおりにふりがなを振ればよい)ので、誤用以外は、はっきりしています。

小説などを点訳するときに問題になるのが、漢字をどう読むかということです。作者は、小説書くとき漢字を使いますが、読み方までは指定していません。

停車場は、ていしゃば か ていしゃじょう かということです。

書かれている漢字を目で追っていくときは、どう読むかはあまり意識しないで読み進んでしまいます。しかし、点訳をするときはどちらかに決めなければいけません。

ていしゃば  路面電車など比較的小さな停車場をイメージできます
ていしゃじょう 屋根付きの大きな停車場をイメージできます

どちらがよいかは、文章上で判読できる場合もありますし、どちらともとれる場合もあります。

字幕の場合も、点訳の場合も、漢字をどう読むのかというルール作りは、骨の折れる作業になります。

我々が使っている言葉というのは、結構あいまいに使っていて、実用上はそれほど困らないということなのかもしれません。

あまりルールを厳格に適用すると不自然な時がありますし、あまり融通をきかけすぎますと、統一が取れなくなってしまいます。ルールに関しては、それぞれの媒体ごとに(放送局、出版社、通信社など)用字用語辞典という形でルール化されています。



七転八起(2)

2006年01月30日 | 雑感
ら抜き言葉の続きです。

「見られる」「食べられる」を「見れる」「食べれる」などというのを、ら抜き言葉、ら抜き表現などといいいます。

一般的にいうと、「見られる」は書き言葉、「見れる」は話し言葉といってもよいかもしれません。しかし、若い人では両者の区別はなく、どちらも「見れる」というケースが多いようです。

というより、可能の表現(見ることができる)の時は「見れる」以外思い浮かばないということかもしれません。それでも、尊敬の表現の時は「見られる」と使うでしょう。

ある国語学者が、ら抜き表現は文法的に正しくない、自分が使うなんてことはあり得ないと思っていたが、ある時会話の中で、ら抜き表現をごく普通に使っている自分に気づきがく然とした、といったことを記しているのを見ました。

また、言葉づかいには非常に気にする日本経済新聞社で、雑誌の見出しにら抜き表現を使ったということで、新聞にまで掲載され話題になったのが数年前だったと思います。

それくらい、一般的になっているといえますから、ら抜き表現、ら抜き言葉は市民権を得ているといってもよいのではないでしょうか。

ところが、テレビを見ていると気づくことがあります。

最近は、特にニュース番組では、画面の下の方に文字が流れることがあります。インタビューをしたときの発言などが字幕で表記されます。

聴覚障害者向けですが、耳の聞こえにくくなった高齢者、日本語がよく聞き取れない外国の人など、意外と多くの人に役立っていると思います。

この時に、発言者が「見れる」などとら抜き表現を使っているにもかかわらず、文字では「見られる」と正しいく(?)表されています。

元々字幕の部分は、スペースの関係上できるだけ少ない文字数で表現されることが要求されます。発言者の内容と違っている場合は、簡略された表現をとって圧縮されていることが多く、しゃべっていないにもかかわらず文字を追加しているのは、ら抜き言葉の時の「ら」だけです。

このことは、何かしっくり来ないとろこがあります。

言葉が先か、文法が先かといえば、当然言葉が先という考え方があります。一部の人が使うのであれば別ですが、日本語を話す人の大部分が使うとなれば、文法的にどうのこうのいうより、実情に合わせるということも大切かと思われます。

少なくとも、本人が話している通りの表現を尊重することも大切ではないでしょうか。

とはいうものの、話し手が時々ら抜き言葉を、時々普通にしゃべったらどうするか、などということもあるので、・・・・・・

文章では、何度も校正の機会があるので、統一も可能ですが、必ずしも理路整然としゃべるわけではないケースにどうするかとなると、困難な点があることは理解できますが。

「知ってますか? 信州のこんなコト!」

2006年01月30日 | キャリア・コンサルタント
「知ってますか? 信州のこんなコト!」~あなたの信州もの知り度、教えます~

2月4日(土) 16:00~17:00
長野市 平安堂長野店3Fカフェぺえじ
講師:加瀬清志(信州観光文化検定協会代表、放送作家)
参加費:1000円(飲み物、菓子、「信濃の国・名所名物スゴロク」付き)
申込先:026-228-8462

今年から始まる、「信州検定」に関連する催し物かと思われます。

長野県県民手帳(信濃の国)と信州検定


信州検定については次のホームページを見てください。

信州検定公式ホームページ




七転八起(1)

2006年01月28日 | 雑感
四字熟語で思い出すことがあります。

前の会社での採用試験のことです。漢字の読み方と意味を問う課題がありました。
受験者は、教員志望の皆さんです(大学を卒業しています)。

問題は 「七転八倒」 というものです。

この正解率が、とてつもなく悪かったんです。ほとんどの人は、これを「ななころびやおき」と読んで、意味はというと「何度失敗しても立ち上がること」としていました。

20人~30人ぐらい面接しますが(口頭試問です)、判で押したように上のように答えます。何も答えられない人は当然いません。

わずかの人は、「しちてんばっとう」又は「しってんばっとう」と正しく読むのですが、意味はというと「何度失敗しても立ち上がること」という人がほとんどです。

読み方、意味共に正しくいえる人は、1~2名といったところでした。これは数年出題しましたが、状況は全く同じでした。

「しちてんばっとう」又は「しってんばっとう」というのは、「お腹が痛いときなど、苦しみで転げ回わること」ですが、今は、そんなこともないのかなと言っていたものです。時代劇であったり、昭和40年代であれば、ごく当たり前の姿であったはずですが、時代が変わったものだと思ったものです。

ところが、新卒(大卒)の場合は正解率が悪かったんですが、中途採用の場合は、様子が違うのです。つまり、ほとんどの人が正解します。

年代によってこれほどはっきりと、正答と誤答が逆転するのには、ビックリした覚えがあります。当時で、正当と誤答の境目は、30歳ぐらいだったと思います。この年代を境に、大げさにいえば、文化が違うのかもしれません(学校での教える内容が変わった時期かもしれません)。

話題その2
漢字の読み書きで、誤答の多いものに「にいがたけん」の書きがあります。長野県の隣が新潟県ですが、これが正しく書けません。「潟」の字が書けません。

「潟」のに字は、3つの関門があります。
1.臼の字が正しく書けない
2.臼の下に長い「一」の字を入れてしまう
3.4つの点を「場」のようにしてしまう
この3つの関門をすべて、クリアして初めて正しく書けるので、3つのどこかの団塊で間違えるので、誤答率が高くなってしまうのです。

教員志望の学生の採用試験のおり、専門学校の学生、予備校の学生などに確かめましたが、私立大学の文系を希望する予備校生はほとんど間違いなく書くですが、それ以外の人の正解率は異状に低くなっています。

更に興味深いのは、学歴にはほとんど関係ないということです。あるいは年齢にもほとんど関係ないということです。

中学生、高校生、大学生、あるいは教員志望の学生、もっといえば、国語の教員志望の学生でも、ほとんど同じ位の正答率です。1~2割の人しか、正しく書けないのです。

新潟県に住んでいる人からの手紙をもらう機会も多いのですが、半分ぐらいは、正しく書けていません。

話題その3
ここ2年位前に、高校を卒業する人にも大きな変化が出てきています。

ほとんど4字熟語を理解していません。それまでの高校の卒業生は、4字熟語もそこそこ理解していたのですが、最近高校を卒業した学生は、外国語と同じというか、日本語の中に4字熟語があると言うこと自体見えていないといった風です。

理解していないというより、存在そのものを知らない、教えてもらっていないといった風です。日本人の常識が大きく変化しているのを感じます。

「見れる、などの ら抜き言葉」、「かわいい、超×× などの使い方の変化」など、日本語の使い方については、どんどん変化しています。

良い悪いとは別問題ですが。文法的に何が正しいということより、そういう変化が進んでいるということです。

<続く>



産業カウンセラー、CCの養成講座まだまだ募集中

2006年01月27日 | キャリア・コンサルタント
今年の産業カウンセラー協会の応募状況は、次のホームぺじで確認できます。

日本産業カウンセラー協会関東支部

これを見ると、出足は昨年と比べるとかなり遅めのようです。
まだまだ応募できますので、希望される方は早めに対応してみてください。

雇用・能力開発機構のキャリア・コンサルタントの養成講座の方も、まだ余裕があるそうです(定員の約半数)。





信州大学 経営大学院で学生募集

2006年01月26日 | キャリア・コンサルタント
信州大学の経営大学院(イノベーション・マネジメント専攻)で学生の募集をしています。

募集案内によると

本専攻は、3年以上の社会人(一般)と、企業を準備している学卒予定者など(推薦)を対象に、新時代に対応した理論と実践、経営学など社会科学と理工科学の両面など、多角的に学習、教育、研究していきます。

具体的には、以下のような教育研究目標を有しております。
「起業家や地域のリーダーの実践的な研鑽教育」
「技術の分かる企業人・マネージャー教育」
「経営の分かる技術者・エンジニア教育」
「企業人の国際感覚・マーケティング形成」
「知財・理財・環境など産業政策との連携追求」

すでに、企業経営者、中堅幹部、地域社会リーダー、行政スタッフ、シンクタンクスタッフ、教育界スタッフ、経済団体スタッフなど多くの方々が全県および周辺県から入学して、相互研鑽を重ねております。院生相互のコミュニケーションも、大学院教員をコーディネータとする異業種交流会のようです。

以上パンフレットからの抜粋です。

出願期間は、 平成18年2月13日(金)~平成18年2月17日(金) です。

修業年限は、通常2年間です。3年計画、4年計画も可能です。
授業は、平日夜間、土曜日に開講されます。さらに、休祭日、や夏休み期間などを利用した集中講義も開講されます。

修士号授与のための審査対象論文は、学術論文の他に、「企業などで新規事業に取り組む時の企画書、企業のための目論見書、官庁などの審議会取り纏め報告書、実験研究のための仮説の集約と手順・工程プラン、これまでの業務を総括して引き継ぎのためのマニュアルなど」も含まれます。

授業料については、教育訓練給付制度の対象になっていますので、条件により「4割または20万円」「2割または10万円」までの補助が受けられます。


詳しくは、ホームページを参照してください。

信州大学 経営大学院 イノベーション・マネジメント専攻


このような、大学院のコースも、ハローワークで実施している「公共職業訓練コース」に組み込まれると大変ありがたいんですが。

公共訓練コースに組み込まれますと、受講期間中は、失業保険が延長されて支給されますし、交通費なども支給されます。(技術専門校などでは、在学中の2年間の支給延長が行われていますので、支給延長の前例は既にあるのです)

東京地区では、大学あるいは大学院で行われているコースが試験的に、公共職業訓練コースの一つに組み込まれていますが、長野県では実施されていません。今後の課題というのが実情です。

公共職業訓練は、基本的な技術・スキルの習得という傾向が強いのですが、じっくり専門のスキルを身につけて、再就職に結びつけていく方向性が絶対に大事だと思っています。そういう時代です。







長野県民手帳(信濃の国)と信州検定

2006年01月25日 | 本日の1冊
長野県では、ポケット版の手帳が毎年発売になります。
編集発行は、長野県統計協会となっています。長野県内のいろいろの統計資料・データが市町村別に満載ですので、結構重宝しています。平成の大合併で、市町村名の変更などが掲載されており、役立ちます。

定価:500円 本文:ポケット版 約300ページ
県庁内売店、市役所内売店、長野県内の平安堂各店などで購入できます。

他の都道府県には、地元の情報を掲載したこのような手帳はあるものでしょうか。

この長野県民手帳(通称県民手帳)の関東には、例によって「信濃の国」の歌詞がのっています。

信濃の国は、長野県を代表する歌で、県民であれば知らない人はいない、というくらい県内では有名な歌です。いや、でした。

入学式、卒業式、運動会、学芸会、何か行事があれば何はなくとも「信濃の国」を歌うのが習慣でした。いや、でした。

夏の高校野球でも、長野県代表の応援団は必ず歌います。

たとえば、新宿とか渋谷で「信濃の国」を流せば、長野県出身の人であれば老若男女をとわず、一斉に振り向くことは確実です。これは、サンパウロでも、サンフランシスコでも同じです。各地の長野県人会があれば、最初にまず「信濃の国」が歌われて、お互いを確認しあうのが習わしです。

ところが、最近情勢が変わってきました。「信濃の国」を知らない小学校の先生、中学校の先生が増えてきたのです。

もっと積極的に、「信濃の国」を歌うことが長野県の閉鎖性を象徴すると考えている先生が増えてきたようです。

この最大の原因は、信州大学教育学部の入学生の出身県が大きく変動したことです。それまでは、長野県出身の学生が圧倒的に多かったのが(ほぼ100%)、共通1次試験、センター試験が始まってからというもの、30~40%程度まで落ち込んでしまいました。県外出身者が多数派になったのです。その結果、「信濃の国」を知らない学生、そしてそのまま長野県の先生になる人が数多く出てきたのです。

単なる試験制度の変化が、長野県養育(信州教育)の根底を揺るがすこと(ちょっと大げさですが)になったのです。

それまでは、長野県出身の学生が、長野県の義務教育の先生になる、明治以来この繰り返しが、信州教育を支えてきたのです。たとえば、教員になり、職員室に行けば自分の恩師が隣に座っている、このような環境の中で鍛えられてきたのが、信州教育でもあったわけです。

ところが、県外出身の先生方の多くは、「信濃の国」を教えませんし、したがって、「信濃の国」を歌えない子供が出てきたというわけです。手作りの部分の教育の伝承性もとぎれているのです。

信濃の国は次のホームページで歌詞と演奏が聴けます。

信濃の国

結構古い言葉が使われていますが、聞き慣れた地名・人名が織り込まれていますので、意味は取れなくても歌えるのが特徴でもあります。

これさえあれば、世界中どこであっても、長野県人は一つになれるという「信濃の国」の今後(10年後、50年後)がどうなるか、興味深いテーマではあります。

これも一つの教育界における規制緩和ですね。

話は変わって、京都検定などにならい、今年から 信州検定 が行われます。「信濃の国」をはじめ、県民手帳に載っているあらゆるデータは、格好の問題になりそうです。
信濃毎日新聞社からでている「信毎年鑑」なども参考になります。
信州検定の受検を希望している方はぜひ参考にしてみてください。

信州検定については次のホームページを見てください。

信州検定公式ホームページ

申し込みは2月17日(金)まで、検定日は2月26日(日)です。
試験は Web方式です。