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一太郎ってそんなにすごいんですか(1)

2006年01月23日 | キャリア・コンサルタント
一太郎ってそんなにすごいんですか。というコメントをいただきました。

一太郎がバージョンアップ

一太郎は使いやすいです。

ワードがあまりに普及しすぎたために、お互いのメリット、デメリットが言われる前に勝負ありと言うのが現実です。
ぜひ機会がありましたら、一太郎を使ってみてください。操作上の使い勝手はほとんど変わりません。

さらに日本語入力については、断然ATOK(エイトック 一太郎の日本語入力システム)です。比較の対象になりません。
今回のバージョンアップでは、魅力的な改良が多数なされています。
ワードでも問題なく使えますので、確かめてみることをおすすめします。


一つだけ一太郎に改良してほしい点があります。

それは、表の中で、左右のセンタリングは出来るのですが、上下(天地)のセンタリングが出来ません。この仕様はずっと変わらないのですが、次のバージョンアップでは、ぜひ実現してほしい点です。

これについては、一太郎のホームページの ワード → 一太郎 のファイル変換の見本でも確認できます。当然一太郎の開発部隊でも認識はしていると思われますが、何か簡単にはいかない理由があるのでしょう。

では、ワードのメリットは何か、についても触れておきます。

ワードの最大の長所は、英文に強い(英文の表現に強い)ということです。当たり前ですが。ところがこのことが、ワードの使いやすさでもありますし、日本語を処理する時の欠点でもあります。

英語の特徴は、文字によって字幅が違うということです。そのための工夫がされていますし、文字幅の違う文字を一定の寸法の中に入れていくということが自由自在に出来る仕様になっているのです。

また、段落という考え方が徹底して、ワードを覆い尽くしています。従って、ワードを使いこなすためには、この

   段落

という考え方をマスターしなければ、ワードを使いこなせないのですl。
この点が、ワードを教えている学校、パソコン教室などで、完全に抜けている(無視されている)点です。ほとんどの初心者はこの段落の意識が無くてワードを使っているため、全体の構成がまとまりにくくなっています。

逆に、段落の考え方がしっかりすれば、スマートの編集することも出来るわけです。
この点については、機会を改めて、触れてみたいと思います。

もちろん英文で構成される論文などは、もちろんワードの独壇場です。アメリカのワープロソフトですから。

要は使い分けということですが、日本語の文章では、断然一太郎というのが私の結論です。

現在一太郎が比較的使われているのは、学校関係者、意外と法律関係者です。裁判所の判決文は一太郎で書かれていると言うことを聞いたことがあります。

昨年、ジャストシステム社と松下電器との間で、著作権の争いがあった時、その判決文は「違法性が争われている一太郎」で書いたか、ワードで書いたかといったことが話題になったことがありました。
結論からいうと、ワードであったという噂を聞いたことがあります。真偽のほどは分かりませんが。