梅雨も明け、お盆まで半月余りとなりました。
この時期になると、六字名号(南無阿弥陀仏)掛軸をお求めに、多くの方がご来店されます。
※名号掛軸とは、お盆の他、御命日や各種法要の際に使用する掛軸です。
ご家族皆様で故人を偲び、想い出などを語り合ってみてはいかがでしょうか。
富山に多い浄土真宗・浄土宗用の名号(南無阿弥陀仏)の他、禅宗用(南無釈迦牟尼佛)、観音様の掛軸なども取り揃えております。
その他宗派の名号もご用意できる場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
30℃を超える酷暑が続いています。夏バテ予防のピクルス(前回ご紹介)
は、お試しいただけましたか?
これからが夏本番です。
熱中症には、くれぐれもお気を付けください。
プレミアム商品券加盟店 吉村唐木店ホームページ もよろしくお願いします。
一昨日、休みを利用して、氷見にある「氷見漁港場外市場ひみ番屋街(道の駅)」へ行ってきました。
平日でしたが、おわら風の盆と重なったこともあって、観光バスや県外ナンバーの車が目立ちました。
伝統芸能や食を通じて、県外の富山ファンが増えてくれたら嬉しいものです。
立秋を過ぎしばらく経ち、残暑はまだまだ厳しいものの、虫の鳴き声に秋を感じるようになってきました。
コンビニの前を通ると、おでんを宣伝するのぼり旗がずらっと並んでいます。
探偵小説好きなら「おでんには早すぎる※1」と独白したくなりますね。
当店でも、夏の軸から秋の軸へと掛け代えました。
横物の掛け軸に絞って、おすすめをご紹介します。
鈴木秀湖 《秋草》
川島正行 《紅葉》
小川和也 《虎鶫(とらつぐみ)》
床の間が減り、掛け軸を季節ごとに代える習慣も薄れてきましたが、大切な文化として守っていきたいものです。
秋の掛け軸のお求めは、ぜひ吉村唐木店へどうぞ。
※1 レイモンド・チャンドラーの小説『長いお別れ』にて、主人公の探偵フィリップ・マーロウに対し、友人テリー・レノックスが言った「*****には早すぎる」はあまりにも有名。名作ですので、ぜひご参照下さい。
県内の鮎漁が解禁となり、大勢の太公望が釣りに繰り出しています。
清流を泳ぐ鮎は淡白で香り高く、内臓の爽やかな苦味は格別のものがあります。
鮎は古くから人々に愛され、「古事記」(712年)や「日本書紀」(720年)にも登場します。
このうち「日本書紀」には、神功皇后が肥前国(現在の佐賀県)で鮎釣りをしたことが記されています。
また、鮎は古事記では「半魚」、日本書紀では「阿喩」と呼ばれており、現在の名前となった理由には諸説があります。
戦や豊作の占いに使われたから・・とも言われていますが、定かではありません。
\(・_\)サテ、歴史ノ話ハ (/_・)/コッチニオイトイテ
当店には、鮎の塩焼きはさすがにありませんが・・・
鮎の掛け軸は夏の定番です。
床の間に広がる清涼感が、暑さを忘れさせてくれるかもしれません。
水墨山水、紫陽花、鮎と楓、蛍
花籠、瀑布(滝)、六瓢、大正池
写真の他にも、川蝉や剣岳など夏向きの掛け軸をそろえております。
ご来店・ご質問はお気軽にどうぞ。
鮎が無性に食べたくなってきた管理人のお店 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
ゴールデンウイーク前半、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年は飛び石連休となり、まとまった休みが取りにくいそうですが、休みの無い自営業者からすると羨ましい・・・。
富山県内では、23日(水)から開催されているとなみチューリップフェア(5月6日まで)
が盛況のようです。
食いしん坊の僕としては、会場で食べられるチューリップソフトクリームが気になりますね。
今日はそんな季節の花を描いた掛け軸をご紹介します。
富貴花・百花の王と呼ばれ人々に尊ばれてきた花、それが牡丹。
その存在感には王者の貫禄があります。
「牡丹」尺八横 作/中沢勝
艶やかでしっとり、華麗な牡丹の魅力を存分に引き出した一幅。
趣味掛けとして、また大切なお客様をお迎えするときにも最適な掛け軸です。
皆様のご来店・お問い合わせをお待ちしております。
ゴールデンウイークも定休日(火曜)以外は絶賛営業中。 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
本日は見事な秋晴れとなりました。
温かな日差しに穏やかな風、室内にいるのがなんだか勿体無いですね。
座っていると、うとうと眠ってしまいそうです・・・。
まもなく11月とあって、店内は天神様を前面に押し出した大展示となっております。
掛軸のほか、額・木目込み人形(近日入荷予定)など、ご予算・用途にあわせお選びいただけます。
見学だけの方も大勢いらっしゃいますので、お気軽にご来店ください。
もちろん、天神様以外の掛軸も豊富に取り揃えております。
実は吉村唐木店には、天神様や節句人形のシーズンになると出現する、期間限定の展示スペースがあるのですが、あまり知られていません。
探検家の皆さん、そして天神様以外の掛軸をお探しの皆さん、勇気を振り絞り店内奥にお進みください。
その先に幾多の困難が待ち構えていようと・・・、皆さんならきっと乗り越えられるはずです 。
細い通路を抜けるとそこは、 雪国だった・・・、掛軸の小部屋だった。
定番の山水・四季草花に加え、季節の掛軸を展示しております。
これからの時期オススメなのは、赤富士・日の出・鶴亀・南天、その後は椿・紅白梅などでしょうか。
皆様の「とっておきの一幅」を見つけるお手伝い、ぜひ、吉村唐木店にさせてください。
多くの作物を実らせる収穫の秋は、当然、食欲の秋でもあります。
美味しい新米、脂の乗った秋刀魚、種類豊富な果物、メーカーが競って開発する新作チョコレート。
世の乙女と乙女のような男にとって、誘惑に満ちた快楽の季節に他なりません。
もっとも、体重計に乗りさえしなければ・・・ですが。
そんな綺羅星のごとき秋の味覚の中にあって、別格の位置を占めているのが 松茸。
とくに国産松茸は、僕たち庶民にとっては高嶺の花です。
しかし何ということでしょう。
偉大な敬愛すべき松茸様が、3本連れだって我が家にお越しになりました。
眼福眼福、どうぞ皆さんもその勇姿を目に刻んでいってください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「松茸」半切アンドン 作/奥田拓也
・・・、・・・、すみません、掛軸のことです。
松茸拡大画像
桐箱に入っていてもおかしくない、立派な松茸。
焼き松茸、土瓶蒸し、天ぷら、松茸ご飯、どれも甲乙つけがたいなぁ・・・。
大変珍しい画題ですが、僕個人としてはかなり気に入っている一幅です。
個人はもちろん、料亭などの飲食店さんにもおすすめ。
サイズは半切アンドン(53×115cm)なので、大き目の色紙軸感覚で掛けられます。
【追記】
何気なく、高嶺の花をパソコンで検索していると、back numberの「高嶺の花子さん」というCDが発売・配信されているのを発見。
僕はまだ聞いてないんですが(というか音楽には疎いのです…)、興味のある方はお調べください。
シメジやエリンギも大好きな管理人のお店 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
実りの秋、収穫の秋といいますが、我が富山でもコシヒカリの収穫がピークをむかえています。
僕も稲刈りや精米を手伝いに行ったのですが、非力なうえコンバインも運転できないので、大して役に立ちません。
働きの程度としては、案山子≧僕
です・・・。
それでも、田舎の祖父母が喜んでくれたので、良しという事にしておきましょう。 °∇°)\( ̄ -  ̄ ) オマエガイウナヨ
店舗でも、今年の豊作を祈念して、ショーウインドウに縁起の良い掛軸をかけてみました。
画題の雀は豊作だけでなく、子孫繁栄の象徴でもあります。
「稲穂に雀」尺五立、作/藤沢真二
雀の姿がとても愛らしく可愛いと評判です。
本紙部分の拡大画像もどうぞ↓
この雀たちが、吉村唐木店の繁栄をもたらしてくれないかなぁ・・・。
本年は一幅のみの取り扱いの予定です。
気になった方は、お早めにどうぞ。
大して働いていないのに筋肉痛・・・、体力には自信のない管理人のお店 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
前回の大雨以降、焼けるようだった日差しも弱まり、ずいぶんと過ごしやすくなりました。
このまま素直に秋が訪れてくれるかどうか、まだ1ヶ月は油断できませんね・・・。
そんな、残暑に怯える暑がりな僕の元に、2個口の大きな荷物が届きました。
プレゼントならうれしいのですが、(残念ながら)商品です(笑)。
さて、突然ですが、ここで問題。
Q 箱から出てきたのは2つの大きな桐箱です。
この桐箱は一体何に使うものなのでしょうか?
ヒント① 箱の大きさ 左 幅48×奥83×高65cm、右 幅24×奥82×高60cm
ヒント② 桐の特製 軽い、通気性抜群、高い防虫効果
ヒント③ 用途 当店で扱っている、ある主力商品を入れる箱です
正解は、掛軸を収納するための箱でした。
名探偵の皆さん、正解おめでとうございます。
不正解の迷探偵諸君は、当店ホームページ・ブログを閲覧するか、名探偵ファイロ・ヴァンスの初登場作『ペンスン殺人事件』でも読みたまえ。
まぁ、おふざけはこれくらいにして、掛軸を実際に収納している写真がこちら。
掛軸収納庫【中型】 ¥58,800 通常12本収納、太巻2重箱は9本収納できます。
掛軸収納庫【小型】 ¥29,400 通常8本収納、太巻2重箱は収納できません
家宝にもなる掛軸です。
湿気や虫害にお困りの方はもちろん、長く大切に保管されたい方はご検討ください。
全国の小中高校で夏休みが始まったようです。
夏休み、なんと甘美で青春の輝きに満ちた言葉でしょう!
物陰から羨ましそうに、子供たちを眺めている不審な男がいたら、それは僕σ(・_・)です(笑)。
さて、不審者(/∀\)の自己紹介が終わったところで、20日後に迫ったお盆の話を。
お盆といえば、家族が集まり、祖先の霊を祀る年中行事として知られています。
そして、浄土真宗・浄土宗の地域では、六字名号の掛軸をお盆・お彼岸・命日に掛けて、故人を偲ぶ風習があります。
六字名号とは、両宗派にとって最も大切とされる「南無阿弥陀仏」の六字のこと。
吉村唐木店では、安価な書家の作品から、高僧(清水寺管主 森清範)まで幅広く揃えています。
掛軸のことがよく分らないという方も、とりあえず見学だけしたい方も大歓迎です。 展示風景はこんな感じ
展示中の六字名号(南無阿弥陀仏)掛軸
床の間に山水や花鳥の軸も良いですが、故人への静かな祈りを名号と共に捧げてみてはいかがでしょうか。
価格の目安は、書家の書¥30,000~80,000、高僧の書¥80,000~300,000となっています。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
お盆休みの予定はまだ決まらない管理人のお店 吉村唐木店HP もよろしくです。
今日は世界文化遺産に認定された富士山の山開き。
国内はもちろん、世界中の登山ファンが富士山頂を目指して、出発したようです。
この記念すべき日こそ、前回予告したまま棚上げされていた「富士山祭り」開催にふさわしいのではないでしょうか?
ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ 祭りだ祭りだ!
祭りといっても、当店の富士山を紹介していくだけという・・・(笑)。
主催者自ら認めるほどの地味な祭りではありますが、どうぞお付き合いください。
まずは掛軸。
掛軸の画題としては赤富士が最も多く描かれており、前回ご紹介したばかりであります。
艶やかで色のコントラストが素晴らしく、日本画の代表的画題といえるでしょう。
しかし、一般に富士と聞いて思い浮かぶのは、赤富士ではなく青富士ではないでしょうか。
「霊峰富士」 作/稲垣雅彦
どこか神々しさを感じさせる一幅です。
季節を問わず通年掛けできますが、爽やかな色調のため、今の時期にとくにオススメできます。
つづいては扁額(へんがく)。
門戸や室内に飾る横長の額のことです。
「赤富士」 作/川崎光春(同作者の掛軸もあります)
「富士」 作/西森湧光
額はガラスやアクリルのため、光が反射してうまく映りませんね・・・。
最後は色紙。
著名な作家の作品でも手軽に飾ることができます。写真の作者月村華渓先生は、富山市八尾を拠点に活動されている地元の画家です。
本日は、最高級紫檀の硯屏(けんびょう、足の付いた額です)に入れて飾っております。
ちなみに色紙は¥30,000、硯屏は¥32,000です。
もちろん、安価な色紙や額・色紙軸(¥2500~)もありますのでご安心ください。
さて、店内の富士山を紹介し続けるだけの富士山祭り、お楽しみいただけましたでしょうか?
たこ焼きもクレープもカキ氷もこの祭りにはございません、食べたい皆様はそれぞれのお店へどうぞ。
僕も今からアイスクリームを食べに行きます (>▽<)ゞ 。