ブログをご覧の皆様、こんばんは。
9月27日は1年で、最も月が美しいとされる、十五夜(中秋の名月)です。
その幻想的な美しさをこのブログでもご紹介したかったのですが、僕の愛機(10年前のデジカメ)では綺麗に撮影できません。
ぜひ、皆さん自身の目でお楽しみください。
奇しくも、明日は一年で最も月が地球に接近する「スーパームーン」。
ご家族やご友人、大切な人と一緒に月夜の下で語り合ってみてはいかがでしょうか。
「月見のお祝い」¥2160
毎年言っていますが、中秋の名月の後には、十三夜(10月25日)があります。
月見はまだまだ終わらない♪
月見関連の小物に限り、全品3割引きのご奉仕価格 でご提供いたします。
ぜひ、ご来店下さい。
さて、夜も更けたことですし、最後は秋の夜の月を詠った和歌でお別れしましょう。
白河天皇の下で編まれた勅撰和歌集である『後拾遺和歌集』からお勧めの2首をご紹介します。
とふ人も 暮るれば帰る 山里に もろともにすむ 秋夜の月
(素意法師「後拾遺和歌集」巻第四 秋上259)
【意味】訪れた人も、日が暮れると帰って行くこの山里に、ともに住むのは澄んだ秋の夜の月だけだよ。
いつも見る 月ぞと思へど 秋の夜は いかなる影を そふるなるらん
(藤原長能「後拾遺和歌集」巻第四 秋上256)
【意味】いつもの見慣れた月だと思うけれど、秋の夜はいったいどんな光を加えているのだろうか。(今夜の月は格別であることだ。)。
月よりも真ん丸団子が愛しい管理人のお店 吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
全国300人の当ブログ読者の皆様、こんにちは。
楽しみにしていただいているのに、ブログ更新の間隔が開いてしまい、申し訳ありません。
馬力の低いエンジンではありますが、しっかり掛けていきますので、よろしくお願いします。
さて、本日ご紹介するのは、秋向きの掛け軸です。
掛軸に携わって約100年の吉村唐木店が太鼓判を押す、今秋一押しの逸品です。
遠田一成 「山葡萄と栗鼠(リス)」(尺八横)
【作者略歴】
昭和37年新潟県出身。
石 正雄氏に師事。
東京都知事賞・京都府知事賞など多数受賞。
旬を迎える山葡萄がたわわに実る様子が絶妙な色彩で描かれています。
掛軸では、動物よりも鳥が描かれることが多いのですが、葡萄の芳醇な香りに誘われて、珍しくリスがやって来ました。
優しい雰囲気の絵に合わせて、上品な正絹裂地で表装しております。
干からびかけていた僕の心も、まんまと射抜かれてしまう可愛さ・・・。
絵にも裂地にもこだわりぬいた、本当にお勧めできる掛軸です。
山葡萄にかじりつく食いしん坊のリスと共に、皆様のご来店をお待ちしております。
リスに倣って昼食は果物(イチジク)だった管理人のお店、吉村唐木店ホームページもよろしくです。
関東・東北を襲った記録的な大雨により、鬼怒川の堤防が決壊してから一週間となりました。
被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
大きな湖となった住宅街で、激しい濁流に耐えながら、必死に救助を待つ人々の姿は衝撃的でした。
思い出のある我が家や愛車、収穫を間近に控えた農産物、大切なものが水に浸かり流されていくというのは、どれほど恐ろしいことでしょうか。
流れ込んだ水が引き、電気や水道が復旧しても、それだけで日常を取り戻したことにはなりません。
そのご心痛は、察するに余りあります。
そして、今も、多くの自治体関係者・警察・消防・自衛隊・ボランティアの方々が、被災地で汗をかいておられます。
とくに、ボランティアには多くの若者が参加しているとのことで、本当に頭が下がります。
被災された皆様、支援者の皆様、慣れない生活で体調を崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
一日も早く、当たり前の日常が取り戻されるよう、祈っております。