昨日、カンボジアで開催された第37回世界遺産委員会。
その席上において、ついに、ついに、富士山が世界文化遺産に登録されました。
そして、ユネスコの諮問機関である、ICOMOS(イコモス=国際記念物遺跡会議)に除外を求められていた、羽衣伝説の舞台「三保の松原」が、
文化的背景を重視した各国委員の後押しもあり、富士山の一部として登録されるという嬉しいハプニングも起きました。
しばらくは富士山ブームが、世界中を席巻しそうですね。
掛軸の画題としても大変人気のある富士山ですが、しばらくは品薄が続きそうです。
皆さん、世界遺産を床の間に掛けてみませんか?
おすすめの一幅 画題「赤富士」 作/稲垣雅彦
優美な風貌で知られる富士山は、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」等によって世界に認知され、印象派の芸術家に大きな影響を与えました。
また、日本古来の自然信仰と密教・道教が習合した修験道の道場として、霊峰富士とも呼ばれています。
当店の厳選した富士山(掛軸・日本画)を、これから紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
富士山掛軸祭りを目論む管理人のお店、吉村唐木店ホームページ もよろしく。
30℃を超える真夏日が続き、体が溶けてしまいそうです。
週末には梅雨入りに向けて天候も悪化。
いよいよ本格的な夏が到来します。
僕は暑さに弱い男。
無事にこの夏を越えられるのか・・・、不安です・・・。
そんな不安にさいなまれながら、今日は涼風感じる掛軸を3点ご紹介したいと思います。
作者は、いずれも奥田吟水さん。
四季の移ろいを優しいタッチで描く、当店でも人気の作家です。
画題「鮎」 作/奥田吟水
画題「朝顔」 作/奥田吟水
画題「川蝉」 作/奥田吟水
若夫婦への贈り物にお求めになるお客さんも多いです。
掛軸になじみの薄い世代にも好まれる絵柄では無いでしょうか?
なお店頭では、「紫陽花」 作/奥田吟水 を展示しています。
こちらもオススメですよ。
ホームページ内の商品紹介/掛軸ページを更新しました。
併せてご覧ください。
高い湿度に曇り空(or雨)というのが、富山県の典型的な気候です。
しかし、ここ一週間の富山は日差しが気持ち良く、朗らかな陽気が街を覆っています。
風も涼を帯びて心地よく、こんな日が毎日続いてほしいものです。
段々と梅雨や酷暑が近づいてきているだけに、なお一層そう思います。
そんな夏嫌いの僕が、前回訪れたのは日展会場でした。
本日は当店で展示している日展・院展作家の作品をご紹介したいと思います。
画題「 牡丹 」 作家「梅木信作」(院展入選・日本美術院院友)
現在、店頭ショーウインドウに飾っている一幅。
優雅で艶のある牡丹が、見る人を魅了してやみません。
軸と共に飾っているのは、紫檀山水蒔絵香炉、紫檀透かし彫卓台。
いずれ劣らぬ当店自慢の逸品です。
画題「 水墨山水 」 作家「中沢勝」(院展入選)
幽玄で上品な雰囲気が持ち味の作家。
この水墨画には、その本領が遺憾なく発揮されています。
定番の画題だけに、一幅良いものがあると重宝します。
その他、四季折々の掛軸、手頃なものも取り揃えておりますので、お気軽にご来店ください。
梅雨が嫌い夏が嫌いな管理人のお店、吉村唐木店HP もよろしく。
日本各地で満開に咲き誇っている桜。
富山でもつぼみが膨らみ色づき始め、いよいよ開花が近そうです。
優しく、美しく、寂しく、儚げ。
日本で最も愛されている花のひとつであり、春の訪れの象徴でもあります。
そして桜の下で、家族や気の会う仲間と集う花見。
美味しいお酒は必須です。
かんぱ~い ( ̄ー ̄)/
日本画においても、桜はとても人気のある題材です。
画題「春の小京都」 作家「川島正行」
拡大写真
小京都と題名にある通り、画のモデルは京都ではなく高山。
桜と飛騨高山の代表的な橋である中橋が調和した、美しく幻想的な作品です。
花より団子、飲みすぎ食べすぎが心配な管理人のお店 吉村唐木店HP もよろしく。