☆ring-Ring.project☆ ~へこたれ編~

自由気ままな適当blog!

ポジション

2007年05月09日 | Weblog
書き込みをいただいたので、私のポジションについて。

競技規則によると、ハンドルはタイヤに被ってはいけません。また、BBを地面から垂直に線を引いたときに、サドルの先端がその線に被ってはいけません。

そういう規則があります。
また、高校まではギアの制限もあります。
47×14というギアは軽いです。
それと短距離選手は特に回転力が必要だと私は思っています。



すると高く詰まったようなポジションになりました。
私の専門はスプリントでした。予選を上がれなければ意味がありません。なのでハロンを出さなければいけません。
私は大学の頃は48×14を踏んでいました。
ですがパワーがありません。回転派です。
パワーをつけることも意識してましたが第一に考えるのは回転です。なので練習では基本47×16または48×16でした。


回転をあげるためには…サドルの後ろよりも前に座ること。
だからサドルは規則ぎりぎりまで前に出してました。
そしてパワーがありません。だからハンドルは規則よりも高くしていました。

すると私は回転が上がるんです。
普通はペダルを踏む動作ってのは、簡単に表現すると『上→前→下→後→前…』というようなきれいな円を描くように踏むと思います。ですが私は『前→下後→上→前…』みたいな感じで、前から後に踏むような感じなんです。
きれいな円というよりも前のめりの楕円といった感じです。
パワーがない私はこの踏み方が回転が上がったんです。とにかく、回転を上げるため、ハロンを出すためのポジションを意識してました。

しかしこのポジションでは『ため』がききません。スプリントのように短い距離なら踏み直せるんですが、独走や、ケイリンでは踏み直せません。
高校のときは独走8秒台、大学では9秒台まででした。競輪用、49×15で試験前に10秒台がでています。


競輪用の自転車に乗るようになって、ステムの高さは5mm以上低くなりました。今も少しずつ下げてます。もうすぐタイヤにかかります。サドルも少しずつ後に下げて、前乗りを後乗りに変えるよう意識してます。

まだ慣れないのでハロンはなかなかでません。49×15で11秒2までです。独走は練習しているからというのもありますが、少しずつ上がってきています。
近いポジションでなら47×15で11秒フラをだしたこともあります。


また、タメを作る走り方というのが少しずつですができるようになってきました。すると踏み直しができるんです。
たれにくくなりました。我慢ができる。ハロンから競輪用に足を変えています。



もし、短距離選手で、将来競輪選手を目指しているなら、近く、詰まったようなポジションはお勧めしません。
ハロンを出したいなら、軽いギアでいる間は近いポジションでもいいかもしれませんが、慣れてしまうと直すのに苦労します。今私がそうです。使う筋肉が違うので、バンク練の後は筋肉痛にもよくなります。



私なりのハロン用のポジションがあの詰まったようなポジションです。


できるなら、ハンドルは規則ぎりぎりの高さ、サドルはできるだけ後へ。あまり後へしすぎると、今度は回転が上がらないので、そこは自分でうまく調整するしかないありません。前すぎず後すぎず…。
タメを作りながらも回転をあげれるポジション…。
できるだけ低く、できるだけ後へ。
先行したいなら特にそういったポジションがいいのではないかと私は思います。






私もまだまだ勉強中で、今回の合宿でもいろんなことを学び、ポジションもいじりました。いろいろな人の話を聞くべきです。その人なりの理論、信念があるのでとても勉強になります。
うのみにするのではなく、参考です。
これといったアドバイスはうまくできませんが、私の話が少しでも参考になればと思います。





こういった説明でよかったでしょうか?また聞きたいことがあったら書き込みしてください。わかる範囲ならできるだけ答えたいと思います。

下手くそな説明ですみません。
blogしてるくせに文章って苦手で(笑)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はめすぎ(笑) (タダやり男)
2007-05-09 21:03:34
オレの仕事、実はセッ○スなんです(笑)  http://doll.pio2.net/homme/id=wt3gv4252
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Unknown (匿名)
2007-05-09 21:11:29
人の話を聞くのは非常に為になりますが、人それぞれに骨格、筋肉のつき方色々あります。文章の後半部分の「参考です」で安心しました。自分を見つけるのが1番だと思います。
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Unknown (下沖)
2007-05-09 22:05:17
回転力と言うならば、ハンドルやサドルのポジションに加えてクランクの長さも重要な要素だと思います。
トラック競技では165~170mmのクランクを使う選手が多いですが、身長(股下)の長さによって踏みこなせる領域は変わってきます。
高回転なら短いものを、高トルクなら長いものをと、この点においても上の匿名の方が仰る様に自分自身に合った物を見つけるのが一番だと思います。

ちなみに私は身長170cmで170mm、世界選手権優勝者のオランダのテオ・ボスは190cmで167.5mmの物を使っています。
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ありがとうございます! (佐藤伸二)
2007-05-09 23:54:51
今までは、重心が極力前にならないようにハンドルを詰まらせ、上体を起こしているのだと勝手に解釈していましたが、サドルを前に出し、回転を意識した逆の理論だったということに驚いております。自分は単純で、自転車は極力後ろに重心があった方がいいと思っていましたが、パワ-と回転力をマッチさせ、タメを作る為には前田さんの言う通り、前すぎず後ろすぎず中庸なポジションを確立させる事が必要なのではとも思えてきました。前田さんのペダリングなどこんなにも詳しく論じて頂き感謝してます!アドバイスとして多いに参考とさせて頂きます!!
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Unknown (前田)
2007-05-10 09:09:22
匿名さん

そうですよね。人それぞれ違うので自分にあったのを見つけることが大切だと私も思います。







下沖さん

クランク!忘れてました…ちなみに私は181cmで165mmを使ってます。一度167.5を使ってみたのですがぎこちなくなってしまい、慣れないというのもあり膝が痛くなったのでやめました。

ですがそういうことももっと意識するべきですね。ありがとうごさいます!
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Unknown (前田)
2007-05-10 09:18:23
佐藤伸二さん

そうですね、私はできるだけ重心を前におきたかったんです。一度ガツンとサドルを後に下げたことがありますが、周回等は楽だったんですが、ペースが速くなると回転が全くあがらず困りました。ですが重心は後にあった方が安定はすると思います。



競輪選手をみても、追い込み屋の人は重心は前、先行屋の人は重心は後…といった感じもします。

海外の選手ではハンドルは高めのような気もします。



やはり自分にあった走りやすいポジションというのがどこかにかあるはずです。それをみつけるのは大変ですが、いろいろと試してみるとおもしろいかもしれません。

私も今どんどんポジションをいじっています。





あまり無理にいじると体を痛めてしまうかもしれないので、無理をせずに頑張ってください!

またなにかありましたらどんどん書き込んでください。



お互い頑張りましょう!
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