短かったようで、長かった…そんな選手生活にピリオドをうつときがきました。
今シーズン限りで、現役を、第一線を退きます。
約11年の自転車生活、プロとしてはまだ3~4年程度ではありますが、大怪我をしてしまい、生きるか死ぬかを乗り越え、見事復活してはきましたが…。
今年で退く決意をしたそうです。
大学で知り合った彼は、わざわざ電話をしてきてくれました。
涙がちょちょぎれましたが…電話越しに泣くわけにもいかず、必死に堪え、ありがとうと、お疲れ様と伝えました。
自転車には関わっていくそうなので、またどっかで走ってる姿は見れることとは思いますが、大舞台で走る姿はもう見れません。。
高校時代はJr.の世界戦で入賞、大学時代は何度も日本代表として海外で走ってきました。
プロになってからも、着実に実績を重ねてきましたが…大怪我を。
きっと彼は怪我を言い訳にはしないと思いますが。
本当に大変な、辛い大怪我を。
スポーツ選手には怪我はつきものですが…。
怪我で一生が台なしになることも…。
友人が引退をするのはとても悲しいことではありますが、彼の決断は簡単なことではなく、様々な思いがあったと思います。
短いようで長かった選手生活、お疲れ様でした。
明日出発の大垣。
私は今年最後の競走。
去年は怪我で入院中でありましたが、無事に走れることに感謝を。
最後まで気を抜かず、精一杯走ってきたいと思います。
いつ、『引退』という形になるかもわからない職業です。
しっかりと走りたいと思います。