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吉川市立図書館ブログ



 3月7日、前教育長 染谷宗壱氏を講師に、歴史講座「よしかわの歴史」を開催しました。

    

 

 最初に、古代からの吉川の地形の変遷、近世における治水、新田開発の経過についての説明がありました。

 古くからの早稲米の産地であることから現在に至っても種籾の生産が盛んであることや醤油樽に使われる藁工品の産業が発展したことなどが特徴とのこと。河川の船運によって長瀞から運ばれてきた石で作られた板碑が数多くあることや開拓者に由来した地名のこと、歴史上の人物とのゆかりのある場所であることなど様々なうんちくを知ることができました。

 

 現在の吉川市は人口が増加している数少ない街であること。一人あたりの公園の面積や安心、利便性を総合した快適さでは上位にランクされていることが指摘されました。今後まだまだ発展の余地のある吉川市の展望に期待が持たれます。

 最後に、写真で吉川の色々なトピックスが紹介されました。春の江戸川菜の花畑、サイクリングロード、ナマズの養殖場、日本一古い吉川小学校の校歌、花菖蒲、庚申塚のいわれ、などなど。

 参加者からは、「今度はまちあるきをしながら説明を聞きたい。」との声があるほど好評の講座でした。

来年度の歴史講座もお楽しみに!!



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