プーさんと広州での生活

2012年1月から広州での生活がスタート。
トイプードルのプーさんの様子と広州での暮らしを綴っていきます。

3月11日 帰国の日に大泣き①・・・の巻

2014-04-09 15:45:41 | 日記
3月11日 私はプーさんを連れて日本へ帰国、夫は同じ日にベトナムへ出張となった

朝6時前にマンションを出発

早朝にもかかわらず、たくさんの友人が見送りに来てくれた

みなさん、ありがとうございました

マンションの門を出てしばらく涙が止まりませんでした


プーさんのチェックインの手続きのため、6時40分にペット業者のMarkと白云空港の南方航空カウンター前にて待ち合わせをしていた

時間を過ぎても現れない・・・・ 嫌な予感がした

電話をすると、「お~、マダム!道が混んでいて少し遅れる!ベリーソーリー!」と言うではないか

どのくらい遅れるのか聞くと「20分」とのことだった



かあちゃん、どこ行くんだ???


プーさんはすでにグズグズ言っていた

しかし7時を過ぎてもMarkは来ない

電話をしてみた 「お~、マダム!すぐ行くから先にチェックインしておいてくれ!」とのこと

私は南方航空のチェックインカウンターにスーツケースを預けた

するとカウンターの職員がプーさんのケージに紐をかけにPacking Counterに行けと言った

入口付近のPacking Counterへ行き、横と縦に紐をバシッ、バシッとしてもらった

10元だか15元を支払い、Markを待っていたがそれでも来ない



お犬様はすでにワンワン叫んでいる

うるせ~!泣きたいのはこっちだよ!

再度電話をした 「ちょっと~!どうすりゃいいのよ!あとどのくらい???」このときはもう英語ではなく、中国語で怒鳴っていた

すると、南方航空の職員が来て「何をしているんだ?あんたは何便に乗るんだ?」と聞いてきた

私が「CZ389便」だと言うと、職員のお兄ちゃんは「アイヤ~!!何をしてるんだ!早く行け!」と言った

この便のBoading timeは7:50で、そのときはもう7:15をまわっていた

少し前に起きた昆明での事件の関係で、2時間前にはチェックインを済ませないといけないことになっていた

私はペット業者を待っていること、プーさんのExcess Baggageのお金を持っていないことを説明した

(プーさんの代金は業者が立て替えるので、当日はお金はいらないと業者から言われていたからだ)

それでも職員がとにかく行け、と言うもんだから困ってしまい、職員のおにいちゃんにMarkへ電話をしてもらった

しばらく話していると、Markが汗びっしょりで駆け込んできた


Mark 「お~、マダム!べりーソーリー!!ソー、ソーリー!!」

私  「もうどうでもいいから早くお金払って~!」とカウンターへ駆け込んだ



もう・・・すごい鳴き声でワンワン吠えるプーさん

そばにいた中国人の女に「うるせーなー!」って言われてしまいました・・・チーン

中国人にうるせーって言われたらどうすりゃいいのよ・・・


Markがカードでお金を支払っている間、ひとりの中国人のおっさんが犬を連れて日本に行きたいんだがどんな書類がいるんだ?と聞いてきた

南方航空の職員のおにいちゃんが「この人は今時間がない、それに日本人だ」と言っても、おっさんは私の手から書類を取り「これをくれ」とのたまった

アイヤ~~~!アホぬかせ!この書類を手に入れるためにどれだけの時間をかけ、どれほどの精神的苦痛を味わったか、教えたろか!!!このボケッ!!

と、思ったのは私だけでなかったようで、職員のおにいちゃんも「アホ言うな」的なことを言ってくれた

それにこの書類は『プーさん』の書類であって、他のワンコが使えるものじゃないんじゃ!!

そしたらそのおっさんは、デジカメで書類の写真を1枚ずつ撮りやがった・・・

それはいかんでしょ!個犬情報の漏えいでしょ!と思ったが、職員のおにいちゃん・・・大人しく写真撮らせてる・・・なんやそれ

まあいい!とにかく急げ!ってんで、支払いを終えて、プーさんを乗せたカートを押し3人でダッシュ

そしてプーさんをどこかのカウンターに(Excess Baggage Counterかな)預けた

当然のようにX線を通した!!ウワサには聞いていたけど、ホントにやったな!

Markに「書類は?」と聞くと「日本でいるから大事に持ってて!!」と私のバッグに書類を詰め込んだ

とにかく職員のおにいちゃんが「急げ急げ」と言うんで、Markとはそのまま「バイバ~イ!」と相なった 何だったんだ一体・・・?

書類を中国側に出していないんだが・・・良かったのだろうか?

そのまま私は走らされ、金属探知もイミグレも並んでいる人たちに職員のおにいちゃんが「この人急いでるんで、優先で!」と言い、横入りさせてもらった

まるで私が遅れてきたみたいじゃん

遅れたのは私ではなくて業者のMarkよ!!と言いたいのをこらえ、西洋人には「ソーリー!」と、中国人には「不好意思!」と声をかけ先に通してもらった

すべての手続きが終わってほっとした時は、職員のおにいちゃんはもういなかった

中国人の割には(失礼!)きちんとした人だった・・・ありがとよ

しかし乗り場まで結構遠く、そんな余韻に浸っている間もなく小走りで向かうと、一般搭乗が始まっていた

ギリギリだった・・・つ、疲れた・・・ 


続く





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