ハッピー(吉田鍼灸指圧治療院から)

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社会と病気の関係について全てを解き明かしていきます。

自律神経と免疫と心と身体と病気の関係

2023-06-14 21:29:57 | 自律神経と病気
ある人から病気の相談があったので、回答した内容を記載します。
僕の以前の18年間2500の記事があるteacupブログは吹き飛んだので、自律神経について記載されているのは、Facebookの吉田鍼灸指圧治療院のページの過去記事か、このページの過去記事に記載されています。
おそらく探すのが大変でしょう。
 
僕の新しいgooブログはまだ記事が少ないです。
 
自律神経と免疫と体と心と病気の関係についての全体については記載できませんが、
 
一部をわかりやすく回答してみました。皆さんの何かの役に立てば幸いです。
 
以下ある人への回答。
 
病気を良くしようと考えるならばリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)と慢性上咽頭炎さらにアドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)を考えないといけません。
 
さらに身体のバランスの問題、呼吸の問題もあります。
 
そして、ここに自律神経の働きが関与してきます。
 
あらゆる病気は自律神経の乱れに反映されます。自律神経と白血球は連動しており、交感神経が緊張すると神経の末端からアドレナリンが放出され、アドレナリンのレセプターを持つ顆粒球が増えます。
 
顆粒球の多くは好中球が占めます。顆粒球は細菌を貪食してくれるありがたい白血球ですが、極端な交感神経緊張状態が続くと、顆粒球増多を招きます。顆粒球は文字通り細胞内部に分泌顆粒を持ち、それは活性酸素や次亜塩素酸、タンパク分解酵素です。
 
その顆粒を使って細菌を消化して無害にします。顆粒球の寿命は1日から2日です。半分死滅して、半分入れ替わります。その死滅するときに活性酸素や次亜塩素酸やタンパク分解酵素をぶちまけますが、それを分解する酵素が私たちの身体には備わっており私たちの細胞は傷害されず、その後はミトコンドリアのエネルギーとして使用されます。
 
問題は増えすぎて酵素が間に合わない場合です。そうすると細菌だけではなく、私たちの身体の細胞も傷害を受けます。つまり炎症が起こります。
 
交感神経の極端な緊張、つまり、ストレス(精神的、物理的ストレス)が身体を傷害して病気を生み出す仕組みです。ストレスで病気になります。ほとんどの病気は交感神経の極端な緊張状態から起こります。
 
交感神経が緊張すると、副交感神経の働きは抑えられます。副交感神経の神経伝達物質はアセチルコリンです。アセチルコリンのレセプターを持つのはリンパ球です。リンパ球が少なくなり、免疫力が低下します。これが病気の仕組みです。
 
さらに副交感神経の働きは消化・吸収・排泄・分泌です。消化できない、吸収できない、排泄がうまくいかない、神経伝達物質やホルモンの分泌がうまくいかない。
 
これを病気と言います。
 
ですから、交感神経と副交感神経のバランスをとることが病気を良くするのに必要です。顆粒球は細菌が多いところに集まる性質があります。つまり、粘膜、関節、腱、筋膜が主なところです。
 
ですからそこで病気が起こります。もちろん増えすぎた場合は、どこでも死にます。炎症で化膿して出てきた膿は顆粒球と細菌の死骸です。
 
自律神経のバランスの正常値は顆粒球が54~60% リンパ球が35~41%で単球が5%です。○○さんのデータを診ると、顆粒球○○.1%で、リンパ球○○.3%となっています。これは極端な交感神経緊張状態であり、免疫力が極端に低下しています。
 
たいてい、難病の人はリンパ球が18%以下の人が多い。何か大きなストレスから発症して、さらに治療法(薬物や食養生、運動、身体のバランス、呼吸の仕方、心の持ち方など)を見直す必要があります。
 
鍼灸は自律神経を整える効果があります。
 
ただ、今の状況を総合的に診て、本人自身がこのことを理解しないと鍼灸だけで良くなることはありません。
 
鍼灸は良くなるための有効な手段の一つです。

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