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ワンオフ製作、各種金属加工 ヨシダマシンの製作事例、過去ブログ記事です。

ディスプレスタンド?

2010-11-04 23:08:00 | ワンオフパーツ集
 
 

 数は少ないけど、ちょくちょくイベント出店で車両の展示をしたりしてるので、ディスプレイ用のスタンドを製作。

 バイクや車に関係なくても、鉄工であればこんなモノも作れますよということで。





 自前で使うモノなので、極々簡単に2つばかり作りました。


 ちょっとずれてたり、曲げ方がちょっと変だったりはご愛嬌。細かい事は気にしない事にしよう・・・。
 

 ついでにイベント用の看板も。


 

 カッティングシートを切れる友人に無理に頼んで切ってもらい、プラダンに貼り貼り。

 遠くからでもみえるかな。

 

エキゾーストパイプ中間部分製作

2010-09-27 22:36:00 | ワンオフパーツ集
 

 どうしても付けたい部品ってありますよね。

 今回はエキゾーストパイプの一部だけ製作できませんかというお問い合せ。伺うに、取り付けたいサイレンサーとエキパイが違うメーカーのものだそう。

 実際に車両と部品を持ち込んでもらって見てみるとえらくずれてる。格好はどうであれ使えるようにしたいという希望で、エキパイの一部分を製作です。










 今回のバイクはカワサキ10R。



 一部分だけとはいっても、結構ずれているので、悩む事しばし。

 パイプを曲げるには距離が短いし、エンジンからのエキパイは外を向いてるし、サイレンサー側のパイプの向きも都合よくはない・・。
 サイレンサー位置は既に決まってしまっているのでサイレンサー側のエキパイは動かせない。

 ある程度作りやすくする為に、斜めに輪切りしたパイプをtig溶接でつないでいく事にしました。



 エンジンからのエキパイにはまる部分は、ステンレス丸棒から削りだしました。
 ステンレスパイプを斜めにカットしたリングをいくつか切り出して、組み合わせてつないでいきます。
 
 

 仮組みが出来たら本溶接していきます。
 最後にスプリングフックを溶接して完成です。

 

 

 サイレンサー位置が決まっていたので、仮組みするに何度も付け外しをしなければならなったのが大変でしたが、何とか、限られたスペースの中で収める事が出来ました。

ガソリンコック、ベース製作

2010-09-08 21:07:00 | ワンオフパーツ集



 英車用の真鍮製のガソリンコックを、SR400のカフェレーサーカスタムに取り付けたいということで、ベース部分を製作しました。

 真鍮のコックは見た目カッコイイ。

 しかし、滲んだり漏れたりってのが起こるのでそのあたりが不安。
 
 それでもいいからとの希望で取り付けてみました。 



 ただ、英車用なのでそのまま取り付けられる訳ではありません。

 SRのタンクに合うベースを作りました。

 

 真鍮のコックはねじ込み式なので、向きを変えることができません。

 コック取り付けネジを切ってからコックを仮につけてみて、向きがいい所に来るように面を削って調整してあります。

 ガスケットも製作してタンクに取り付けます。

 

 社外のカスタムタンクに代わっているので、ノーマルコックより真鍮コックの方が似合いますね。

 

トップブリッジ追加工とケーブル製作

2010-09-01 16:48:00 | ワンオフパーツ集

 

 アップハンドルからセパハンにしたい、というご相談はたまにあるのですが、今回はセパハンからアップハンドルに変更した兼ね合いでの製作のご相談。

 当初、トップブリッジの製作をできませんかとのご相談でしたが、ご持参いただいたトップブリッジにはすでに、ご自身で開けられたハンドルポスト用の穴が開いていました。

 ならばということで、このトップブリッジを生かして、最低限の追加工と新規製作でハンドルポストを安定させることにしました。




 今回の車両はカタナ1100。

 ご持参いただいたトップブリッジには、ハンドルポストを取り付けるように、裏側にボスが付いていました。

 実際、穴開けだけして、ハンドルポストを取り付けされたのですが、微妙に表側が湾曲しているので、ハンドルポストが座ってない・・。

 

 そこで、開いていた穴で芯を拾い、ハンドルポストの座面部分を平面でさらい面取りしました。

 トップブリッジの表面は湾曲しているので、ハンドルポストの座面分を平面で追い込んでしまうと肉が極端に薄くなってしまいます。

 裏側にあるボスより、少し小さいぐらいの寸法で平面出して、テーパーの変換カラーを製作しました。

 

 こうすれば、湾曲面でも座面確保ができて、ハンドルポストの座りも良くなります。
 
 ハンドルポストの取り付けネジの長さや、トップブリッジの肉厚などで、加工できない場合もあります。

 今回、追加工したトップブリッジには、裏側にボスがあったのでこんな方法で生かしてあげることができました。

 

 表からみたら、わからないんですけどね・・・。

 
 アップハンにした兼ね合いで、 長さを50mmノーマルより長くしたクラッチケーブルも製作することになりました。

 取り付けの金具や、ラバーなどは、持参していただいた、切れかかって使えなくなったワイヤーから拝借。

 

 タイコは旋盤で作り、はんだ付けします。

 

 
 っと、ここまではよかったのですが・・。

 いざ、取り付けに来てもらい、取り付けてみると

 インナーケーブルがちょっと短い!?

 強引に組まないと組めないし調整しろもないし・・・。

 使い物にならないものをお渡しするわけにはいかないので、急遽、その場でインナーケーブルだけ作り直すことに。

 バーナーで、はんだを溶かしてタイコを取り出して再利用したものの、先のはんだが取り切れてなったせいか、うまくいかず、結局タイコまで再製作。

 取り付けて終わりのはずが、しっかりお待たせさせてしまいました・・。ゴメンナサイ。

 

 

 お待たせしたものの、完成したクラッチケーブル。

 なんで短くなったか考えると、アウターケーブルが微妙に長かったのと、セパハンからアップハンになったことで、もともと、ケーブルに余裕がなかったことを考慮しなかったのが大きな要因だったかと。

 車体預かりで作業した方が間違いなかったですね・・。

 私も人間なんで、失敗することもあります・・。
 こうして失敗も公開して、戒めにしてより良いものを提供できるように精進します。

 
 

 
 
 

カラーとディスタンスカラー

2010-08-19 10:32:00 | ワンオフパーツ集

 

 いつもお仕事させていただいているショップさんから、社外アルミスイングアームピボット部分の、カラーとディスタンスカラーの製作依頼。

 ただのスペーサーから、ベアリングなどに対する精度が必要なモノまで、カラーの製作は多いお仕事です。

 
 



 スイングアームと、今まで使っていたカラー等々部品を持ち込んでもらい、コーヒー飲みながら打ち合わせ。

 異常にガタが大きくて、なんかおかしいねぇなんて話つつ、受注。

 なんかおかしいねぇ・・の理由が納品後に発覚するのですが・・。

 

 上にあるのが、今までのモノ。下は今回製作したニードルベアリング用カラーとディスタンスカラー。

 今までのモノは、ピボットシャフト穴までガタガタで、遊びがあるどころの話じゃない状態。ニードルベアリングがかじった痕まである。

 

 組み付けしやすいように段付きにして組み合うようにしています。

 

 ディスタンスカラーは長く150mm近い。丸棒から製作ですので内径穴開けしています。これは両側からドリルで仕上げてます。

 
 
 製作依頼のモノとしては全く問題ない状態です。ベアリングが持ち込みの時点で新品が用意されていなかったので、組み込みなしで完成連絡後納品。

 普通ならこれで終わりなのです が・・・

 
 後日、こんな連絡がありました。


 新品のベアリング入れて、組もうとしたら組めない事態に。
 原因究明したら・・・
 社外アルミスイングアームのベアリング穴位置が左右で大幅にずれてました・・・。
 なかなかのネタなんで報告しました。
 
 
 製作したものは問題なくても、本体がずっこけてりゃなんともなりませんがな。
 修正で何とかなるかなと思い聞いてみると、修正できるレベルではないとのこと。

 察するに、ベアリング穴がずれていたのでピボットシャフトが入るようにしたらガタガタにするしかなかったんだろうな。

 完全にスイングアームが不良品だったのです。
 きちんと修理されているショップさんが気の毒な一件でした。

 打ち合わせ時点で、気が付けばベストですが、部品単体では難しい所もあります。
 製作依頼の前に、それまでの不具合、組み合わさる部品の状態もチェックしましょう。

 いいお勉強になりました。