盆栽ブログ

寄居町在住、吉田政修が、毎日の盆栽ライフを、ネットで公開。

天然のシャリを背負ったトショウの古木

2010-01-31 10:07:50 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は鍋にしようかなと思ったらうちには土鍋がなかった。
じぁあ自分で作ろうと思い土鍋土を買ってきました。

もちろん今日のなべ料理には間に合いませんが・・・。
さて、写真はずいぶん古くから持っているトショウで、天然のシャリを持っています。
山取りされたのはいつごろでしょう。買ってから15年くらいたちますが、
その時はもういっぱしの古木の盆栽でした。
鉢に入って30年以上たっているのは間違いありません。
枝のたたずまいにも雰囲気があります。
こういう味わいは、小品のトショウには珍しいです。
やはり時代がなせる技といっていいでしょう。
太さとか、ちょっと身の見栄えばかりがまかり通る盆栽界では、異色の樹です。

まだ種木ですが

2010-01-30 09:55:34 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日は朝からいい天気で、暖かい日になりそうです。
昨日、鉢づくりのための陶芸用の粘土を買ってきました。
もう作らないと春の植え替えに間に合いません。

さて、写真はこの前競りで買ってきたイワシデ。
まだ若木ですが、素姓の良さは枝の様子でわかります。
枝数が多く、細く良くほぐれています。
これなら小枝もよく作れるでしょう。
樹皮はまだ黒くほとんど荒れていませんが、これはまだ若い証拠。
年を経るに従って荒れて白っぽくなってくるでしょう。
樹形は右に流れてそれもかなり曲がつけられています。
一般的な模様木ではないので、この曲をどう生かすかが課題になってきます。
足もとから3㎝位のところから取り木するのも一方法です。
その所だけが直線的だからです。
こんなことを考えながら春を待つのも楽しいものです。

古いツタの樹

2010-01-29 09:24:43 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
残念ながら昨日は雨が降りませんでした。依然庭は土がカラカラです。
しょうがないのでまたホースで水やりをしましょう。

今日の写真は先日、近くの直売場で見つけてきたツタの樹。
樹皮といい曲の具合といいなかなかの古木です。
ツタは葉を見せるように幹や枝がよく空間をもって伸びているほうがよいです。
植え付けが前傾しすぎているのと、鉢が大きすぎるのがちょっと似合わないので、
もっと小さく深い鉢に、立てて植えるともっと良くなると思います。
葉が付いて、紅葉した時はいい感じになることでしょう。
その作業はお譲りした人にお願いすることにして、ヤフーオークションに出すことにしました。

ミニのガマズミ

2010-01-28 10:20:00 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://galery-taiju.com)の吉田政修です。
朝曇って寒い気がしましたが、少し晴れてきました。
これから雨になるのでしょうか、乾燥しているので、雨がほしいです。

さて、私は盆栽を始めたころからミニの小さいサイズが好きでした。
いわゆる小品であれば、大きめもいいのですが、
やはりより小さくて好く出来ているというのは、魅力的です。
この写真の樹も、コンパクトにしかも良く出来ているので、気に入って求めました。
聞けば山取りとのこと。なかなか風格も感じられました。
それから自作の鉢に入れて二年。芽数が多いのでよくなる樹と確信しています。
まだ育ててみたい気はしますが、ヤフーオークションにてお分けいたします。

もう一つ黒松を

2010-01-26 11:05:10 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
わたくしこの年まで、肥満に悩むといったことはなかったのですが、
この冬は完全にメタボ領域に突入いたしました。
どうにも腹の脂肪の増殖をと止められません。
思い切った方法が必要なのかもしれません。

さて、昨日に続き古い黒松を一つ。
これも18年間持っているもので、商品の黒松には珍しい文人木です。
小品で文人木のいいのを作るのは何とも難しい壁があって、
どうにもいい雰囲気を出しにくいものですが、この樹は一定の成果を出していると思います。
樹齢は30年近くあるでしょう。その故郷、枝づくりでいい樹になったと思います。
まず見られない樹だとは思いますのでどうぞよくご覧ください。

持ち込みの古い黒松

2010-01-26 09:19:27 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
昨日は暖かかったものの、今日はまた風が吹いて寒いそうです。
硫黄合剤の消毒を今日あたりやっておこうと思います。
希釈はあまり濃すぎてもいけません、薄すぎてもいけません。

うちでは30倍でどぶ付けしています。
盆栽といえば、たいてい黒松を連想されますが、なるほど鉢で持ち込むには便利な木です。
小さな鉢で、いつまでも作落ちせずに元気に育ちます。植え替えも3年に一度で済みます。
ただ、やはり小品では長い葉がちょっと厄介なもので、より短く抑えたいものです。
これもやはり葉性が大事で、よく詰まった短い葉と枝先が細かくなるには、その樹に備わった性格が必要です。
写真はもう18年も持っている黒松で、この小鉢で持ち込んでいます。
模様木もいいのですが、このような半懸崖あるいは片方になびいている形がいいと思います。
葉性がよく小枝がよくできるタイプでもあります。

春の黄色い花

2010-01-24 09:51:47 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
暖かい朝でした。わたくしちなみに地区の公民館委員をしてました。
今日は朝早くから公民館の掃除に行ってきました。
大変ですが、これも地域のため頑張りました。

さて、盆栽棚を見渡すと、咲いていました春早くの花。
オウバイにロウバイ、そしてカロライナジャスミン。
まあ最後のものは春以外にも咲きますが…。
それにしてもいつも思うのは、早春の花は黄色いものが多いですね。
そして、黄色い花は色が鮮やかなものが多いです。
そのうちレンギョウも咲きます。
花はいつも季節を先取りしているように思えます。

芯を建て替えて作ったエゴの樹

2010-01-23 11:50:24 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
昨日清水エスパルスの入団を果たした小野信二の会見がありました。
申し遅れましたが、私は昔から小野のファンです。
小野を代表でうまく使えるかで日本のサッカーが決まると思っていました。
結果は、どの監督も中途半端で、おかげて今の代表の体たらくがあります。

まあ、今年はレッズよりもエスパルスの試合を楽しみにします。
さて、写真は、数年前に上部を切って芯を立て替えたエゴです。
おかげで樹高も低くなり、振りの具合も良くなりました。
枝もほぐれてきました。
今回元値の半額でヤフーオークションに出すことにしました。
どうぞご覧ください。

瀟洒なエノキ

2010-01-22 09:48:42 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
暖かすぎる大寒を経て、いつもの気温に戻ったのでしょうが、
外に出るのが億劫になります。

この前横浜のエノキの大木を紹介しましたが、こちらは盆栽。
うちに来てもう5年になりますが、まだ若木の雰囲気ですね。
樹形がいいので、気に入って買ってきて、その後に自作鉢に入れました。
鉢は均窯の釉薬をかけ、還元で焼くと色合いが変化します。
いわゆる窯変というやつです。
鉢と樹とあって気に入っています。

タブの樹

2010-01-21 09:06:24 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
久しぶりに雨が降らないかなっと思っています。曇りの朝です。
庭も乾いていますし、空気も乾いているでしょう。雨がほしいです。

さて、昨日の記事の続きになりますが、横浜にもいろいろ素敵な樹がありました。
山下公園のまるでケヤキのように枝の込んだ山桜。
下枝を大きく横に伸ばし、人が乗るのですべすべした手触りが何とも好いカシノキ。
そして、新しく山手にできた公園では、暖かいところに自生する代表的な樹のタブの樹の大木がありました。
これは写真で紹介しましょう。
いかがですか。なかなかのものでしょう。

えのき亭のエノキ

2010-01-20 10:29:40 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今横浜に来ています。風もなく非常に暖かいです。
山下公園まで散歩してきましたが、気持のいい朝です。

写真は、山手の喫茶店えのき亭のエノキ。
しばらく見ないうちにちょっと姿が変わりました。
榎は、小枝をいろいろな方向に出すので、ケヤキのように枝先の方向性がありません。
年をとってこのこの樹もおどろおどろしく枝を張り巡らしてきたようです。
しかし、昔からの太い幹は、歩道とのわずかな空間をたくましく生きています。
横浜は暖かいので、榎にはいい気候なのでしょう。
そして、スダジイやヤマモモの太い樹が多いのが特徴です。
そうそう、山手の小高い丘の上にタブの樹もありました。

やっと咲いたシンビジウム

2010-01-19 09:31:37 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
今日からは暖かくなるそうで、ちょっとほっとしますね。
今日は横浜まで行ってきます。さらにあたたかそうです。

写真は、首を長くして待っていた、シンビジウムの花。
花茎が長いせいもあって、花芽が伸びてから作までが長いのです。
やっと咲いてくれました。今年は四本ほど花茎がつきました。
この花は赤い色の濃い花で、シンビジウムの中でもちょっと珍しいです。
全体に咲いたら生け花にしてみたいと思っています。

山取りの古いシンパク

2010-01-18 10:06:40 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
久しぶりに朝ジョギングをしました。まだ明けやらぬ時間でゆっくりの足取り。
それでも終わるころには、汗ばんできます。
その後、今日はそれほど寒くないと、温度計を見るとマイナス2度。

体温を上げると、寒さも気にならなくなるようです。
写真は今はほとんど見ることもなくなった、山取りの古いシンパクです。
以前国風展にも出たいきな文人樹です。
冬の寒気で葉が赤く色づいています。これもシンパクの見どころで、
また春がくれば、緑の鮮やかな色に変わります。
正月も半分終わりましたが、お年玉にこの樹を半額でお譲りしましょう。
1月中にネットショップからブログを見たとご注文いただければ、
16万円のところ8万円でお譲りします。
これからももうこんな山取りは出てこないと思いますので、
この機会に入手され、展示などに出されるのもいいかと思います。

ケヤキ裸樹

2010-01-17 10:29:09 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-taiju.com)の吉田政修です。
寒さが一番厳しい時期です、我がギャラリーは店舗の中に小さな作業場があるのですが、
今はずっとそこではなく、一番あたたかなビニールハウスの中で作業しています。

日差しの熱で暖まると、ストーブの熱とは違ったあたたかさがあります。
写真は、去年本鉢にあげたケヤキです。
近くの盆栽やで買った10年物の苗木から仕立てたものですが。
5本ほど求めて、その中で一番良い形になりました。
ケヤキは良い形になるものはほんとに少ないのです。
その中でこれならと、満足できるものになりました。
後は持ち込みで枝を込ませていけばよいのです。
これからは樹が良くなってくれるか、その樹次第なんですね。

こんなに小さな梅もあります

2010-01-16 10:09:05 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹(http://gallery-tiju.com)の吉田政修です。
昨日の寒さの中で競りがあったので、肩がこっていましたが、
白ワインを一本飲んでぐっすり寝たら治りました。

しかし、そのせいで朝は二日酔いでした。
さて、そのセリで買ってきたのが写真の極小の梅です。
どれも4㎝から7㎝くらいの小ささです。
ここまで小さく、よく盆栽にしようと思ったものです。
珍しい種類のものがあって、趣味で好きな人が作ったのでしょう。
面白いのでまとめて買ってきましたが、お好きな人に
オークションでお分けしたいと思います。
よろしかったらヤフーオークションにてご覧ください。