盆栽ブログ

寄居町在住、吉田政修が、毎日の盆栽ライフを、ネットで公開。

昨日のサンザシ

2008-11-30 08:42:21 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日も晴れています。
朝もそれほど寒くはなかったので、ジョギングをしてきました。
寄居の小高い山、というよりは丘ですが、綺麗に紅葉して、朝日に映えていました。

今日は昨日のサンザシ。剪定しました。
細幹の、小さな樹ですが、いかに古いかお分かりでしょうか。
サンザシは、枝が直線的に延び、出る方向も元の枝から直角に出たりすることが多いです。
したがって枝作りに苦労します。使えない枝は剪定するしかありません。
枝を込ませることもままならならないわけです。
しかし、古くなった樹はやはり魅力があります。
斜幹のこの樹形は、持ち込むに従って感じが良くなってきて、気に入っています。

紅葉 サンザシ

2008-11-29 07:30:28 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今朝はきれいに晴れました。
これで風がなければ、温かい休日となるところですが・・・。

さて、紅葉シリーズもそろそろおしまい。
今日はサンザシの斜幹です。
細くて途中から三幹になっています。
小さいながら、古い木なので、肌が良く荒れています。
趣味者が長年育てたものを、五年ほど前に入手しました。
姿は気に入っています。
葉は黄色に色づいて、実がなくてもこの時期、楽しませてくれます。

黄葉 ケヤキ

2008-11-28 08:44:55 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日はまた雨。何とも雨が多いですね。
今日も寒さが続きます。

今日は、黄葉するケヤキ。
ケヤキも気により色づきが違います。
こんなことは他の木にもありますが、ケヤキは特に色合いがはっきりしています。
赤ははっきり赤く、黄色ははっきり黄色になるのです。
昨日のケヤキと違い今日のケヤキは、黄色に色づく木なのです。
ちなみに芽出しの色も、赤いものや緑のものなど違いがあるのですが、
赤い芽出しの樹が、赤く紅葉するとは限らないようです。
この樹は、入手して17年。
上部1/3を切断して作り直したり、正面を変えたりいろいろな事を経て、
今に至ります。これも後日裸樹の姿を紹介しましょう。

紅葉 ケヤキ

2008-11-27 08:37:24 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は曇りのち雨のようです。よく雨が降ります。
この時期、紅葉を散らす雨です。

今日はケヤキの紅葉です。
ケヤキは、ある意味目標の樹でした。
あの箒を逆さまにしたような姿を、15cmに再現したくて、木を探しました。
しかし、枝の付き方が難しく、あれもダメこれもダメで、なかなか見つかりません。
ケヤキの場合この、枝別れが命です。
そんななか、浦和にある盆栽屋で、足元は根がふとってい駄目だか、枝別れは理想的な樹を見つけました。
すぐに買って取り木して10年以上。
お気に入りの樹になりました。
紅葉は赤く色づきます。
後日、その枝別れを見られるよう、葉の落ちた姿もお見せしましょう。

昨日ご紹介したカリン

2008-11-26 08:36:30 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日も夜中まで雨が降り、朝には晴れました。
雨と露に濡れた草や木を見ると気持ちが良いですね。

今日は昨日ご紹介したカリンの葉を落とした姿です。
何といっても鉢古い樹なので、葉を落とした後、
剪定する枝はほとんどありませんでした。
枝先は程よく混んで、裸樹特有の魅力を遺憾なく見せています。
毎年、葉刈りをして小枝を増やしてきた成果でもあります。
鉢は、自作の織部の釉薬をかけたもので、紐作りで作りました。
カリンの深い緑色の肌によく合っていると思います。

紅葉 カリン

2008-11-25 08:18:35 | Weblog
おはようこざいます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日の寄居は、6時までは曇り、その後晴れました。
6時に起きて、ジョギングをしたので間違いありません。

ご覧の樹はカリンです。真っ赤に色づきました。
樹高は20cmほどで、見事な樹形をしています。
ある川口の盆栽屋で手に入れて15年。当時5万円でした。
左1の枝がちょっと太すぎて、どう作ろうか迷いましたが、
幹を太らせ、芯を立て替え、右1の枝を太らせて、バランスを取りました。
おかげで、斜幹のたった20cmほどの自然な、大木となりました。
カリンは盆栽としてよく作られますが、小品ではこれほどの樹を見たことはありません。
明日はを落とした姿をご覧にいれましょう。

一昨日のマユミ

2008-11-24 07:29:30 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
3連休の最後の日。今日の寄居は曇りです。
昼からは雨のようです。

今日は、一昨日お見せしたマユミを剪定しましたので、ご覧に入れます。
実肌が見えて、この樹のすごさがお分かりになるのではないでしょうか。
いったい樹齢はどのくらいなのでしょう。
どれほど山の中で、風雪に耐えて生きてきたのかと、想像されます。
木というのは、すごいものですね。
人間の存在をはるかに超える時間を生きているのですから…。

一昨日のニシキギ

2008-11-23 08:55:46 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は風もなく、寄居は晴れています。
暖かい一日になりそうです。

さて、今日の写真ですが、一昨日お見せしたニシキギを剪定してみました。
樹高は12cmまで小さくなりました。太くて振りがあって、枝も感じよく出ています。
この大きさですと、小品の中でもかわいらしく感じるから不思議です。
良くまとまってるなという感じでしょうか。いとおしさもひとしおです。
自分で取り木したせいもあるのでしょう。やはり手をかけた物ほど可愛いものです。
後は、鉢で持ち込むだけですね。

紅葉 マユミ

2008-11-22 10:41:28 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日の寄居は、晴れて冷え込みも強くなかったですが、
風があるので寒いです。

さて今日の紅葉は、マユミ。
実物として見られるマユミですが、紅葉もします。
ただしあまり色鮮やかにはなりません。
黄色く紅葉するのが常ですが、この樹はなかなかの色になりました。
山取りの珍しい樹で、樹齢は分からないものの相当古いです。
足元からこれだけうねっているのは、幹が押しつぶされたのでしょう。
傷もあったのでしょうが、私が入手した時はもういえて、
荒れた樹皮が素晴らしい木になっていました。
これだけの時代を持ったマユミもあまりないでしょう。

紅葉 ニシキギ

2008-11-21 08:37:25 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大使樹の吉田政修です。
今日もすっきり晴れています。朝の気温は1℃。
真冬並みです。最も寄居では、年によっては最低気温-5度くらいになりますから。

さて、紅葉シリーズ今日は、ニシキギです。
昨年取り木して、根の発達がよかったので、本鉢に入れた樹です。
取り木をする前は、小品としては大柄な樹でしたが、取り木して15cmほどになって生まれ変わりました。
今年が新しく1年目というわけですが、樹齢1年というのも変な感じですね。
もう幹は太く、枝もそれなりにできているのですから。
模様木で、ニシキギには珍しく、樹形の良い樹です。
紅葉はその名の通り、美しいこと抜群です。
ニシキギは、枝こそそうは細かくほぐれませんが、丈夫で魅力のある木です。
盆栽には、その割に数が少ないので、残念な気がします。
取り木もしやすいので、ぜひ試してみてください。
真っ赤というよりは、黒に近いほど深い色を見せるニシキギ、秋から初冬にかけて目を見張らせる木です。

紅葉モミジ

2008-11-20 08:37:34 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
晴れのいい天気。気温は低いですが、風がないので、温かく感じます。
今日と明日は、定休日です。
昨日録画したサッカー代表戦など、たまったビデオを見たいと思います。

さて、紅葉前線も、わが棚を通りぬけようとしています。
今日から、最後の紅葉シリーズをお送りしましょう。
今日はその名の通り、紅葉(もみじ)。
モミジも、盆栽では、なかなかきれいに紅葉しません。
今年のこのモミジ、なかなかの紅葉です。
15年ほど前に、5万円ほどで買いました。
盆栽屋のおじさんは、以前だったら10万はしたんだ、と言っていました。
確かにとても太い幹をしていて、太幹ものにつきものの傷も癒えていて、
形の良いモミジでした。
丈も10cmほどと、私好み。
でもよくなるかなと半信半疑でした。
モミジの枝を込ませるのは、なかなか大変なのです。
しかし、この樹は、よくなりました。
小枝もでき、幹肌も白くなり、貫録が出ました。
自作の白マットの鉢でよく育ってくれます。
葉が落ちたら、その枝振りをお見せしましょう。


五葉松

2008-11-19 08:29:10 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は冷え込みました。
最低気温4度。
昨日までは暖かかったんですけどね。

さて、今日の写真は五葉松。
細幹の、文人風ですが、葉性が好い樹です。
五葉松は、どうしても枝元の葉がなくなり、間延びしてしまうことが多いです。
小品の文人木は、そんなこともあって、難しいのですが、
そうであればなおさら、良い樹を作ってみたくなります。
この樹も、一度枝枯れして、樹形の変更を余儀なくされました。
でも、あきらめずに工夫をするのが、盆栽を育てるには、必要なようです。
そうして、よくなった樹はたくさんありますので。
がっかりしても、終わりにしないで、次を考えることが大事ですね。

小さなカマツカ

2008-11-18 11:21:25 | Weblog
おはようございます。ギャラリーー大樹の吉田政修です。
今日は曇りの予報でしたか、少し晴れています。
そのせいで暖かいです。
明日から寒波ということですが、どうなりますか…。

さて、写真の木は、左右5CMほどのカマツカです。
ミニ盆栽もいいところですが、なかなか元気に育っています。
枝も少しは、ほぐれて見られるようになりました。
日本カマツカなので、西洋カマツカよりは、実成りが遅いと思われます。
それにしても、カマツカは、小さい鉢でもよく育ちます。
実もよく留まるのですが、、私の持っている木の中でも一番小さいほうなので、
何時になるかはわかりません。
鉢も随分前に作ったもので、この大きさで持ち込めれば、
この樹は、大したものだと思います。



ヒメシャラ

2008-11-17 08:51:30 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日はすっきり晴れました。
夜中に雨が降ったのでしょうか、地面は濡れています。
窓も露に濡れていました。
思うに、夜雨が降って、その後急に冷え込んで、露が下りたのでしょう。

さて、今日はヒメシャラです。
肌が滑らかで、褐色の色をしているので、人気があります。
でも、この頃の温暖化もあり、夏越しが難しい高原の木です。
この樹も、入手して5年になりますが、都市部の気候では夏越しに気を使います。
寄居町に来てからは、夏も特別保護しなくても、元気です。
やはり、夜に気温が下がることが大事なようです。
樹形は、枝が斜め上を向いて、ヒメシャラらしい形をしています。
枝を下げるとヒメシャラらしくないので、毎年下枝を針金で上げてきました。
小枝も混んできたので、これでひとまず完成でしょうか…。
鉢ももちろん自作です。

サンザシの古木

2008-11-16 10:23:09 | Weblog
おはようございます。ギャラリー大樹の吉田政修です。
今日は久しぶりの雨。
木にとっては気持ちのいい雨でしょう。

今日の木は、白花のサンザシ。
かなりな古木です。
幹に、傷も残っていますが、もうそれも、
味になってしまう古さです。
樹形は、開芯状に幹枝が伸び、
自然な形になっています。
このくらい、鉢古くなると、どうしても
芽が先のほうに集まってしまいます。
次は、駄温鉢で力をつけるほうが、いいかも知れません。
なかなか、古い樹が少ないサンザシ。
小品では特に貴重です。