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よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘の覚書006(アプリVer2.4 赤道儀モードやってみた 2)

2025-03-23 | 覚書・機材
2025年3月22日
SeestarS50 EQ-mode(赤道儀モード)テスト 2
昨晩メダカベヤで、動作チェックはできましたが、極軸アライメントができなかったので、朝の太陽観望に続いて、星空でのチェックです。

ベランダにSeestarS50をセット。
(カラスさん?がベランダに粗相をしたので、切りぬきで)
(訳あって、ZWOの指示とは反対に三脚に乗せてます。ZWOの指示では、三脚の足の1本をSeestarの傾いた方向に合わせて安定度を増し、転倒防止するようになってます。御注意下さい;^^)

ふと微動雲台の水平を見ると、ズレていたので、SA-GTiの三脚で初めて水平調整。
(普段あまりしませんが、目に留まって時間あったので(^^;これ幸運だったようです)

はじめに、iOS用極軸合わせアプリ『PS Align Pro』で極軸を合わせます。
そして、Seestar本体で「モード切り替え」に入り、赤道儀モードに切り替えると

Seestarの配置と現在の状況が表示されます。
次の画像で①をタップすると東南の天頂付近から始まり、
東の低空方面に2回程動いて、極軸のズレが表示されました。
最初からOKが出ました。今回はテストなのでこれで。
この辺りの詳細は、販売店さんのブログでご確認下さい。
私が購入したところではありませんが(^^;

そしてテスト観望スタート
1.おおいぬ座M41

自動導入、10秒露出5分のライブスタック、AIディノイズあり
星の色が良く出ていて、星もハッキリ写っているような(^_^)

2、オリオン大星雲M42
10秒露出、ランニングマン星雲が入るように角度調整、Seestarの予測時間の15分のライブスタック


プレビュー画面スクショ、トラペジウム分離してます(^_^) (残念ながらブログにアップするとハッキリ分からなくなりました)

3、NGC2359雷神の兜、30秒露出テスト、UVIRCut5分+LP60分
途中で人工衛星通過

このコマを除いて翌日スタック
AIディノイズのみ、撮ってだし
トリミングして、写真アプリで調整したものがサムネ。
2025.04.01追加)SiriLと写真アプリで画像処理

ディノイズがきちんとできないのがちょっと残念

4、おとめ座M58渦巻銀河30秒露出60分
特に問題なし、詳細は本ブログで後日。

最後にフレーミング拡大のテスト
5、おとめ座マルカリアン・チェーン
フレーミング×l.7-50°
午後11時頃開始
変なものが
2本線は飛行機かな

飛行機でした(^^;
スタックエラーも多数で、暫くして心折れて終了(^^;
翌日、上のコマを除いて、本体でスタック

トリミングして、AIディノイズ
綺麗なんですが、スタックの歩留まり悪かったですね。最後の方はほぼ進みません。
経緯台モードのアンテナ銀河。ほぼエラーなしだったんですが。
今後の改善に期待です。ZWOさん、健康損なわない程度に頑張って下さい。ゆっくり待ってます。

(まとめ)
1、よしべ~の個人的な感想ですが、経緯台モードより星像が綺麗。
2、全体的に大きな問題無く観望できた。特に、30秒露出モードでの観望が普通に行えたのは凄いと感じた。星が流れた様子もない。
3、Seestarアプリの極軸アライメントなしでも観望は可能。
4、Seestarの最大の長所はお手軽さで、ちょっと試したら経緯台モードに戻す予定だったが、SeestarS50の赤道儀モード癖になりそう(^_^)
5、フレーミングによる拡大はまだまだかも。

(その他)
1、X友さんのツィートで、水平や極軸アライメントが甘いと星が流れるとのこと。
2、実は上の観望途中で、極軸アライメントを3回程やり直してみたが、ベランダが揺れることもあり、大同小異の結果であった。Seestar自身の重みで、観望向きが変わると変化する?ASIAIRより1桁甘い?
3、赤道儀モードの運用には、何らかの雲台が必要になります。Xを見ると、微動雲台、自由雲台、アングルプレートなどで皆さん色々チャレンジされています。ZWOから専用の雲台発売の噂もあるので、待てる方は待ったほうが無難かも(^^;