こんなものが付いていたと
お嫁さんが柿の小枝を持ってきました。

大きさは、横幅1センチ、縦幅1,5センチ。
もっと大きければ うずらの卵みたいです。
叩くとコンコンと音がするくらいの硬さで、
白地に茶色の線が入っています。
枝に面した裏面は、ベターッと茶色一色でした。
この線、ご覧ください。
ただの直線ではありませんね。
まるで、筆文字のようです。
卵の中央あたりで筆を止めています。
その筆の流れは微妙な角度で止めたり、力強く払ったり
一体どんな芸術家が描いたのでしょうか?
硬い卵の中身が気になってきました。
春までこのままにしてあげないの?
お嫁さんの声が聞こえなかったことにして
ハサミでカリカリ削ってしまいました。
ごめん。
卵の中身を守るより、
中身が見たい興味の方が勝ってしまいました。
中身が見えてきました。
ん?
何?
このぎっちり詰まったものは・・・?

そっとほじくり返して出してみました。
何だかかすかに動い・・て・・ますぅぅ・・・・・。

ここで大検索。
イラガの繭と判明。
卵ではなく繭。へ~ぇ。
マルピギー氏管から分泌される分泌液によって作られ、
石灰質で硬い。繭の中は前蛹と呼ばれる状態
(上から2番目、3番目の写真)で、このままの状態で越冬します。
うわっ、繭から出してしまった。どうしよう・・・。
やはり出すべきではなかったのかしら・・・
来年5月頃、羽化して成虫で出てきます。
いやいや、これでは成虫になれないですね。ごめんね・・・・どうしよう。
すでに遅し。
・・・・・・だが待てよ。
イラガって、あの・・・・アマノジャクよねぇ。

色はきれいだけど、大発生して
近くを通る人間たちに容赦なく毒毛を飛ばし、
痛みと痒みで苦しめる、あの困り者に
ずいぶんと悩まされたことがありましたっけ。
あのまま繭を来春までそっとしておいたら、
成虫になり、その成虫が卵をたくさん産んで大発生!!
私が繭を壊したことは、それを未然に防いだことになる!
これでよかったのだ。
あれれ? 話が大分逸れてしまったようです。
私は、木の枝の卵(繭でしたね)に感動したのでした。
その表面に描かれた筆文字(?)に。
一体、どのようにしてあんな筆文字が描かれていくのでしょう?
ああなる過程をじっくりと見ていたいものです。
あの繭に限っては、いい仕事してますね。。。
初めて見た生物です{げっ}Yoshiさんのお庭には自然がいっぱい{スマイル}不思議なものがいっぱい訪れますねこの夏我が家の網戸に訪れた臭いカメムシ退治どころじゃありませんね{わお}
ねぇ、いい仕事してるでしょ?
感心してしまいます。。。
このイラガという虫は、この辺ではアマノジャクと
呼ばれていますが、全国でいろいろな呼び名があるようです。
どこかの地方では、電気虫ですって。
刺されると、電気が走ったように痛みが走るかららしいです。
我が家でも、数年前にもみじの木に大発生して困った経験があります。
ホントに困った虫です。
これ見よがしに捕った獲物を枝に
刺してぶら下げてあってアレ
覚えてる{考えるひよこ}何年何月のブログの写真だったっけ{はてな}
忘れしまったらいいですけど
も一度みたくって
お騒がせしてます{メール}
モズのはやにえ
でした{ひらめき}
エッ 探せましたか?
今、過去をさかのぼって記事を見直してみたら、
2010年7月3日の「ついに発見!」で
紹介してましたね。
そう、憧れの「モズの早煮餌」に出会えて興奮したのでした。
あれ以来 見てませんね~
足の痛みも忘れて、童女に戻った眼をしてやってたのでしょうね。
それを観測するのも面白かったかも・・・・・
それにして、あの模様は凄いものです。あのような模様にしたら
目立って鳥などに突っつかれそうなものなのに。
もう見たいとなったら誰も止められません。
はい、完全に子供です。
>あのような模様にしたら
>目立って鳥などに突っつかれそうなものなのに。
あの模様は保護色ではありませんよね。
目立ちますもの。
鳥につつかれることもありそうな。
調べてみたくなりました。
確かに珍しい。面白い筆遣いに見えますね。
成虫っていうか、幼虫もすごい色。見たことないわ。
どうして、アマノジャクなのかしら?
調べてみようっと。ありがとう!!
これなんだ!
触らないのに・・・ 近くを通っただけなのに・・・
かぶれて! という話しは聞いていましたが。
うん、
実は私も実家の松の松くい虫を集めて・・・
ごめん! って言いながら火あぶりの刑に
してしまったことがあります。。。。。
アマノジャクのこと、先日いろいろ調べましたよ。
もう面白くて 面白くて 大変。
そのうち、このブログでご紹介できたらと思います。
って、約束しておいて続きを書かなかったこと
今まで何回かあるのよね・・・・・。
去年の猫ちゃんのことはぜひ書きたいのだけれど・・{ねこ}